あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

雪の芦ノ牧温泉へと

2011-01-27 23:00:56 | プチドライブ・地域の事
今日からばぁちゃんはショートステイへと出掛けて
それとすれ違いにやって来た、民生委員の人と植物談議で小一時間を費やし
ようやく家事を終えたのが11時も回っていた。

ふと気付くと、前回のショートステイの利用料金の入った袋が
ポツンとテーブルの上に取り残されいるのを発見!!
出がけにバタバタしていたので渡すのを忘れてしまったワタシ。

別にわざわざ届けなくても、お帰りの時に渡せば済むのだけど
外を見れば眩しいほどの陽ざしに、時おりチラホラと細かい雪が舞っていたけど
…行ってみようかって気持ちになったプチドライブ。

夫と息子は日勤で、また明日から孫太郎が来る。
ここんとこ自宅とスーパーくらいしか行ってなかったし
ゆっくりとドライブなど楽しめるのは今日しかなかった。


自宅からきれいに除雪された道路


「一ノ堰六地蔵尊駅」が設置された通称地蔵さまの前を通る。

国道118号線、両脇には雪が積もっていたものの
道路は乾いていて、なかなか快適な走りとなったが
最近の雪道に出し付けてなかったスピードに
ちょっとの戸惑いを覚えながら、後続車に追い立てられるように走った。



やがて旧道への分かれ道に、迷わず旧道を選び
何度も通って来た、行き慣れた林道をゆっくりと
春夏秋には見られない景色を眺めながら
久しぶりのドライブを楽しむ。

ダムの見える所で写真を撮り、いつものカタクリの花が群生していた個所は
すっかり雪に埋もれて、今は静かに深く寝入っている時で
両脇の岩肌には滴り落ちるようなつららが幾筋も下がっていた。


ばぁちゃんの施設へ行く時には必ず通って眺めるダム湖


雪はあるがきれいに除雪されてる道路


忘れられたような冬の村落に惹かれる。


岩肌から滴り落ちるようにツララ


旧道からみる国道118号線の芦ノ牧大橋

やがて施設に着いて、お馴染みの相談員さんとお喋りに興じ
帰る頃には、風花のようだった雪も本格的な降りと変わり
そんな中、せっかく来たのだからと芦ノ牧温泉『出会いの湯滝』へと
雪の中湯気をあげて流れ落ちるお湯に手をかざせば
気持ちのいい温かさだった。


温泉街へ行く道路のすぐ脇から溢れている『出会いの湯滝』



芦ノ牧大橋の上から、山間の温泉地に相応しい雪の芦ノ牧温泉街を写真に撮り
吹雪となりつつある中を、芦ノ牧から美里町に抜け
鮎のヤナ場で知られる馬越の橋を越え若松市内へと走らせ
よく行っていた白鳳山への道は、雪の為に閉鎖になっていた。


芦ノ牧大橋の上から眺める芦ノ牧温泉街


国道118号線から美里町へと、馬越の橋


芦ノ牧温泉から続いている阿賀川

春が来れば…また行ってみようと思いながら
降りやまぬ雪に、会津の春はまだまだ遠いのだと実感して来た。


コメント (32)
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