あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

雪の大内宿から貸し切り状態だった塔のへつりへと

2011-12-18 22:47:45 | プチドライブ・地域の事

雪の大内宿を後にして、車は渓流沿いの道を一路国道118号線へと
そこから南会津方面へと右折をして…10分かそのくらいで
正面に青い標識が見え『塔のへつり』とあり、そこを左折すれば
ポツンと無人駅の塔のへつり駅が見える。

すでに塔のへつりは目の前で、途中にある駐車場ではなく
売店が何軒か連なっている場所まで降りて行って
閉められていた売店の前に車を駐車させてもらったが
相変わらず雪は降り続いて…粉雪とは違う
まだ湿ったような一番始末悪い雪の降り方だった。

ちなみに塔のへつりとは  ポチっと!!

私たちは石段を降りて、塔のへつり内にある売店へと
以前来た時と同じようにマムシのペットボトル詰めが並べられており
その中の一本には、ペットボトル内で生まれたと言うマムシの親子が入っていた。


売店のマムシ…ボトルの中でも生きているとは思わなかった!


雪の舞う塔のへつり

売店は後でゆっくりと見ようと、売店から見える塔のへつりへと
まだ続く石段を降りて吊り橋を渡る事にした。

観光客は誰も居なく私たちの貸し切り状態で
この素晴らしい景色は私達だけのもの~~♪って感じだった。

息子は面白がって吊り橋を揺らす…こんの~やめろ!!と一括。
マジで怖いんだよね~高いとこが苦手な私。
彼氏君もこういう橋は初めてだったようで、かなり楽しんでくれたみたい。


吊り橋の上から一枚

雪が降っていた割には、川底まで見える透き通ったコバルトブルーの水が
遠く南会津からとうとうと流れている…一般的には大川と言われ
大川ダムへと続いて、そこから芦ノ牧温泉などを通り若松市内へと続いている。

吊り橋を渡り売店から見た向かい側へと
手すりもなにも付いていない崖っぷちを歩いて
いつも思うのだけと…ここから落ちたらひとたまりもないな。

崖がえぐられたような場所に、たくさんの石が積まれて小銭が供えられている。
しかも良く見れば天井にまで一円玉や五円玉が挟み込まれて
どうやって挟んだのか…肩車でもしたのだろうか。


急な石段を登り高台へと


祠にあった手描きの塔のへつり


高台から一枚


振り返れば覆いかぶさるような岩が立ちはだかっている。

しばらく眺めてから高台まで登り塔のへつりとコバルトブルーの阿賀川を一望し
また吊り橋を渡り売店へと戻る頃には、すっかり雪も止んで
僅かながらだけど晴れ間を見る事も出来た。


雪の止んだ塔のへつり


岩肌に挟み込まれた様なスズメバチの巣を発見!!

それでも風は刺すように冷たく、すっかり体も冷え切っていたところへ
熱い味噌汁をサービスしてくれ、ナメコと山菜の入った味噌汁は
ホッとひと息…とても美味しくて
彼氏君も慣れない寒さに熱々の味噌汁は甚く感激したようだ。
たぶんだけど…^m^


地元の特産物が並んでいる売店

売店でも特に買うものはなかったのだけど
リンゴや漬物なども進められて、特に大学芋?
エゴマをまぶしたものが今揚がったからと、一パックくれたので
いくらですかと聞いたら、試食だから要らないと言われて
なんと太っ腹な売店だった!

悪天候の貸し切り状態だった特典?

思いがけず雪が止み、塔のへつりを堪能する事が出来て…彼氏君喜んでくれたかな。
帰り道には、よく家の前を通るあかべえ列車が塔のへつり駅から
会津高原駅へと出発するところだった…。

 

 

コメント (32)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする