あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

ひと足遅い初詣

2020-01-09 22:56:12 | 日々雑事
6日の日、どうしようかと思っていたのだけど
去年の御札やしめ縄など、自分の守り本尊である柳津の虚空蔵様に納めて来たいと
なんだったら一人で軽トラックで行っても良いのだけどって。
何を言う!! いっつも一緒に行ってたじゃんか。
しかも最近は長距離の運転してなかったのに
高齢者の事故を起こしに行くようなもんだと一括!

な~んかちょっと嫌味っぽくない?

そう思うのは私だけか…なんだか年と共に長所も短所に変わってくような気がする。
先代のじい様もそうだった。
みんな似てくんだなあ…と思ったけど
私が行きたくないのだろうとの思いやりと思って
一緒に行く事にしたのが11時。

車の中でも特にしゃべる事もなく
いつも坂下町に行く途中に見られる田んぼの白鳥も見られずに
ってか、保育園で年長さんのサクぼん達は
猪苗代にスキーに行ったのだけど
その帰りに猪苗代湖に立ち寄ったけど
2羽しか見られなかったって!

雪もなく、この暖冬と言っていいのか
暖かさの為に、早々に見切りを付けて
北へと飛び立ってしまったのだろうか?

…と、話は初詣に戻り、平日とあって車も少なく
七折トンネルから奥会津への道も混み合う事もなく
柳津の虚空蔵様の駐車場へ着く事が出来た。
っていうか、会津若松市内も奥会津柳津も
あんまり雪の量が変わらない。

いつもの年だと七折のトンネルを抜けると
いかにも奥会津って感じの積雪量だったのに…残念!
 
 
参道から本堂を眺める。

ともあれ、お参りにと本尊へと
手を洗い口を濯いで、牛の体を擦り
夫…あちこち擦るとこが多くて大変だな!
 
 
あっちでもこっちでもサスサス…なでなで(笑)
 
 
端の方に子牛がいたの今年初めて気づいた!!

本尊入口脇にある段ボールの箱にしめ縄などを納める。
お賽銭を入れて鐘をついて…心にしみるいい音で
心静かに…隣で夫は何を願っているのだろうか。

次の日は七日の裸祭で、人もいっぱいになるだろうけど
前日のこの日はのんびりと歩いて
参拝客も少なく、それはそれで悪くはないような気分で
おみくじは私が吉で夫が小吉だった。
 
 
各地で歳の神が行われなくなっているので
こういう納める所があると有り難い。
ゴミと一緒にってわけにはいかないもんね。
 
帰り、真っ直ぐに帰ろうかと思ったけど
おまんじゅう好きなサクぼんやまる子にと
小池菓子店の粟饅頭、そして茶饅頭と栗饅頭と混みこみにしてもらい
サクぼん、どのおまんじゅうを先に手を出すかな?
なんてワクワク気分。

そんなほっこりとした気分だったのに帰り道。

時間も1時過ぎ、途中でお昼ごはんでも食べて行こうって
どっかへ出掛けたら出先でお外ご飯って楽しみだよね!
特に年中ご飯作りやってる私には
絶対に欠かしたくないお外ご飯…なのに!

でも何となく分かってたんだ…夫のセリフ。
行く時にせんべいとコーヒーを助手席でバリバリと
帰りは帰りで買って来たお饅頭の箱にサービスの一個をモグモグと
そりゃ腹が減るわけないわな!!
やっぱり…腹減ってないから行かないって!
言うだろうと思ってたさ。

でもな、朝早くからいろいろやって
行きも帰りも運転して、途中眠気がさしても運転して
自分が腹減ってないからって、お前は義理も人情も思いやりもないんか!
他人を思いやれない人は自分も思いやってもらえないんだからな。
顔には出さずに腹の中では悪態をつく。

ちっくしょう!! 
今度は一人でも美味しいもん食べに行こうっと!
そう心に決めた。

まったく新年早々怪しい雲行きに
ここ何十年かのうち、こういう面白くない思いをしたのは
何も今日が始めての事でもなかったし
A型女とB型男ってあんまり相性が良くないのかもね!

いつもの事だし、またどこかホームセンターにでも行って
好きな花でも自分にご褒美で買って来ようっと。
そんな年の初めの出来事だった。
 
虚空蔵様さまからの風景
 
 
 
 
 
 
コメント (22)
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