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レヴォーグ(LEVORG)

2015年01月09日 | 自動車・automobile



レヴォーグ(LEVORG)は富士重工業がスバルブランドで製造・販売するステーションワゴンである

基本設計は4代目インプレッサをベースとしており 更にスポーツセダンのVA系WRXと同時開発・共通設計化することで経営資源の効率使用が図られている
ボディサイズは日本の道路事情と取り回し性を熟慮し、5代目レガシィツーリングワゴンより
全長を100mm短縮し 全高を70mm低くすると同時にホイールベースを100mm短縮した



公式発表の少し後に5代目レガシィの受注を2014年6月30日で終了し 同年中に次期モデルの発売がアナウンスされたが
レガシィはセダンモデルのB4とクロスオーバーモデルのアウトバックの2タイプのみの設定となるため
5代目で生産終了となるレガシィツーリングワゴンを引き継ぐ後継車種の位置づけとなる

エンジンは全車直噴ターボ(DIT)仕様となっており、1.6L車と2.0L車を設定
1.6L車は「インテリジェント"DIT"」と呼ばれる新開発の小排気量直噴ターボエンジンであるFB16型を採用
小排気量でありながら最高出力125kW(175PS)、最大トルク250N・m(25.5kgf・m)を持つ
高い動力性能と低燃費を両立するとともに、レギュラーガソリン仕様とすることで経済性も配慮されている
 

 

2.0L車は「ハイパフォーマンス "DIT"」と呼ばれるFA20型(5代目・後期型レガシィ「2.0GT DIT」と同じ高出力・高トルク仕様)を採用
最高出力221kW(300PS)、最大トルク400N・m(40.8kgf・m)の圧倒的なパワーを持ちながら緻密な噴射制御技術や充電制御を採用することで環境面にも配慮した

スバル独創の運転支援システムEyeSightは操舵支援機能の「アクティブレーンキープ」AT誤後進抑制 ブレーキランプ認識制御などの新機能を加え
衝突被害軽減ブレーキが作動する相対速度を50km/hまで、プリクラッシュブレーキアシストが作動する相対速度を70km/hまでそれぞれ引き上げ
ステレオカメラの視野角・視野距離を拡大してカラー画像化したことで既存機能の性能も高めた改良型の「EyeSight(ver.3)」を「1.6GT」を除く全グレードに標準装備

  

スバルの新星レヴォーグ販売好調なようですね 街中や住宅街の車庫でもよく見かけます
5代目レガシィが肥大化しすぎた事にユーザーが反発したのを汲み取ったのでしょうね これなら日本の道路事情に合ってるよって視覚的にもよく分かります

実は最終型レガシィ乗った事ありまして 確かにボディはデカい!でも見切りとか取り回しはよく余程自宅車庫前の道路が狭くない限り大丈夫だとは思いました 

ただ乗車する前繁々と見渡してみるとやはりボッテリしてるのです スタイリッシュさでは3代目辺りがサイコーとの評価高かっただけに
車のデザインはホントに難しいんだなぁと実感した次第 あとアウトバックから3.6L水平対向6気筒モデルが消滅したのも惜しいところ…
それなりに燃料費など維持にお金かかりますがなんとか残してほしかったですね 実は3代目の3.0R6気筒にも
モニター試乗したことありましてその底知れぬウルトラスムーズなパワーに驚嘆したから☆彡 

 

さて今回用意して頂いたのは1.6GT-S EyeSight レギュラーガソリンに対応した直噴ターボを積み 足回りは名門ビルシュタイン製
当然スバルの伝統に習ってシンメトリカルAWDです 僕は車好きな知人と話す際ここ25年くらいでマツダとスバルが経営体質も商品のクオリティも向上したよねって言います 

まあそうは言ってもスバルはスタイリングのいい意味でのダサさが「らしい」と思いますよ だってレヴォーグも形はいいけどフロントマスクに迫力(個性)がもう少し乏しいし
標準のアルミホイールに関しては 何でこんなフードプロセッサーの刃みたいなデザインにするんだよ!って突っ込みたいのでね
ともかくもこのメーカーは走り以外のどこかに詰めの甘さありますから 自分好みにアフターパーツつければいいだけの事だし許そうか(^^ 

 

運転席に乗り込みエンジン始動 インテリアの作りこみはなかなかのもの ご自慢の運転支援システム「EyeSight(ver.3)」が標準装備なのも嬉しい所だよね 
早速営業マンさんに操作・設定をお聞きして営業所内で自動ブレーキを初体験 いや~テレビCMは嘘・大袈裟でないよ 
レーンアシストとかクルーズコントロールも相まってもう自動運転じゃんって錯覚しますから ここはトヨタ 日産に大きく差をつけてます
 

ボディ剛性の高さ+単に引き締めただけでない足回りのしなやかさ+必要十二分なエンジン パワーやトルクの出方が秀逸
2.5L自然吸気に近いナチュラルさは実に爽快で安心して走ってゆける仕上がりだと思います
特に今までビルシュタインって硬いだけじゃないの?って偏見持ってましたから

これは予想外に素晴らしかったしガソリン給油の必要出てくるまで ノンストップで走りたかったもん

シートの厚み 操作スイッチの配置も適正なので無駄なストレスは感じないでしょう ラゲッジも思いのほか広く使い勝手はよさそうです
ただ全高はやや低めにとってますし 幅もドーンと広いわけではない 乗車定員は5名になってますが それだと真ん中の方は拷問に近いです(^^;
身長175cmくらいまでで4人乗りなら長距離移動も苦痛ではないはずなので⇒ただレガシィみたく余裕シャクシャクではないよ・ご用心

総合評価:誰にでも運転しやすいし いい車です ただ上述したようにフロントマスクがやや地味なので 高価なアフターパーツ付けることになるでしょう
他社の同じクラスと比べても標準価格はややお高めだからそこは痛いところだね
まあ定評あるエンジンで駆動系は伝統のシンメトリカルAWDだからそこは妥当なのかな?でもあと25万は安くしていただけたら5点満点で4.7点です
ちなみに2.0Lはパワー凄すぎて必要ないよ=運転免許何枚持っていても速度違反で点数無くなるから 

 

 



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