「きっかけ(CUE)」

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Z32

2014年11月23日 | 自動車・automobile



スタイル パフォーマンスを始めとして完璧なスーパースポーツカーを目指した4代目が登場
キャッチコピーは『スポーツカーに乗ろうと思う』 バブル景気の絶頂期と崩壊
その後の日産の経営悪化のため10年以上という長期に渡り生産されたモデルである



エクステリアデザインは当時日産自動車デザイン部に所属していた前澤義雄・園勲夫・山下敏男等数名の手によるものである
イメージは獲物を狙う動物であり静止した状態でも躍動感のあるフォルムを追求 そして当時のデザインのトレンドを考慮し
従来からの特徴であるロングノーズ・ショートデッキを改め 新たにワイド&ローというスポーツカーの基本的イメージを決定し
日本本来の良さを持ったアイデンティティーや いつまでも沈まないカリフォルニアの太陽に映えるボディデザインを検討したという



また前澤によればマイナーチェンジの際に前後オーバーフェンダーにし ホイールを17インチ化する計画があったものの実現しなかったと語っている

ワイド&ローの迫力のあるボディの設計にはCADが多用され これによりV型6気筒DOHCの全高が高い設計のエンジンを
初代のような盛り上がりなしで低いボンネットに収めたがその結果エンジンルームが狭く整備性が大変悪いという欠点を作ってしまった
(特にタービン交換はエンジンを降ろさなければならない)この反省もあってか次代以降についてはボンネットが高くデザインされ
従来のデザインアイディンティティを一部放棄した

ヘッドライトは3代目のパラレルライジングタイプから再び固定式ヘッドライトに戻された ヘッドライトレンズの形状は当時の技術では
反射角度の問題などで実現が困難であったが リフレクターの設計やプロジェクターランプの採用でこの問題を解決している 

今(現在)心ときめくようなスポーツカーはほぼ瀕死状態です 別にバブルを回顧するわけでないけどここまでミニバンやハイブリッドに浸食された日本車市場はつまらないです
Z32が出た頃は ユーノスコスモ・ソアラ・レパードとスポーツ・スペシャリティの宝庫だったんです 現時点で経年劣化も進んでますからコンディション維持するのはなかなかでしょうけどね



時が経ち環境問題が大きく叫ばれ確かに国産車の車内の質感上がりました
でも合理主義でつまらないんだよなー ステアリング握った時のワクワク感は少ないでしょう 個人的にはこのZ32が大好き☆彡
コスモはロータリーでメンテ面倒くさそうだし 単に高速の直線番長なのでしょう?
僕ならノンターボのZ(AT仕様)に最新のナビや快適装備付けてゆったりクルーズしたいものです 最後にオーナーさんの愛着に敬服です

 



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