ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

使い分け方が混乱する

2011年10月06日 02時02分57秒 | 教育・指導法
たとえば、今日水曜日の1日。


仕事柄、多くの人たち、様々な年代の人たちと接することになります。


一つは、今日なら、自動販売機の業者や市役所との打ち合わせ。


小学校の校長や教頭との話(大きな問題から、ちょっとした連絡事項まで様々)

学校との話はたくさんありますが、ブログはおろか、口外できないことが大半です。


それだけ、学校、地域、行政と一体となって教育活動や少林寺拳法活動に取り組めているということかもしれません。


このような、実務的な仕事以外に「現場での直接指導」が毎日あります。


(例、水曜日)


学童保育・小学生32人。


幼児体育教室・6人。


わくわく体育教室・20人。

仕事はここまで。


そのあと、中学生女子5人の少林寺拳法指導。


これいがいに、子どもたちの保護者との報告、連絡、相談。


あたり前ですが、接する人によって、思考や言葉のレベルを変えます。


幼児としゃべるのと保護者と話すのでは口調から変わるでしょう。


これが混在することはありません。


しかし、幼児~中学生までを指導していると、自分の中では消化できていないときもたまにあります。


幼児や低学年への思考や言葉がけを中学生にも使えるなら失敗はしないのです。(それぐらいの接し方も大切です)


反対に、中学生を大人扱いしすぎて失敗します。
中学生なんだから、これぐらいのことはやってくれよ、出来るだろとなってしまいます。


中学生は要注意です。


幼児の指導は、指示一つでも失敗したり、指示する順番がかすかにずれるだけで、そこで指導は破綻します。


幼児や低学年の場合は破綻すればすぐにわかります。ぐちゃぐちゃになるからです。
(この状態を子どもたちのせいに考えている指導者もいるようです。)


破綻した瞬間がわかるから、指導の反省をするし、つぎには立て直すこともできます。


中学生特に少林寺拳法の中学生たちとは、あまりにも一緒に過ごす時間が長く(年数だけでも10年近くになる)、どうも馴れ合いになってしまいます。(長坂の場合はということです。)

破綻もしない変わりに(指示や発問が悪くても中学生はついてくる。ぐちゃぐちゃにはならない。)、緊張感も少ない…と感じています。(長坂が)


どうも、お互いにセロトニン(安心感)ばかり出ていて、ノルアドレナリン(緊張感)が足りないのかもしれません。


セロトニンとノルアドレナリンがバランスよく出るから、ドーパミンが湧き出るのかもしれません。


そろそろ、指導軸を一本に揃える時期に来ているのかもしれません。


武道教育とは「緊張感」の復活でしょう。


時代の空気がゆるゆるの軟派ですから。


ということでいまから
「マンガ 武道のすすめ」(日本武道館発刊)を読みます。

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