昨日は新入生が初めて先輩と出会う日
「対面式」があったのである。
「部活動紹介」や「オリエンテーション」なんかもあったのである。
だから 授業はないのである。
一日中 お祭り騒ぎで 終わるはずなのである。
したがって ガッコのセンセにとっては
比較的…暇な1日であるはずである。
ところが 全然 暇じゃなかった。
細かい雑魚仕事を午前中に片付けているうちに…
生徒会の連中が オジサンを呼びに来た。
「先生…オリエンテーションの時間で~す。」
「あれ? 俺… 出番あったのか?」
「進路の話するって…予定表に書いてありますよ。」
あらま。すっかり忘れていた。
まっ…たかが 持ち時間は10分だ。 ブッツケ本番でいきましょ。
入りたてのヒヨコたちに 大学入試の話をしても しかたがあるまい。
さらっと いきましょうや。 さらっと。
そんなわけで 中身があるようでないような(笑)…
楽しいお話を ニコニコしながら しゃべったのでありました。
最後に…こんなことを言いました。
「なっ! このオジサン… 面白いオジサンだろ?
困ったら なんでも ききなさいね~
なんでも 教えてあげちゃうよん!」
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放課後 根城のドアをノックする1年生が 数名有り。
ん? なんだ? もう進路相談かね。気の早い奴だな。
「第二体育館ってどこですか?」
「ハンドボール部の活動場所を教えてください。」
「校章はどこで売っているんですか?」
「バスの定期を買いたいのですが…」
「水泳部は 冬はどこで活動しているのですか?」
「○△先生はどこにいらっしゃいますか?」
「私の靴がなくなっちゃたんですけど…」
ははは。参ったね~
こうして 我が根城は「新入生 よろず相談所」と化したのでした。
掃除に来ていた3年生が目を丸くしていました。
「勇気あるよな。今年の1年生って…
よりによって 先生のところに…
パン販売の場所まで きいてくるんだから…」
「先生… 俺たちが質問するときと
ずいぶん 対応がちがうじゃんか!(笑)
俺たちが 質問すると…
【うるせぇ~ 自分で考えろ~】って言うくせに~(笑)」
ごもっともで。こりゃ~ 困ったぞ。(爆笑)