あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

本日秋日和 最後の最後夫の稲刈り

2020-10-04 00:27:51 | ひとりごと
本日秋日和
 
秋日和って言うのは、この日の事を言うんだろうなって
けっこう気温はあるのだけど、吹く風の心地よさ
庭の金木犀も甘い香りが流れて…。
 
稲刈も三日間を費やし
ようやく今年の稲刈りを終える事が出来た。
 
いつもと変わりなく、ただ今年は稲が倒れているので
コンバインに詰まってしまったり刈り難かったりで
ちょっと時間はかかったけど
まあ、そういう年もあるわなあ…と思いながら。
 
 
でも夫にとっては特別な年で
来年から田んぼは業者さんの手に委ねる事にした。

もともと去年に籾摺り機が壊れてしまった事から
稲刈りまで家で刈って、あとは業者さんのライスセンターで
乾燥、籾摺り、袋詰めと出荷までやってもらっていた。
それを全て…稲作は種まきから任せる事にした。
 
 
デバイダーっていうの? 倒れた稲を立ててくれる機械が付いてる。
 
 
 
 
来年は田んぼの仕事やんなくっていいんだ。
夫にとって若い時から手塩にかけて来た田んぼの仕事がなくなるって
どういう思いなんだろうな。
 
若い時から勤めながら…いわゆる兼業農家で
朝仕事と帰ってからと土日の農作業。
交代勤務の時でも変わりなく。
きっと息子には出来ないだろうなって思う。
 
あかまんま、蕾が赤いご飯粒みたいだけど花も可愛い!
 
 
田んぼの土手に咲いてる野草
 
 
定年後嘱託で5年…それが終わったら脳梗塞を起して
3回発作にも、幸い言葉が出にくくなるくらいで特に身体のマヒもなく
今年も農作業にと頑張って来たけど
寄る年波と病気による体力の衰えと…。
 
昔…あんなに歩くのが早くて
三歩後を歩く良妻賢母ってわけじゃないけど
いつも小走りで後を歩いていた。
でも今は私よりも歩くのが遅くなってしまった事は悲しい。
 
これからは無理せずにやって行こうって決めた。
 
会社の仕事、農業の仕事と仕事仕事で来た夫は
特に趣味らしいものもなく…だから、せめてのんびりと
時には二人で出掛けてみたり、今はコロナで日帰り温泉も控えているけど
落ち着いたら、また再開しなくっちゃ!
 
 
田んぼの仕事は無くなったけど、好きのかどうかは分からないけど
庭いじりをしてみたり、畑だってあるし
私じゃできないことはたくさんある。
そういう事もやってもらわなくっちゃ。
 
最後の日の稲を刈り終えた時に
来年から田んぼの仕事しなくてもよくなった事は寂しい?って聞いたら
やっと終わったって感じかなあって夫。
 
 
 
二人で稲刈りの合間に
田んぼでシソのおにぎりとお茶でお昼ご飯。
もう、こういう事もなくなるのかなって
田んぼの仕事は私はあまり好きじゃなかったけど
やっぱり寂しいような気がした。
 
 
コメント欄は閉じさせていただいてます。
 
 
 
 
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« トマトの撤去とカボチャの収穫 | トップ | 思いがけない出来事 »
最新の画像もっと見る

ひとりごと」カテゴリの最新記事