保護者が亡くなられた。
長坂と同じ歳。
はぐくむ学童(学童保育)三年生の姉弟(双子)のお母さん。
一年間に及ぶガン闘病。
なんとか治って欲しかった。
子どもたちのためにも。
一年前、「長坂先生にだけは言っておきます」とおっしゃって、病状を打ち明けてくれた。
「ガンなんです。手術はできないんですよ。」
かける言葉がなかった。
「あきらめないで下さい。」
そんな言葉しかかけられなかった。
「はい、まだ子どもたちも小さいので…最後まであきらめません。」
お母さんの希望で学校にも、他の学童指導員にも病気であることも伏せてきた。
なんとか治ってほしい。
いや、医学は進歩している大丈夫だ。
そう信じてきた。
その双子の子どもたちのことが毎日気にかかった。
でも、彼らは一生懸命にがんばった。
お母さんの病気のことも口に出さなかった。
ただただ、健気だった。
本当はすごく寂しかっただろう。
辛かっただろう。
声を出して泣きたかっただろう。
彼らは我慢してきた。
しかし、数回、いっぱいいっぱいになったのか、爆発してしまうことがあった。
知っているだけに長坂は切なかった。
ただ見守って、あたたかく包んでやることしかできなかった。
子どもたちも言葉には出さない。長坂も言葉には出さない。
でもお互いにわかっていた。
人の世は、無常である。
そんな健気な二人を残してでも、天はお母さんを連れていってしまった。
なんで?
なんでなん?
まだこれからやんか。
今日、指導員を伴い、お悔やみに行った。
安らかな寝顔だった。
お母さん、ゆっくりおやすみください。
心より、心より、ご冥福をお祈りしております。
微力ながら、二人の成長を支えていきます。
それだけはお約束いたします。
だから、どうか、ごゆっくりと安らかにお眠りください。
今まで、本当にありがとうございましたm(__)m
謹んで哀悼の意を表します。
合掌
長坂と同じ歳。
はぐくむ学童(学童保育)三年生の姉弟(双子)のお母さん。
一年間に及ぶガン闘病。
なんとか治って欲しかった。
子どもたちのためにも。
一年前、「長坂先生にだけは言っておきます」とおっしゃって、病状を打ち明けてくれた。
「ガンなんです。手術はできないんですよ。」
かける言葉がなかった。
「あきらめないで下さい。」
そんな言葉しかかけられなかった。
「はい、まだ子どもたちも小さいので…最後まであきらめません。」
お母さんの希望で学校にも、他の学童指導員にも病気であることも伏せてきた。
なんとか治ってほしい。
いや、医学は進歩している大丈夫だ。
そう信じてきた。
その双子の子どもたちのことが毎日気にかかった。
でも、彼らは一生懸命にがんばった。
お母さんの病気のことも口に出さなかった。
ただただ、健気だった。
本当はすごく寂しかっただろう。
辛かっただろう。
声を出して泣きたかっただろう。
彼らは我慢してきた。
しかし、数回、いっぱいいっぱいになったのか、爆発してしまうことがあった。
知っているだけに長坂は切なかった。
ただ見守って、あたたかく包んでやることしかできなかった。
子どもたちも言葉には出さない。長坂も言葉には出さない。
でもお互いにわかっていた。
人の世は、無常である。
そんな健気な二人を残してでも、天はお母さんを連れていってしまった。
なんで?
なんでなん?
まだこれからやんか。
今日、指導員を伴い、お悔やみに行った。
安らかな寝顔だった。
お母さん、ゆっくりおやすみください。
心より、心より、ご冥福をお祈りしております。
微力ながら、二人の成長を支えていきます。
それだけはお約束いたします。
だから、どうか、ごゆっくりと安らかにお眠りください。
今まで、本当にありがとうございましたm(__)m
謹んで哀悼の意を表します。
合掌