以前テレビで見た毒りんごサブレーなるものを食べてみたかったからだ。
喜多方市街地にある山口商店で発売されているサブレーで
店主のユーモア溢れたネーミングに甚く興味を惹かれた。
地図で調べて、だいたいの所在は掴めていたのだが
長床から喜多方市街地へと…地図を見ただけではイマイチ分らなかく
どうも喜多方の町は道の迷う確率が高い…が
商店街にある親切な時計屋さんが詳しく教えてくれた。

ちょっとパン屋さんだかラーメン屋さんだか分りづらい店構え。
メインストリートからちょっと奥まった場所で、
何軒かラーメン屋さんがあって、その中に毒りんごサブレーを売ってるお店はあった。
ラーメン屋とパン屋と折半したようなお店だが、すでにたくさんの人が買い物をしていた。

ちなみに『毒りんごサブレーの上手な食べ方』とは
●頭の悪い人は頭の上にあててから食べると、頭が良くなます。
●口の悪い人は口にあててから食べると、言葉がやさしくなります。
●顔の美しい人は顔にあててから食べると、さらに美しくなります。
●それなりの顔の人は顔にあてても、直りません。
●毎日食べると体の毒を取ります。それを蔵の町では「毒りんご定説」といいます。

店舗のガラス戸に無造作に張られている…しかも手書きだし。

ああ言えばこう言う…きっと毒りんごサブレーを食べているので
頭の回転が速いのかもしれないな(笑)
ところが「頭が良くなる」などと包装に記した福島県喜多方市のパン店の「毒りんごサブレー」に、
会津保健所から「薬事法違反の恐れがある」と表記の改善指導が入ったが
さすが、発売した20年前からのネーミングと併せたジョークのお店とあって
指摘に対し、今度は「効果がまったく無い事がわかりました」と
ジョークを重ねたシールを張って対抗したようだ。
お店に入って…いろいろ迷ったけど
まずは食べてみたかった毒りんごサブレーと毒りんご生サブレー
それからごますりマンじゅう…そしてラーメンバーガーを買った。
毒りんごサブレーの模様は昔懐かしい感じで、気持ち固めのりんごジャムがはさんであり
甘酸っぱいジャムがサブレーと良く合い間って美味しかった。
生サブレーはしっとりマドレーヌって感じで、ごますりマンじゅうは胡麻ゆべし。


そしてラーメンバーガー…喜多方の道の駅で発売されているものは
ラーメンがパン代わりで、中にチャーシューやらメンマやらだけど
ここのはちゃんとパンに間に麺とチャーシューとメンマで一個200円!

しょう油味の焼きソバ?そんな感じで…これが何とも微妙にハマり私的には好きかも(笑)
ようやく探し当てた毒りんごサブレー遊び心満載の店主によるおもしろネーミングのお菓子。
お店が半分に仕切られたようになって、ラーメンを注文して
出来るまでの間、お菓子を食べながら待っている人もいた。
つい買ってみたくなる、つい食べてみたくなる。
毒を食らわば…美味しかった毒りんごサブレーで
本当の毒は美味しくて食べ過ぎてしまってから体内脂肪として出て来るのかもしれない!!
という事で、喜多方市郊外の風景をUP!

写り込んだ列車はキハE130系…かな^^;