少林寺拳法のこと。
指導者が動かなくてもよいシステムを作っておく。
楽をしたいのではない。
無理無駄を無くす、子どもたちが活動(働く)するように仕向ける。
そのことで、指導者は余裕が出て、非常時の対応やさらに、気になる子への目線の行き届きや言葉がけが行える。
うちの小学生の少林寺拳法の開始は、時間になると指導者の号令も合図もなく、自主的にサムが始まる。
ただし、ここでのサムは雑巾がけだけで、トレーニングの要素が大きい。
(稽古中盤にもう一度作務がある。これは体育館内の掃除。トイレや倉庫なども行う。そして、稽古後にはもう一度床の雑巾がけをする)
稽古開始のサムは以前は雑巾がけ10回だった。
行きは雑巾がけ、帰りは端を走って戻るだった。
いまは、行きは雑巾がけ
帰りは、平均台(逆突・逆蹴を一回ずつ交互に)→ラダー(一回一回種目を変えること。同じ種目はやらない。)→マットの上で受身(前受身、大車輪を交互に。)
まあ、サーキットトレーニングにしてあるわけです。
そして、タイムを計っています。
「たぬきよりも自分抜き」
自分の記録を毎回越えていけばいいのです、と。
無理はさせてはいけない。心臓発作などの要因になる。
一番早い子で六分前後。遅い子で11分ぐらい。
早く終わった子から、その月々の遊びトレーニングを行っていく。
10月は、ナイロン袋蹴り。
9月は、メンコだった。
11月は、大縄。
このサム~遊びトレーニングまでの時間は15分間。
7時~7時15分まで。
サムが早く終わると長く遊べる(中身は練習の一つなのだが)ようになっている。
無理をさせないが、サボらせもさせない。(早く遊びたいのでサボらなくなる。)
15分になると整列をして鎮魂行に入る。
子どもたちの場合はさきに発散させておくことで、そのあとの稽古が集中して、落ち着きのあるものになる。
これを反対にして、きちんとさせてから稽古に入ろうとすればうまくいかない。
動くことでドーパミンが出る。
ドーパミンが出ると脳は満足するから、次にセロトニンが出やすくなる。
子どもたちの場合は約束やルールから入ろうとすれば失敗する。
脳を満足させてから約束やルールを入れると、スムーズに入っていく。
特に多動傾向の子どもは動かせなくてはいけない。
普通は反対をやっている。多動傾向の子どもを言葉や指導で落ち着かせようとする。
だから失敗する。
走り回っている子どもには「一周回って戻っておいで」と言ってやればよい。
続く。
指導者が動かなくてもよいシステムを作っておく。
楽をしたいのではない。
無理無駄を無くす、子どもたちが活動(働く)するように仕向ける。
そのことで、指導者は余裕が出て、非常時の対応やさらに、気になる子への目線の行き届きや言葉がけが行える。
うちの小学生の少林寺拳法の開始は、時間になると指導者の号令も合図もなく、自主的にサムが始まる。
ただし、ここでのサムは雑巾がけだけで、トレーニングの要素が大きい。
(稽古中盤にもう一度作務がある。これは体育館内の掃除。トイレや倉庫なども行う。そして、稽古後にはもう一度床の雑巾がけをする)
稽古開始のサムは以前は雑巾がけ10回だった。
行きは雑巾がけ、帰りは端を走って戻るだった。
いまは、行きは雑巾がけ
帰りは、平均台(逆突・逆蹴を一回ずつ交互に)→ラダー(一回一回種目を変えること。同じ種目はやらない。)→マットの上で受身(前受身、大車輪を交互に。)
まあ、サーキットトレーニングにしてあるわけです。
そして、タイムを計っています。
「たぬきよりも自分抜き」
自分の記録を毎回越えていけばいいのです、と。
無理はさせてはいけない。心臓発作などの要因になる。
一番早い子で六分前後。遅い子で11分ぐらい。
早く終わった子から、その月々の遊びトレーニングを行っていく。
10月は、ナイロン袋蹴り。
9月は、メンコだった。
11月は、大縄。
このサム~遊びトレーニングまでの時間は15分間。
7時~7時15分まで。
サムが早く終わると長く遊べる(中身は練習の一つなのだが)ようになっている。
無理をさせないが、サボらせもさせない。(早く遊びたいのでサボらなくなる。)
15分になると整列をして鎮魂行に入る。
子どもたちの場合はさきに発散させておくことで、そのあとの稽古が集中して、落ち着きのあるものになる。
これを反対にして、きちんとさせてから稽古に入ろうとすればうまくいかない。
動くことでドーパミンが出る。
ドーパミンが出ると脳は満足するから、次にセロトニンが出やすくなる。
子どもたちの場合は約束やルールから入ろうとすれば失敗する。
脳を満足させてから約束やルールを入れると、スムーズに入っていく。
特に多動傾向の子どもは動かせなくてはいけない。
普通は反対をやっている。多動傾向の子どもを言葉や指導で落ち着かせようとする。
だから失敗する。
走り回っている子どもには「一周回って戻っておいで」と言ってやればよい。
続く。