金沢、長野と新しくJリーグに加わった街を巡ってきた旅は、ふたたび北陸に戻ります。今回の北陸信越の旅のもう一つの目的は、帰ってきました能登に。まれロケ地巡りです。
長野駅からはくたかに乗って、もう一度北陸を目指します。
やって参りましたのは、新高岡。北陸新幹線開通とともに、二見駅から新装なった新駅です。
高岡の大兜。
新高岡でレンタカーを借ります。あとで思ったのですけどコンパクトカーでホントに良かったです。
北陸新幹線開通に合わせて、能越自動車道の七尾氷見道が七尾まで伸びています。ただいま全線フリー。七尾市内を抜けると、のと里山海道に入ります。これで穴水まで行きます。こちらもただいま全線フリー。穴水から県道1号線、7号線を継ぎ、能登半島の西側に向かいます。国道249号線に出て西に向かうと、総持寺祖院があります。ちょっと寄り道。山門。
経蔵。
大祖堂。
国道249号線に戻り、日本海に出たら、すぐ南側に北前船の基地だった天領黒島があります。
角海家。
さらに国道249号線を南に進みまして、輪島市門前町劔地の琴ヶ浜を目指します。
能登まれロケ地巡りをしていて気付いたのですけど、ほとんどのロケ地にまれ幟を立てていただいてます。目印になってとてもありがたいです。たぶん本放送中くらいだと思いますけど、期間中であれば立っていると思うので、幟が見えたらちょっと寄ってみてください。
ではお待たせいたしました。まれロケ地巡り能登編を再開しましょう。オープニングで希ちゃんが裸足で踊ってる浜。
希ちゃんが舞っていたのはこの辺り。
オープニングで能登の地元のかたが走ってる浜。
続きまして、国道249号線を北に戻りまして、門前町浦上で県道38号線に入ります。さらに北上。山中の分岐を県道266号線に入ります。そのまま一本道を進み、海に出ましたらここを道なりに左に進み、海岸沿いを南下します。
200mほど走ったここを左に入ります。
さらに100mほど進んだ、ユースホステルのちょっと先。石川県輪島市門前町皆月ニ。
キング美容室さんです。
そしてまれ幟。
なんと!。嬉しいことに「サロンはる」の表札をかけていただいてます(^o^)/。
「この家空いてないのかな?」。外浦村に来た藍子さんが住むための空家を探していた町。
「ちょ、ちょ、アンタたちちょっと来てま」。
「こんにちわ」「こんにちわ」。
「「うるさい」は、「いじくらしい」。「かわいらしい」は「いちゃけな」。「気持ち悪い」は…。」。能登ことばノートを見てぶつぶつ言いながら希ちゃんが歩いてた町。
「どこ行くが?」「あっ、えっと…相撲でがん! 行ってきまげろ!」「えっ?」。
「「かちゃかちゃやがい」は「散かっている」」。
「ここの言葉をちゃ喋っとるつもりけ」「ほうみたいやね」「ハハハハハ」。
「おはようございます! おはよう!」。高校生になった希ちゃんが、通学の途中でよったサロンはる。
「希ちゃん、おはようさん」「おはようございます! よっ。」。
「なあ、お父さん、まだ帰ってこんけ?」「うん」「もう6年になるがいね。居場所も分からんがけ?」「うん。もう、死んだもんと思とるさけ。行ってきます!」。
「行ってらっしゃい!」。
「そして、10月のある晴れた日曜日。いよいよ、希と一子の勝負の日がやってまいりました」。東京にオーディションを受けに行く一子ちゃんがこっそり抜け出したサロンはるの勝手口。
「うわっ!」「おう!」「何やいね?」「トラック、小学校の前で待っとるさけ」「昨日聞いたがいね」。
「一子!」「し~!」「頑張れや」「言われんでも頑張るわ」。
「うん」「ほんなら…」。
ちょうどJPPの車が通りました。真人さんが乗ってるのかな?。
先ほどの皆月の中心部に戻りますと、紙で出来たアドホックな鳥居がありました。
どうやら皆月は、お祭りがあるようです。
曳山。
運行時刻表。
曳山で神様が通られる道は、このように清めてあります。
清めの塩。
自宅の前が持ち場なのだそうです。ちょうど準備されてる最中でした。
ホントに祭りの最中だと、楽しいけどロケ地を落ち着いて見られなかったかもしれないので、準備のときの一番いい時間に来られたかもしれません。
皆月から県道266号線を南下してすぐ。門前町鵜山の七浦公民館です。
廃校になっていますけど、旧門前町立七浦中学校です。
こちらにもまれ幟。
「「疲れた」は「ちきねえ」。
「めちゃくちゃ」は「わやくそ」。
「カニ」は「がんち」。がんち? 何で?」。
「希が、2学期から通う事になる小学校です」。
七浦公民館のすぐ南側。こちらを左折。
すぐのこちらを左折。山道に入り、どんどん上に向かいます。
輪島市門前町百成大角間です。この柵が見えてきます。
なーんにもなくて一瞬心配ですけど、こちらにもちゃんとまれ幟。ありがたいです。
オープニングで希ちゃんが畑仕事してるかたに手を降ってる道。
オープニングで希ちゃんが走ってきた道。
オープニングで能登の地産の野菜が乗ったテーブルを、希ちゃんと地元のかたが囲む空き地。今はこの柵があります。
県道266号線に戻りまして、湾沿いに南に進んですぐ。門前町五十洲の小崎です。小さな駐車スペースが海側にあります。さすがにここは風が強いのでまれ幟はありません。
「すいません」「もういい! 私たち、もう終わりだね」「恋人か」「さよなら」「あっ…希!」。徹にケーキを潰されて怒って東京に帰ろうとした希ちゃんがいたバス停。
「何か食べ物…」。
希ちゃんが能登のことばノートを捨てたバス停。
「ただいまより、夏祭りの開催について、話し合いを行います。皆さん、集会所に集まって下さい」。
圭太が希ちゃんのノートを拾ったバス停。
皆月を離れまして、県道266号線を北に戻ります。県道38号線に入ってさらに北上。また日本海にでます。海沿いに北上して、やって参りましたのは、まれの主舞台。輪島市大沢町宝来町です。
本日は、はじめてロケ地に宿泊します。田中屋旅館さん。自分はアトピーがあって、引け目があるし治療が心配なので和風の宿には泊まらないのですけど、今日は特別。
ロケ地を巡るとわかるのですけど、メインの舞台となる街は、基本的に観光に力を入れてらっしゃるところです。とくに現代劇のあまちゃんとまれはその傾向を強く感じました。町おこしを担っている部分もありますから、大切なことです。
土屋太鳳さん、大泉洋ちゃん、常磐貴子さん。
宿の目の前が大沢バス停です。待合室がちょっとした観光案内になってます。
まれ幟があるということは。
外浦村役場!。
もう遅いので、外浦村役場のシーンは明日見ます。この建物はNHKがまれのために借りてる空家だそうです。もとはなんだったのかな?。公民館は後で出てきますけど別にあります。
今はまれの観光案内所になっています。
まれのグッズや地元の特産品、ロケの様子を紹介する写真などがあります。スタッフさんは地元のかたがボランティアでやってらっしゃるので、基本的にお客さんが多い週末とGWだけ開けているのだそうです。今日は開ける予定がなかったのだそうですけど、お盆でお客さんが多かったので、臨時で開けたそうです。ちなみに翌日も朝から開いてました。
土屋太鳳さんのブログにもありますけど、実は、先週の8月4日と5日で能登最終ロケがあったそうです。宝来町のロケもこれで最後。宿のかた、外浦村役場のかた、西保コミュニティーセンターのかたにロケの様子をお聞きしたのですけど、ネタばれになるので載せません(^^ゞ。撮影時そのままの状態で残っているのは、これまでいろんなロケ地を見て来ましたけど初めてです。感動しました。感激しました。凄いタイミングです。一度で良いからロケ現場に遭遇したいと思っているのですけど、ついにニアミスしました。実は6月に輪島に来たときも、直後に能登ロケがあったそうでニアミスしてました。
能登ロケ地でセットを使っているのは、宝来町では外浦村役場のほかには、あの港の櫓。
それから民宿桶作。
輪島市街地はたぶん無くて、塩田桶作。
外浦村役場は、玄関がセットです。内側から見ると分かるのですけど、このようにベニアです。
元の建物と付け足した部分が分かります。
外から見るとほとんどわかりませんね。
レンガの部分も付け足してます。
タイルも左はオリジナル、右は付け足しです。
この基部もセット。
外浦村役場内に置いてあるロケ風景。
続いて、西保コミュニティーセンターにお邪魔しました。
まれのロケ撮影の写真が展示してあります。
ロケの控え室。
撮影で登場した曳山のミニチュア。
高畑裕太さん、清水富美加さん、山崎賢人さんのサイン。
日暮れまでゆっくり散策できるのは、ロケ地に泊まる特権ですね。夕方の町内放送。
田中屋旅館さんは、地元宝来の地引網で朝とれたお魚と、地元のお米、お野菜、海藻、さらには輪島塗と九谷焼。能登、石川愛に溢れたお食事を用意してくださいます。ひとつ一つが実は希な食材で、ホントに美味しいし、ゆっくり過ごしたいと思いました。明日は朝からまれ、巡ります。