ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

低学年団体演武の指導

2014年05月07日 01時59分37秒 | 教育・指導法
中学生や高校生のうまい拳士たちをうまく活用することはとても効果がある。


1.教わる拳士にはいいイメージが入る。

2.お手本をする拳士の自尊感情が上がる。


お手本と見本は違う。
見本は、悪くても見本。お手本は「いいもの」でしかない。


月曜日の稽古での団体演武低学年の指導の一例。

この日は連休中のため、団体メンバー6人中2人が欠席。

想定内。

だから、最初から、この日は「リズム、テンポ、間の確定」を稽古目標にしていた。

低学年の場合は、リーダーが号令を入れていくので、リズム・テンポを作るのはほぼリーダーに規定される。

そのため4人でもこれをやっておくと、あとの二人が次に稽古に来た時でも、それに合わせるだけなので問題はない。


リズム・テンポ・間を分類すると次のようになる。


◎間(どれぐらい間をとり各構成をスタートするかなど)→これはリーダーに規定される。リーダーが号令を入れるからだ。


◎テンポ→各構成のテンポは、

1.リーダーが規定する場合(12.34.5.67などと号令をかける)と

2.各拳士が規定する場合(リーダーの最初の号令だけで行う)に分かれる。

今回の低学年は、リーダーの最初の号令だけで演武する。よって、拳士により規定される。


◎リズム→テンポと間により、結果としてできるものと長坂は考える。



だから、この日の稽古は、

1.リーダーが号令の間をつかみ、全体のテンポをつくること。

2.各構成(たとえば、天地拳第一)のテンポを全員がつかむこと。

この二つ。

ただし、プライオリティーは、1→2の順なので、2まで進むまないこともありえる。


長くなると読む方が疲れるので、ページを変えます。

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