ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

橋本西支部 道場通信ドリーム No.559・No.560

2006年07月12日 21時48分28秒 | 少林寺拳法(ライフワーク)

発行日 2006年6月1日(木)   発行・文責 長坂 徳久

【長坂、のたまう①】 

 長坂別アドレスへメールしていただいたときに、自動返信するように設定しています。

 「心」(おうちでのお手伝い)や「真向法、トランク体操」の報告に活用していただいている方が多いです。その自動返信文章(文責 長坂)をここにも掲載してみます。かなりマニアックかつえらそうな書きかたをしていますが、お許しください。 

 『みなさんのお子さん、またはみなさんは、「朝、どのようにして起きていますか?」。じわじわ起きますか? 布団を蹴り上げて、ぱっと起きますか? 後者のほうがいいらしいのです。朝から勢いをつけて一気に活動するほうがいい人生になるそうです。かくいう私も、寝起きが悪く、エンジンがかかるまで数時間を有しますが・・でも少しずつ変えてきています。あと、寝る前は何を考えますか? これはずはり「いいことだけ」を考えたり、イメージするほうが絶対にいいのです。楽しいこと、わくわくすることを考えながら眠りにつきましょう。』

『報告ありがとうございます。今回の帰山での宿泊先は、瀬戸内荘という旅館でした。いつも使うホテルがいっぱいで、そこをとりました。あいにくシングルが空いておらず、S先生と同室でした。和室だったのでのんびりできました。いつもながらS先生とは話が弾みます。しかも、彼とは前向きな話ができるのでいつも楽しいです。しかし、反面、K支部の拳士のお父さんが急に亡くなるという訃報があり、とても悲しいことでした。人は、必ず死にます。しかし、そうとはわかっていても、幼い子が親を亡くすことは、なんともいえない大変なことです。私たちは、なにかを特別にしてあげることができるわけではありません。しかし、同じ悲しみを共有してあげることはできます。それが一時、一瞬であっても・・そんな少林寺拳法でありたいと思います。』

 『報告ありがとうございます。スポーツは「ためてから動きます」。武道、武術は「ためずに動きます」。だから、武道、武術のほうが動きが早くなります。詳しく言うと、「予備動作」がないので、相手に察知されにくいといえます。具体的には、スポーツでは「腹筋」を使うとしたら、武術は「横隔膜の収縮のみ」を使います。だから、微妙な動きになります。こういえば、少林寺拳法や武術は難しいと思われますが、難しいというよりも「繊細」だということです。このような繊細な身体(体ではない)をつくるには、トランク体操や真向法、立禅がいいのです。』

 『報告ありがとうございます。ミニ情報です。来年の全国大会は、少林寺拳法創始60周年事業となります。11月3日(土)が東京プリンスホテルで記念祝賀会。翌11月4日(日)が日本武道館で大会です。ただし、競技大会(通常の全国大会)を実施するかはどうかは未定のようです。また、60周年ということで海外からも拳士が参加するようなので、大会名は「少林寺拳法創始60周年記念 ジャパンオープン2007」(仮称)です。よって競技大会が開催されない場合は、来年の全国大会出場はないかもしれません。つまり、県大会で最優秀でも全国はないのです。ただし、競技大会も実施する場合は、出場できた場合は創始60周年の記念大会ということでなんともラッキーなこととなります。(普通の大会とは趣向が違うため、イベント色が濃くなり、演出など華やかになります。)』

『報告ありがとうございます。ミニ情報続きです。来年の全国は60周年ということで、東京・日本武道館で決定しています。以降の分は、今、○○県、○○県、○○県が立候補していますので、ここ数年はそこになるでしょう。北海道の次が○○とはなりにくいので、長坂としては、東京→○○→○○→○○と見ています。しかし、他にも立候補する都道府県もあるかもしれないのでまだわかりません。また、途中に、国際大会(四年に一度)が入ります。次回は、インドネシアと決定しています。全国大会というのは、その舞台に立った者にしかわからない、空気や雰囲気があります。特に、日本武道館は特別な空間であり、特別な雰囲気があります。おおげさにいえば、日本武道館には、魔物が住んでいます(笑)。』

発行日 2006年6月5日(月)   発行・文責 長坂 徳久

【長坂、のたまう②】(前号からの続きです。)

 『報告ありがとうございます。少林寺拳法をやっていた、やっている有名人。高村正彦(元首相候補)、石原伸晃(元大臣・石原都知事の息子)、野伏翔、力也、若本規夫、筧利夫、水野美紀、安室奈美恵、板垣恵介、クロード・チアリ。あとHYDE(ラルク)二段、よゐこ濱口初段、今井雅之1級、大浦龍宇一初段、沢向要士4段、神野美伽二段、鈴木あみ3級、三宅健初段。ほかにもたくさんいるようです。以上は長坂情報です。みなさんも知っている有名人の少林寺拳法拳士がいれば教えて下さい!』

『子どもは親を選んで生まれてくるといいました。逆にいえば、親御さんはお子さんに選ばれたといえるのです。そういう長坂も自分の親を自分で選んだことになります。自分の魂を高めるために、試練があることをわかって選んでいるのです。さて、魂は親を選びます。そして、魂は「仕事に呼ばれます。」 自分にあった仕事に魂は呼ばれるのです。今行っている仕事はみなさんには合っているのです。いや「辞めたいんです」というかもしれません。辞めればいいのです。呼ばれていない仕事についている人は辞めます。「でも、現実には辞められません。」といいます。失礼ながら、愚痴をいいながらも辞められないあなたとその職場の波長が今はあっているのでしょう。逆にいえば「呼ばれた天職」についている人は幸せです。』

『こんな質問を聞きます。「トランクや真向法」をとても適当にやっているみたいですが、それでいいのでしょうか? と。いいんです。やるだけ立派じゃないですか。あれだけ啓発しても支部の中でいったい何人が本当に継続してやつていると思いますか? この報告メールも毎日いただける方は、少ないですよ~。たしかに、「きちんとする」が大切です。でも、そのステップに行く前に「やる」ということ(習慣をつけること)が大切ですね。おとなは子どもに一度に多くのことを要求しすぎます。一時に一事です。ひとつずつ積み重ねていくのです。あれもこれもいうことは、何も言わないことと同じです。(結局どれもできていないとなる)。まずは「器」をつくり、そこへ中身を入れていけばいいと思います。いや~、やっているだけ立派、立派!!』

『幸せに生きてきた人のあとには「幸せの道」ができている。不幸せに生きてきた人のあとには「不幸せな道」ができている。みなさんは、どちらの道をいま歩んでいますか? みなさんの後ろにはどちらの道ができていますか?幸せに生きる方法はそんなに難しいことではありません。好きなことをしていきていけばいいのです。それでは生活できないという人がいます。本当に自分の好きな道があって、それが自分のためにもなるし、他人にも喜んでもらえる、そして、世の中の役にもたつならば、きっとみんな成功できます。幸せは「本人が幸せ」と思っていれば幸せです。しかし、成功は、自分からみても他人から見ても「成功している」と思えることが成功です。幸せで成功しているならこれ以上のことはありません。幸せは自分の心にある。自分らしくいきること・・これが一番。』

 『食べ物の好き嫌いの激しい人は、人間の好き嫌いも激しくなります。だから、まず食べ物の好き嫌いをなくすと、人間の好き嫌いもなくなっていく。長坂は小学校の頃、給食が大嫌いで、1年生の時には不登校になりかけました。そして、1年生のとき、給食の残りを机に中に隠していて、あるときにばれた。2年生のときは、かばんに給食の残り(おかずなど)も隠していて、これは家でばれた。それぐらい好き嫌いが激しかった。おとなになっても、33歳ぐらいまでは本当に好き嫌いが多かったが、その頃から不思議といろいろと食べられるようになった。(食わず嫌いが多かったのです。)すると、人間関係も良好になっていった。つまり、逃げていると、いつまでもだめだということ。まずは思い切って、ぶつかってみる。そうすると意外な出会いもある。まずは食べ物の好き嫌いをなくそう。』

 『おとなで「胃が悪い」「腰が悪い」という人がいます。それは違いますね。胃が悪いのではなく、腰が悪いのではなく、「自分の健康管理が悪い」のです。だから、「胃が悪い」「腰が悪い」なんと、胃と腰のせいにしていたら、いつまでも治りません。胃と腰が「俺たちのせいにするな!」と怒るからです。当然「頭が悪い」なんていったら、「頭」は激怒していることでしょう! 「勉強しない自分が悪い」のです。あと、「健康のためにやせたい」という人もいます。逆です。「健康になったらやせるの」です。そして、極めつけは、「今の自分が嫌い。自分を変えることができたら好きになる。」という人。これも逆。「自分を好きになるから、自分が変わっていけるのです。」 すべて、宇宙の理に則った考え方です。すべてに感謝を。』

 『「うまい子」と「強い子」。「うまさ」(きれいさ)と「強さ」(速さ・力強さ)は一致しにくい。ただし、うまい子は強くもなっていく。苦労するのは「強いが、うまくない子」。これは性格も大きく関係する。以下長坂の分析。「うまい子」の特徴→丁寧に行う。継続できる。「強い子」の特徴→優れたDNAを受け継いでいる。小さいころから少林寺拳法や運動に取り組んでいる。「強いがうまくない子」の特徴→落ち着きがない。単純作業が嫌い。字を書くのがきらい。みなさんのお子さんはどれに当てはまっていると思いますか? ちなみに「うまい」「きれい」かどうかは、正中線がまっすぐかどうかが全てです。「思い切り突いてごらん」といって見てください。みなさんがみてきれいだと思えば「できている」と思っていいでしょう。』


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