白衣の少女Aは 小生の根城で 書類の整理に勤しんでおる。
そんなところに 予備校業者B氏がやってくる。
何を勘違いしたかB氏は…
少女Aに丁寧に頭を下げてから 小生と 話を始める。
「先生… 秘書を雇われたんですか? 可愛い方ですね…」
「はぁ? (笑)」
「ずいぶんと お若い方ですが 大学卒業したての方ですか?」
「へぇ?(笑)」
まぁ…勝手に誤解してるんだから ほっとけ!
小生は適当に ニヤニヤしながら 相槌を打っていた。
少女Aは まんざらでもない顔で ニコニコ 微笑んでおる。
いつの間にやら そんな社交的笑顔を覚えたのやら…
B氏が帰ったあとに 少女Aは 大笑い。
「先生! 秘書に見られちゃった! ラッキー!」
「先生! 私… ジョシダイセイ…ぽい? うふっ!」
やれやれ… こりゃ~ 当分… 白衣を手放さなくなるな。
げに恐ろしきは 女性なり。(感動もの)