フィガロ (Figaro) は日産自動車が1991年から販売していた乗用車
Be-1(1987年)パオ(1989年)に続き
初代マーチ(K10型)をベースとした同社のパイクカー・シリーズの第3弾
レトロの手法を用いてデザインされた2ドアの小型オープンカーであり
手動で開閉するトップや本革シートを備えていた
型式はFK10型で乗車定員は4名
初代マーチ(K10型)をベースとしたパイクカーシリーズのなかでは唯一ターボエンジンを搭載
コンセプトは、「日常の中の非日常」
1991年2月14日限定20,000台で発売され
同年8月末までに3回に分けて抽選するという販売方式がとられた。
新車販売は日本国内でのみ行われたが
諸外国特にイギリスでは広い人気を得てセレブリティーのオーナーも現れた
日本と同じ右ハンドルということもあり多くの中古車が輸入され
ロンドンにはフィガロ専門の中古車店もあったという