ゆめひこう 

日々の思いを

大阪へ

2016-05-04 12:08:09 | カトリック
ガラシャの菩提寺、崇禅寺を訪れました。



          

奈良時代に行基によって創建されたそうです。

境内は歴史を感じさせる風情でした。

住職様の穏やかなお話が心に響きました。



墓地の奥にガラシャの塔がありました。

忠興のものはなく、足利義教の首塚と並んでいました・・・。


そしてガラシャの終焉の地です。



大阪玉造聖マリア大聖堂です。


正面ガラシャの像と片山右近の像がありました。

                 

ファチマのマリア様の出現が子羊たちと一緒に庭にありました。



この地は細川家の屋敷跡だったそうで、奥に越中井戸が残されています。

細川家の台所だったそうです。


聖堂の正面は和風のマリア様でした。

隣りには同じ堂本印象画伯作のガラシャの絵がありました。




石田三成に人質になるようによう迫られ、拒否し、

家臣に胸を突かせて果てました。


脇の小聖堂で、巡礼最後のミサに与りました。


神父様のお説教は

人生は一つのたとえは相撲の土俵のようなもの。

人と一緒に上がっていて、突いたり疲れたり、危うくなったり助かったり

毎日うろうろしている。

けれども決して一人ではなく誰かと係わって生きていくものだ。

そしてその土俵の中には必ずキリストがいてくださる。

それを信じて生きるのがキリスト者としての生き方であると。



素晴らしい神父様と、巡礼の仲間たちで出合い、アレンジしてくださった人にも

すべて感謝、学びの豊かな4日間の巡礼でした。