ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

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2013年09月30日 11時34分10秒 | 教育・指導法

少林寺拳法 橋本西道院・橋本西スポーツ少年団 道場通信

 

ドリーム №745

発行日 2013年9月30日(月) 文責・発行 長坂徳久

 

 

※月曜日は子どもたちへ向けて書きます。読めない場合は読み聞かせしてあげてください。

 

【あきらめない心】

 

~きみたちへ(しょうがくせいむけ)~

 

6年生のときの陸上記録会のことを書きます。

学校から代表でリレーチームに4人選ばれます。長坂は隅田小学校のアンカーに選ばれました。隅田小学校で1番か2番に速かったのです。

そのリレー練習の時のこと。

男子チームと女子チームが競争しました。

6年生のころといえば、実は女の子と男の子の運動の差が一番ない時期です。それは、体の成長が女の子の方がはやいからです。中学生になると体力も体格も男の子が追い抜くのですが、5年生や6年生の時は女の子の方が大きかったり、運動がよくできたりすることはよくあるものです。

長坂は、女の子と走った時に、わざとゆっくりめに走りました。手を抜いたのです。それは余裕があったからではありません。余裕がなかったからです。全力で走って、女の子に負けたらかっこ悪いから、手を抜いて走って、

「わざと負けたんだよ~」と言い訳しようとしていたのでしょう。

 

さあ、きみたちは、この長坂のやりかたをどう思いますか?

いいと思う人?

悪いと思い人?

それそれ理由は何ですか?

 

それをみた、6年生の先生たちはものすごく怒りました!

「長坂、一生懸命に走れ!」

と。しかし、その先生たちは、めっちゃお腹が出ている人やもう年をとったおばちゃんだったので、長坂は心の中で「あんたらに言われたくない!」と思っていました。

 

さあ、きみちたはそんな長坂をどう思う?

 

 そして、陸上記録会の本番がやってきました。そこで、長坂はまた手を抜いたのです!            つづく