ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

仮入門

2011年09月01日 02時33分05秒 | 教育・指導法
明日の少林寺拳法に一名、体験入門(仮入門)にくる。

小学二年生の女の子。


学校ではなかなか手こずっているようで、あるところから長坂に依頼があった。

一度会ったが、かわいらしい、活発な子どもだ。


問題はない。


期待に沿うのが地域でのポジションやステータスを築くことになる。
そして、少林寺拳法のバリューを上げることにもなる。


少林寺拳法は弱者のために存在する。


誰かの力を必要としている子どもがいるならば、なんとか力になってみようと思う。


自分がなんとかしてやるなんて思ったことはない。


ただ、その子たちの居場所を提供しているだけ。


あとは、縁の問題。


うちは辞める拳士が少ないので、人数の増減はほとんどないが、入門者が多いということもない。


それでも、ここ最近は入門希望者が結構いる。
ありがたいことだ。


うちは、見学→一回体験→一ヶ月の体験入門(仮入門)というシステムを作ってある。


見学した子どもの入門確率は50%


一回体験までいくと75%に上がる。


一ヶ月体験したあとの入門率は95%。


見学→一回体験→一ヶ月体験と進めるので、入門希望者にも、道院側にも効果的。


入門してもらうのではない、入門許可をするかしないかを長坂が一ヶ月後に決める。


うちは結構断ることがある。


電話での対応や見学の態度が悪いのは全部断る。子どもがどれだけ態度が悪くても、どんなに手がかかりそうでも、それで断ることはない。断るのは全部保護者の対応や様子をみてだ。
なんとなく、合わないと思う人が私には分かる。


4月以降は、幼年部の入門が3人と高校生の入門(特別支援学校の生徒さん)と復帰の高校生が1人。


この月曜日にも、幼年部に3人の体験があった。
(この子たちが入門したら、幼年部は九人。10人を定員としている。うちで責任のある指導ができるのは幼児は10人までかな。)



ちなみに、4月以降、五人ぐらいはお断りしてある。(取る時期をまとめたいので、ちょっと待ってもらう場合もある)→待たせるともう来ないのが昨今の状況だ。
人数を増やすなら、待たせるのは禁物。そのタイミングでその人は入りたいのだから。
タイミングを逃すと他武道や他のスポーツにいくようだ。


全ては現場で起きている。現場を持っている指導者が一番全てを知っているし、体験している。


情報とアイデアはボトムアップの方が集まるだろう。

私の少林寺拳法発展案は幼年部だ。

最新の画像もっと見る