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ハスラー(HUSTLER)

2014年02月21日 | 自動車・automobile



ハスラー(HUSTLER)はスズキが生産・販売するトールワゴン型SUVタイプの軽乗用車

本車種は広い室内空間と日常での使いやすさに加えアウトドアやスポーツといったレジャーを好む方
わだちや雪道といった起伏のある路面を走行する機会が多いユーザーに向けた
「アクティブなライフスタイルに似合う軽クロスオーバー」をコンセプトに開発された新ジャンルの軽自動車で
同じメーカーの軽自動車であるジムニーと差別化を図っている

 5代目ワゴンRと共通のプラットフォームを用いAピラーを立ててルーフの長さと幅をとることでゆとりのある頭上空間があり
体感的にも視覚的にも軽ワゴン車と同等の室内空間を持たせる一方
タイヤは軽乗用車としては大きめの15インチタイヤを用い サスペンションストロークの変更を行うことで
最低地上高は180mm(2WD車、4WD車は175mm)を確保 さらにアプローチアングルを28°デパーチャーアングルを46°とすることで
起伏のある路面でのパンパー接地を低減 フロントスタビライザーを全車に採用し
ショックアブソーバーの減衰力をチューニングしたことで安定感のあるハンドリングとクロスオーバー車らしい重厚な乗り心地を確保
なお大径タイヤを採用しているのもかかわらず 最小回転半径は4.6mとしており小回り性にも優れる

 

エンジンにはR06A型と同型のインタークーラーターボが用意
「スズキグリーンテクノロジー」を採用しており 新軽量衝撃吸収ボディー「TECT」を全車に
空調ユニットに冷房運転時に凍る蓄冷材を搭載することでアイドリングストップが作動して
送風運転に切り替わっても冷たい風を送り続けることができる「エコクール」を「A」を除く全車に採用



さらに「A」を除くCVT車にはアクセルOFFの段階でガソリンの供給をカットし
ブレーキを踏んで13km/h以下になるとエンジンを自動停止するアイドリングストップシステムと
減速時に高効率・高出力型のオルタネーターで発電し 2種類のバッテリー(鉛・リチウムイオン)に充電
走行中は2種類のバッテリーに蓄えられた電力を電装品に供給することでガソリン消費による常時発電を無くし
燃料消費の最小限化とエンジン負荷の低減に貢献する「エネチャージ」も搭載

 

「G」の5MT車には走行中にブレーキを踏んで停車し シフト位置をニュートラルに戻してクラッチを離すことで
エンジンを自動停止する停車時アイドリングストップシステムを備えており 再度クラッチを踏み込むことでエンジンを再始動する
エンジン再始動時の動作はエンジンリスタート機能によるもので エンスト時にも同様の動作を行うことでエンジン再始動ができる
これらによってすぐれた低燃費を実現し CVT車はターボ車やアイドリングストップシステム・「エネチャージ」非装備の「A」を含め
全グレード「平成27年度燃費基準+20%」を 5MT車はアイドリングストップシステムの有無を問わず「平成27年度燃費基準+10%」をそれぞれ達成

 

歳がバレるかもですが僕が初めてマイカー持ったのは23年前 軽自動車が660ccに移行しボディサイズも拡大
走りにも居住性にも若干のゆとりはできたわけです まだエアバックは一部の高級車(ベンツ・ホンダレジェンドetc)にしか搭載がありませんでしたよ
キーレスエントリーなんてものもなく 上位グレードにマニュアルエアコンが付いていたのかな?
ただし冷房の効きはよくなかった…あと街乗りなら充分な動力性能でしたが高速では非力
当時事情があって40kmほど高速に乗り一般道に下りて130km→計週2回ほど3時間の道のり移動してましたが
エンジン音のやかましさ+直進安定性の乏しさにホトホト疲れたね(^^;

 

パッケージングのほうもトールワゴンタイプではなく リアシートもやや狭い+ラゲッジもほとんど物入らなかった
でも数年後ワゴンRが登場し軽自動車市場の旗色が変わります タワーパーキングに入らないくらい車高とったことで
室内が開放的になり使える道具となったってわけ→同時にベースがシンプルだからカスタマイズの格好の素材ともなるのです

さらにさらにテクノロジーは進化し低燃費+パッケージングの向上+装備の充実 現在ならリッターカー顔負けの装備
価格もほぼ同じになりました もう行き着くところまで行ったかな?って思った矢先「ハスラー」登場
ワゴンRベースにジムニーのクロカンテイストもほのかに加え 鮮やかなカラー(2トーン)も選べるのは
見てても楽しいですね しかし大事なのは走りに居住性 乗ってまいりましたよ

 

用意して頂いたのは最上級グレードXターボ 色はパッションオレンジ ホワイト2トーンルーフ テレビCMにも登場したイメージカラーでしょうか
運転席に座りステアリングを握ります 操作性が良好な空調類始めスッキリとかつ鮮やかなインパネ周り 心がときめきますね(^^
昨年にはホンダN-ONE 三菱e-kカスタムにも試乗してますが 判で押したようなブラック内装…ターボでスポーツモデルだから黒って概念は捨ててほしいから

あと三菱(日産デイズ)はスマホのような軽いタッチ(エアコン)がどうにもいけません 「若い奴に変に媚びてどーする」 ここはキッチリした操作感で作ってほしかったですよ
ハスラーは走り出しての所感アイポイントが高く 見切りは良好 エンジンもワゴンRで定評のあるもの搭載してるだけに不満はありません
パワーやトルクの出方も気持ちよく ホンダと三菱に差をつけてると感じました 足回りも見た目の腰高感から思っていたより接地感があり安心レベル
残念ながら当日はやや冷え込み→暖気運転も充分でなかったため 停車中のアイドルストップは働きませんでしたが 静粛性はかなりな高水準でした 

やはり軽で実績のあるスズキ 間違いのない買物になることでしょう ただもう少し大空間がほしいなら同社スペーシアかホンダのNBOX選択すればいいかな?
ただ簡易なキャンプや車中泊出来るキットや マリンスポーツ・ウインタースポーツキットも充実してます そんなに高価でないので必要な方はお買い求めください 

これはスズキ以外にも言えることですが 車両価格ずいぶん高くなりましたよね それなりに豪華装備満載ですが
そこは軽自動車 普通車とほぼ拮抗しては存在価値がありません 頑張ってあと¥15万は下がらないかなぁ
そんなことも加味した総合評価でこのハスラー買いはズバリ上から2つ目のグレードGターボです
変にアルミ付けるより鉄チンなホワイトのほうが好ましいからね
5点満点で ハスラー★★★★☆(4.7点) ホンダN-ONE★★★★☆(4.5点) 三菱e-kカスタム★★★☆☆(3.8点です)
 
ただし2トーンカラーは好評につき多数のバックオーダー抱え現段階で納車は9月 生産ラインの見直し図り増産に向ってますが
それでも消費税+軽自動車税アップしてからの納車は覚悟くださいね

 



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