あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

東北復興支援 赤べこプロジェクト展 

2012-03-06 22:25:27 | プチドライブ・地域の事

先日、神明通り近辺を散策したのには、目的の場所があったからで
『東北復興支援 赤べこプロジェクト展』を見に行くためであり
懐かしさを覚えながらも一抹の寂しさのあった神明通りから
またNTT方面へと戻り、生涯学習総合センターへと戻って行った。

ちなみに東北復興支援 赤べこプロジェクトとは  ポチっと!!

赤べこは、今から1200年前ころ徳一大師が会津の地
会津柳津にある福満虚空蔵堂建立した時
材料を運ぶのに一生けん命働いた赤毛の牛がお堂を完成させて
お堂の守り神になったとされている。

その後も赤べこは、会津地方で伝せん病が流行した時
赤べこを持っていた人は、病気にかからなかったということで
災難をよけたり縁起物のお守りとして有名になったと言われている。



さて、正面玄関を入り、入口右側へ行くと『東北復興支援 赤べこプロジェクト展』の看板が見え
中に入ると、すでに多くの人が観に来ており
色とりどりの赤べこが並べられ『福光』の看板が出迎えていた。

来場者プレゼントとして会津塗薪絵べこ抽選があり
一名様だけど抽選用紙に住所氏名を書いて応募してみた。


応募するとこんな会津薪絵べこが当たる…かも!


中にはクリエイティブディレクター/アートディレクター×デザイナーである
泉谷政昭×花島英実氏合作の赤べこがあり
赤ベッ子困難に負けず黒から出た赤、未来は明るいというイメージで
作成された赤べこが目を引いた。


笑えたのは絵付けされてない赤べこ? 白べこに
牛のお肉部分が書かれているもの…ナイス!!(笑)


緑…芝生を創造したのか、たくさんの子供たちにも印象深かったなぁ^^


あとは、やっぱり会津木綿の赤べこかな
この会津木綿のチャンチャンコを見ると、元気だった頃のばあちゃんを思い出す。

いろんな赤べこが思い思いに作られて、ホントは全部の写真をUPしたいくらいで
どの赤べこも、いろんな工夫や思いを込められて作られているのが
見ているだけでもヒシヒシと伝わってくる。

また別の場所では、赤べこ絵付けクラフト制作ワークショップが開催され
中央にある会津木綿の端切れを使ったりして
親子での参加など、多くの人が赤べこ作りをしていた。


会津木綿を始めとした、いろんな端切れが集められていた。


出来あがった赤べこを見せ合う子供たち

私もやってみたかったが、時間もあまりなかったので
作っている所を見学させてもらい、牛乳パック入りの赤べこ制作キットを
いつか自分で絵付けをして友達に贈ろうかと、赤と白を1個ずつ買って来た。

災害後、もうすぐ1年という月日が流れる。
なんの復興の兆しも見られない地域が多いのはなぜだろう。
何が復興を遅らせているのだろう。

 

追記

 今から一年前にあった東日本大震災の爪跡に
放射能があろうがなかろうが、瓦礫の山はまだ当時のままと変わりなく
悲しみと自然に対して無力だった私たちの生活。

いったい 何時になったら今まで通りの生活に戻れるのだろうか…。

我が福島県もそうだが、宮城や岩手の瓦礫…正確には災害廃棄物というらしいが
そんなものはどうでもいいことで、どこの被災地でも山積みとなっている瓦礫の山。
何処からでも良い! お偉いさんが足の引っ張り合いをしてる暇があったら
1か所づつでも、山積みの瓦礫を何とかして欲しいものだと
今朝は夫と熱く語り合ってしまった…。

また、今年も3月11日14時46分がやってくる。

 

という事で、会津のゆるキャラ、あかべえバスをUP!

 

 


 

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32 コメント

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こんばんわ (さっちゃん)
2012-03-06 23:29:22
凄ーい赤べこ我が家の孫を連れて行きたいです。
赤べこ大好きなのです。
震災から1年が目の前に迫ってきましたね。
復興、復興、絆、とか言っていますが中々先が見えてきませんね。我が会津はあまり被害はなかったので風評被害のほうが目立ちますね。
何時になるんでしょう今までの生活が出来る様になるのは・・・
皆で力うを合わせなくてはいけませんね。
赤べこ最高ー
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Unknown (tyakomama)
2012-03-07 05:30:55
おはよう-さん
もうすぐ1年だーね。
心は、まだ揺れています(**)

赤べこ、大好きです。
我が家にも、可愛いのがあって、朝おはよーって頭をポンってすると、ハイ、ハイってゆすります。
じい様が、おめーにそっくりな体型だって言います。
私が、可愛いてこと?
あ~~、救いようがねー、ばかだ。
こんな毎日です、平和が1番ですね。
返信する
赤べコ (山小屋)
2012-03-07 07:08:35
先日、鶴ヶ城の会館でたくさんの
赤べコが並んでいました。
会津といえば赤べコといわれるようです。
縁起物だったのですね。

昨日の新聞に全面を瓦礫の写真で埋められて
いました。
「処分にご理解を・・・」という内容で・・・
本当に早く何とかして欲しいです。
これを処理しないと次のステップにも進めないようです。
返信する
Unknown (ナニナニ)
2012-03-07 07:21:55
自分なりの赤べこを作る、楽しそうですね、
子供さんにもできるなら、私にもできそう。笑

色々な復興事業が行われています、
浜の瓦礫はいつになったらかな、それ程酷い災害でしたから、
復興までは、10年単位でかかると思いますよ、
騒がれる福島ですが、会津、中通りは幸せな方かなと思っています。
返信する
赤ベコ (オヤジな私)
2012-03-07 12:32:00
いや~
満載の赤ベコ、すっかり楽しませていただkました。一気に春になったような暖かさを運んでいただきましたよ。
1200年来の赤ベコの由来もわかりました。
会津の方々が愛してやまない赤ベコですね。

瓦礫処理は都知事が承認しました。
”絆が瓦礫でほどけてく”
他の自治体、住民たちはどうなってるんでしょう。
悲しくなります。

復興のかけ声ばかりが声高で、1年がたちました。
返信する
赤べこ (kiki)
2012-03-07 20:02:36
こんばんは
 いろいろの赤べこがあるんですね。
大きいのやら小さいのやら、色とりどりの赤べこがあって、こんいういろんなのがあったら、子どもたち喜ぶでしょうね。そこで体験もできると言う事で、この上ないですね。
会津木綿のちゃんちゃこ懐かしいですよ。
私の祖母も着てました。もう何十年の昔のことですが、・・・私は木綿の綿入れはんてんを昔縫ったんですよ。歳わかってしまいますね。(笑)
返信する
進まない瓦礫の受け入れ (azami)
2012-03-07 20:56:59
明神通り辺りへお出かけした本当の用事は何だったのかな?と思ってました。
復興支援のイベントが催されていたんですね。
大勢のクリエイターさんたちの個性豊かな赤べこ、可愛いのやら、ちょっと笑ってしまうものやら見て回るだけで気持ちがほっこりしそう~。
牛肉の部分の名称が書かれている赤べこは実に斬新と言うか発想の柔軟さに本当ナイス!ですね~。

pochikoさんが買われた製作キット、赤べこプロジェクト展のサイトでも売っていたら良いのになぁ~って思いました。
私も買って色塗りしたり布切れを貼り付けたりして可愛いオリジナル赤ベコ作ってみたいわ。
それで、ほんのささやかな支援になればって!

テレビ新聞で毎日瓦礫の話題が入って来るけど、どうしてここまで事態が進展しないのか!?不思議で仕方ないです。
いつか、そう遠く無い日に自分達の周りにも同じ事が起きて同じ状況になるかもしれないのに・・・
受け入れ側の地方自治体は市民の同意を得られないだとか、施設が満杯だとか何だかんだと理由を言って受け入れに消極的なんですよね。
聞いていて歯がゆくて・・・本当にやる気があるのか!?って思ってしまいます。
とにかく瓦礫が片付かないと復興は進まないんですよね~。
絆と言う言葉だけじゃなく本気で支援に取り組んでおられる個人の方や団体の方が大勢居られる反面、
めちゃくちゃ対応が遅い国や地方自治体にはイライラするばかりです。
返信する
一年 (ひろし)
2012-03-07 22:09:05
3月11日 あれから1年ですね
つい この間のような気がしますが・・
テレビで、ガレキの山を見ますと、何故?と
思ってしまいます 放射能も無いガレキ処理
を受け入れる市町村も、初期は受け入れを表明しながら、一部の人達の反対意見に躊躇して
急遽受け入れ拒否に転じる自治体 見聞きするたび 情けなく思います
政治も復興に関して、足踏み状態 何故全力を
注いで東北の復興ができないのか、やはり指導力の無さが原因かと、はがゆい思いの今日この頃です。
返信する
赤べこ (シン)
2012-03-07 23:14:22
子供の頃から、赤べこのことはなぜか知ってました。
学生時代に新潟の家にあった小さな赤べこを持って札幌に来ました。
それが20年後に娘の雛人形の飾りというか、添え物として復活したのでした。

それにしても膨大な量と種類があるものですね。
驚きました。
素晴らしい光景だったことでしょう。
ボクに愛着のある赤べこ。
見てみたいなぁ。

今日、父と話してたら柳津の話がでました。
昔、会社の慰安旅行に行ったことがあるそうです。
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さっちゃんさんへ (pochiko)
2012-03-08 00:22:14
赤べこって、どこかひょうきんな感じで私も好きです。
しかも大小様々な赤べこ勢ぞろいでしたからたまりません♪
これは絶対に行ってみようと思ってました。

もうすぐあの災害から一年ですね。
あっという間だったのか、まだ一年なのか
人それぞれでしょうけど。
少しでも早く、みんなが普通の生活を送れますようにと思いますね。
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