「きっかけ(CUE)」

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S660

2015年04月27日 | 自動車・automobile



S660(エスロクロクマル)は、本田技研工業が開発し販売する軽自動車規格の
2人乗りタルガトップタイプのオープンカー 製造を関連会社の八千代工業四日市製作所が担当

1996年1月に販売を終了したビート以来19年3か月ぶりとなる軽自動車規格のオープンカーになる

2013年11月の東京モーターショー2013に参考出品されていた「HONDA S660 CONCEPT」をベースに市販化したモデル
FRレイアウトのS2000同様に“S”を名乗るもののMRレイアウトのため従来の系譜とは大きく異なる

企画そのものは社内で「新商品企画提案」が開催されたことに端を発し
応募総数約800件の中から第1位に選ばれた椋本陵の案が原案となっているが
1988年生まれの椋本は上述のビートに対するリメイクが一切ない状態で企画を提案



生産に際しては八千代工業で行われるが 従来FF車(ライフやゼストなど)を生産していたラインを改修して活用することで
コストの増大を極力抑えると同時に専用の検査ラインを含め 人の手と機械を融合させた専用行程を取り入れた
少量生産技術での生産を採り入れることで工員のスキルとモチベーションを引き上げるようにした
こうした一連の工程ゆえに月あたりの生産台数が限られている 

エンジンにはN-BOXシリーズをはじめとするNシリーズに搭載されているS07A型ターボエンジンをベースに
新設計のターボチャージャーを採用した改良型を搭載するが 痛快なハンドリングを実現すべく
横置きミッドシップレイアウトとすることで最適な重量バランスとしている

トランスミッションにはMTとCVTの2種類を設定しておりMTはエンジンパワーを
最大限に活用するためワイドレンジ・クロスレシオに設定した軽自動車初の6速MTを採用

 

CVTはスポーツモードへの切替もできる7速パドルシフト付とした 併せてCVT車にはアイドリングストップシステムも搭載しており
全車で「平成17年基準排出ガス75%低減レベル(☆☆☆☆)」認定を取得 
CVT車は「平成27年度燃費基準+10%」MT車は「平成27年度燃費基準」をそれぞれ達成している

シャシは完全新設計でボディは高い剛性を確保しつつ各部の形状を徹底的にシンプルに仕立てた「一線入魂ボディ」を採用 
またサスペンションも操安性を向上させる目的でビート以来の4輪ストラットを採用すると
同時にスムースな車両挙動を実現すべく「アジャイルハンドリングアシスト」が軽自動車で初めて採用

 

全車にVSA(ABS・TCS・横滑り抑制)や両席I-SRSエアバッグ/サイドエアバッグの採用のみならず
LEDヘッドライト(ロービーム)をも標準で採用する 同時に全車にメーカーオプションでシティブレーキアクティブシステムが選べる
なおシティブレーキアクティブシステムは近赤外線センサーを採用し30km/h以下で必要に応じてブレーキを自動操作する仕組みとなっている 

前降りかなり長く解説がややマニアックです でもスポーツカー=特にホンダファンは待っていたはず
だってNSXもS2000も車の歴史の中で語られてるからね ビートも同じくかぁ?
でも近所でこの3台た~まに見かけますよ 愛着あるのか手入れがよくピカピカだけど☆彡

 

名車と言えども経年劣化を補完するアフターパーツや部品は少なくなってるはず
ビートの幌⇒リアはガラスでなくビニール張りで視界悪化しがちでしもん

フォーミュラーな分野へ復活して 「そろそろホンダらしさ=若々しさ・攻めの姿勢見せてくれよ~」
「CR-Zや既存車種の無限チューンでは満足できない」って感じていた方 
かなりな数いたはずだ!その熱い期待に応えるべく先月30日(月曜)公式発表 今月2日(木曜)発売です


 

ただ公式発表当日に多くのユーザーからの注文が入った関係納期までに
3か月以上(同年7月以降の工場出荷予定)を要するんだって やはり期待値相当高かったんだ。。。

ともかくも乗らなければ何も始まりません ネット上から試乗申込み⇒販売店へGO!
用意頂いたのはイメージカラーのプレミアムスターホワイト・パールでなく
軽のナンバープレートと同化したようなカーニバルイエロー
派手でしょってお思いな方いるし好みもありましょうがこの色がベストな選択だよ(僕の好みではね)

予め設定された試乗コースは予想通りで ほんの2.5kmだったかな?でもそんな中でもなんとか素性は分ったよん
見た目通りバスタブに浸かるかの如く低い着座位置 サイドシルもやや高いので体格良い方はよっこいしょって口に出ると思う

大衆車から高級車まですっかり主流になった赤色のエンジンスタートボタンをオンで始動
室内はシンプルそのもの潔いですねここら辺りに 変に革多用し豪華にするとライトウエイトで
維持費安い軽の意味がなくなる+価格が恐ろしく高くなるのでこれでいいのだ!

カーナビの選択肢がかなり少ないですが それは軽のミッドシップオープンで寸法は限られてきます
仕方ないってか660を心底好きな方なら気にはならないでしょうね

オーディオは別途でソフトドームツィーター付いてきます これオープン時には
盛大に排気音入ってくるのであんまり意味がないって思いました 排気=エンジン音がサイコーな車中のBGMでしょ?
クローズ時もコペンのように電動メタルトップでなく 幌だしね

 

まあ静粛性がどうこうでないジャンルな車だからこれでいいのかぁ!?髪の長い女性は風の巻き込み大きいから気を付けてね
タイヤは前165/55R15 75V 後195/45R16 80wな異形サイズ サスも固めだから決して快適ではありません
室内空間も相当タイトだし でも見た目=エクステリアからして
かなり挑発してくるオーラあるスポーツカーですから 試乗して気に入らなかったら辞めればいい

個人的には初代コペンが電動ルーフだし 排気音も加速もマイルドな4気筒ターボなので
快適求めるならこちらの2012年式の極上な中古求めたほうが無難
実走行に移ります⇒古き良きホンダな時代のようにエンジンを高回転までぶん回さないと神髄は味わえませんね 
もっとも街乗りでなく それ相応な場面では車体が飛ばせとかアクセル踏み込めってメッセージ発してきますから素直に従いましょう

 

なかなかこの熱い体感を言葉では伝えにくいのですが バッサリ言えば
ホンダの本気
「ナンバー付けた尖ったゴーカート」 ここに行き着きますかね?

センター出しなマフラーが見た目にやや貧相で もう少し排気音(サウンド)重低域重視してくれれば嬉しいです 
そこは個人の好みで選択したアフターパーツで補えるでしょうから
屋根付きパーキング構えてる方ならステップワゴンをファミリー=ファーストカーに据え
こいつは大人の玩具ってか上質な趣味にする 燃費などチマチマした事考えず風切って爽快に走ろうぜ!

ただ タルガトップと言えども ドアの開閉音は貧相=ズバリ軽トラレベルですね 補足 自動車評論家な方沢山いますし
そうした方はメーカーに迎したかのようにおべんちゃら多いなぁ
勿論それで飯喰ってるんだから当たり前だ でもここは個人のblog 多少なネガティブなコメントは個人の表現の自由
あくまでこうした所感もあるんだよってご理解頂き 一切ケチやクレーム付けないでください
何故ならblogはホントに無償で綴ってます故にね ドア開閉音+排気音+オープン時の風切音の詰めがまだ甘いからさっ


 



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