墨汁日記

墨汁Aイッテキ!公式ブログ

構成はこーせー

2006-04-22 20:16:37 | 駄目
 例えば、昨日のメインの記事は「兼好御坊」というタイトルであった。

 ところで、昨日は風呂に入らなかった。
 今日も入らない。
 俺は入浴しながら、構成を考えるのだ。そんなワケで昨日は構成を考える時間がなかった。今日も入らないので、構成はなにも考えてない。

 で、いきあたりばったりで、「兼好御坊」という文章を書き始めた。

 主題は、タイトルからわかるとおりに『徒然草』だ。『徒然草』の作者である兼好がいつ出家したのかを本当は書きたかった。
 兼好の出家した正確な日時は不明だが、土地売買の証書から、この時期までには出家していたはず、ということがわかるという話を、本当は書きたかったのだ。
 だが、タイピングをはじめる前に、サッと電光の閃きで、文章の構成を思いついてしまった。

 その構成は、とっさの思いつきとはいえ、実にみごとな構成であった。

 愛という言葉から、現代と兼好の生きた時代の考え方の差異をさりげなく示唆し、出家とは当時の人々にとってはどういうものであったのかを解説しながら、兼好がいつ頃に出家し、それにはこういう証拠があるんだよと示しながら分かりやすく解説して、兼好が出家した理由の一つを証明しようという構成であった。

 構成だけは、死ぬ程にみごとである。

 ついつい、書ききる力もないのに、あまりのみごとさにその構成をなぞろうとして、昨夜は撃沈した。
 結果は、タイトルが『兼好御坊』で、内容は「愛」について、結論は「お魚」だ。
 我ながら、意味不明で DHC が足りないんじゃないのと突っ込みたくなる。


構成

2006-04-22 19:34:30 | 駄目
 皆さんは、文章を書く時に「構成」とか考えて書いているだろうか。

 俺は、もちろん考えない。
 というか、正確には考えても、書く時にはすっかり忘れている。

 文章を書いているんだから、なにか書きたい事があって書いているはずで、よし今日はアレを主題にして、コレとソレを盛り込んで、こういう順番で書いてやろうとかいう段取りが普通はあるはずなんだが、俺にはない。
 というか、書く前には、それなりになんとなくこんな事を書いてやろうと計画はしてるんだが、書き出すとタイピングに熱中してしまい全てを忘れ去り、心地よいタイピング、おもしろおかしい言葉のリズムにのみ執着してしまい、後で読み直すと、本当に書きたかった事を何一つ書いていないという事態になりがちであるというか、いつもそうだ。

 書く前に、書きたい事をメモにでもして、こーゆー順番でコレとアレを書くとか、まとめておけば良いのだろうが、俺はメモは嫌いだ。
 何故なら、せっかくメモっておいても、いざ本番となると、本番に集中してしまいメモの存在を失念してしまうからだ。これじゃあメモの意味がない。意味のない事は嫌い、だからメモも嫌い。
 あまりに書きたい本題を常に忘れ去り、いつも流れで書いてしまうので、危機対策として、とりあえず一番に書きたいことを冒頭にドンと書いておく事にした。こうしておけば、後はとりあえず細かい事はたとえ書き漏らしたとしても、とりあえず書きたい事だけは書いた事になる。
 おかげで、俺の文章は先走りというか、いきなりドンと結論で、後は先細り、えっなんでそんな終わり方という文章が多い。

 てなわけで、俺は「さわり」とかが苦手だ。
 冒頭でくすぐって、だんだんと本題で、最後に落ち。みたいな日本的な文章が書けない。理想とするのは、落語みたいな文章なんだが、どうも俺はいきなり結論で後はうやむやな文章が多い。冒頭に結論ってアメリカ~ンなかんじもするが、結論を修飾する緻密さが俺にはない。というか、書くそばから何を書きたかったのかをドンドンドシドシ忘れていくので緻密もくそもない。
 ところで、今、俺がこの文章をタイピングしながら考えるのは、「緻密」という言葉で、なにかダジャレは出来ないだろうかという事だ。
 何も思いつかない。
 思いつかないのでこの文章はコレで終わりだ。


土曜の朝

2006-04-22 06:00:23 | 携帯から
今朝はどういうワケだかやたらにのどがかわく。今朝は良く晴れた、空気も澄んで遠くまで良く見渡せる。

天気が良いせいか、電車の中、乗客の表情は明るい。中には休みで遊びに出かける人もいるのだろう。うらやましい。今日は本当に良い天気だ。