墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

かしら

2006-04-25 19:25:14 | 日常
 仕事帰りにスーパーおおたでビールを買う。
 このところ、「おおた」に俺の愛飲の サッポロ黒ラベル を見かけなかったのでどうしたのかしらと思っていたら、今日は売っていた。
 単に品切れだったようだ。
 しかし、先週の中盤から今週の火曜日まで、黒ラベルがないとは在庫管理と発注に問題がありはしないか。

 おおたで、黒ラベルとドラフト・ワンを買って表に出ると、スーパーの前で若いお母さんが女の子をママチャリの前かごにつんでいた。ご存知だろうけど、最近のママチャリは前かごにも幼児用の座席が設置されている。
 お母さんは20才そこそこ、女の子は幼稚園児ぐらいか。
 そのお母さんの足下に、もう一人女の子がいた。その子は、前かごにつまれた女の子と、顔も背丈も髪型もそっくり。服にいたってはまるで同じ、双子だろうか。

「ママ、あたしが前にのらなきゃいけないんだよね?」

「あなたが、どっかに行ってるから(前はもうふさがりました)」

「あたしがうしろなの?」

「そーよ。さー乗れるかしら?」

 かしら?
 このお母さんは、ずいぶんと若いのに、かしら?
 かしらなんて、かなり古い言葉だよね。最近の若い女子が、かしらなんて言っている実例はあんまり聞いた事がない。おばさんの言葉づかいだ。

 ところが、なんとなくいきなり合点がいく。
 かしらはお母さん語だったのだ。
 そうか、子供相手に話していると、かしらがでちゃうんだ。
 子供への遠回しな命令形がかしらなのだ。
 疑問形ではない、命令だ。

 一人で勝手に合点がいき、納得しているうちに、ママチャリの後部座席に搭載予定だった女の子は、またもやどこかに行ってしまい、お母さんはその子をつかまえに行ってしまった。
 その女の子や前かごの女の子も、いずれは「かしら」と言うようになるのであろうか? かしら?


裏を表に、後ろを前に!

2006-04-25 18:35:27 | 駄目
 俺は、安もんの T シャツを、襟首がビロンビロンになるまで着たおすので、よく裏表を間違えて着込んでしまう。襟首がビロンビロンなだけでも十分に恥ずかしいのに、さらに裏表逆なのだから、なかなか手の込んだ恥ずかしさだ。
 ただ言い訳するなら、何百回も洗濯された T シャツは繊維がこなれていて、裏表逆に着てみてもまったく違和感がない。暗いところで寝ぼけながらだと、ついあるがままに着てしまうのだ。

 むか~し、まだ会社員だった頃に、とある所に会社の先輩や同僚と泊まり込んだ事がある。
 いわゆる出張である。会社員と言っても建設作業員なので、旅館の大部屋に多人数での泊まり込みだ。修学旅行みたいなもんだ。共同生活である。
 そこで、裏表逆のうえに、前後ろ逆に T シャツを着て朝の食堂に行き、同僚や先輩に大笑いされた記憶がある。
 そりゃ、笑われるよな。
 寝ぼけているとはいえ、 T シャツのタグを首元にひけらかしながら食堂におもむくのだ、後ろ指さされてクスクスのレベルじゃない。正面切って指差されて大爆笑だ。

 ただ、あえて言い訳するなら、究極にビロンビロンのビロンになった 安物のT シャツには、もはや着心地では裏表どころか前後ろも存在しない。そんなもの、寝ぼけていたら、ただあるがままに着る以外に手はあるだろうか。いや、ないだろう。


火曜の朝

2006-04-25 06:00:00 | 携帯から
昨日は、降りそうで降らない天気だったが、今朝は雨が降っている。しかし、雨の勢いは夜が本番であったらしい。雨の降りは弱まりかけてはいるが、まだ雲は厚い。今日は、雨が止むんだか止まないんだかのハッキリしない天気になりそうだ。