風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

熊本へ(1)

2019年11月24日 | 清水ともゑ帳
10月下旬、届いた知らせはとてもうれしかった。
熊本市で開催されている国際俳句大会の俳画部門で、私が応募した作品が入賞し、表彰式は11月16日とのこと。
 
俳画を習い始めて4年目だった4年前の7月、父が購読している新聞を実家でふと手にして、熊本市のこのコンクールのことを知った。
いつかこのコンクールに作品を出せたらいいな、が、出してみたい、と気持ちが変わったのは、昨年4月から受講していた俳画の通信教育が修了した今年8月。
 
カルチャーセンターで受講した期間も含めて、俳画を習い始めて8年ほど経っているとはいえ、絵心はなく下手の横好き。
箸にも棒にも掛からないだろうと思いつつ、チャレンジだけはしたかった。
 
賞状をいただけるなんて夢のよう。
これはなんとしても熊本まで行きたい。
夫も喜んでくれ、快く送り出してくれた。

まったく見知らぬ土地へ一人で行くのは不安があったけど、静岡から新幹線で約5時間。
着いてみると九州 熊本は意外に近かった。
その気になれば日帰りもできる。
 
熊本駅から市電に乗り、表彰式が行われる熊本城近くの熊本市民会館シアーズホーム夢ホールへ。
市電の床が板張りで、懐かしい雰囲気の車内だった。
 
(熊本市民会館シアーズホーム夢ホール)
 
表彰式のあとは、熊本城へ向かった。
加藤清正の像。
大河ドラマの「真田丸」を思い出しつつ眺める。
 
 
熊本に着いたとたん、あちこちでくまモンを見かけるけれど、熊本城のこのくまモンもとってもいい!
 
 
 
堀の水面に映る姿もいいな。
 
 
復興が進む熊本城。
 
 
 
夕方、日が落ちて、大きなクリスマスツリーが輝き出す。
 
 
還暦にして人生初の一人旅。
一人での夕食に緊張しつつも、喉がカラカラで生ビールが欲しくなる。
 
 
ビールを一口飲んだら、気持ちが落ち着き、ここからは井之頭五郎さんのように「孤独のグルメ」を楽しもう。
熊本に来たら、ぜったいタイピーエン(太平燕)を食べたいと思っていた。
 
 
タイピーエン、めちゃおいしかった!
ほろよい気分で熊本駅構内の土産物店を巡り、駅近くのホテルへ。
朝6時半過ぎに静岡を出て、昼前に熊本に着き、あっという間に一日が終わってしまった。
                 (つづく)
 

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