連日、酷暑が続きます。体調管理には、くれぐれもご用心なさってください。
今月から新章に入って、ずいぶん雰囲気が変わった半分、青い。漫画家編を振り返るために、三連休を利用してロケ地を巡ります。
まずやってまいりましたのは、群馬。赤城山麓をはしる、わたらせ渓谷鐡道です。
それでは、半分、青い。ロケ地巡りの旅関東編をスタートします。鈴愛が菜生の車でやってきた夏虫駅。
わたらせ渓谷線の沢入駅です。
「ありがとう!」。律が友達と話してたホーム。
「待っとる」。
「うん」。
到着する列車。
「律!」。
からっぽのホーム。
鈴愛が見送った列車。
「ひどい格好…」。
「鈴愛」。
「律…。あ…。こんな格好で…」「久しぶり」。
「うわっ、ブッチャー!」「おう。貴美香先生から聞いてきた」「ああ…。あんた、今日もおしゃれ間違っとるよ」「ほうか?」。
「これ待っとってどうするの?」「ともしび、でも行くんやないの?」「ほうか。ほしたらつきあうか。菜生ちゃん、車洗った方がええよ。窓ガラス曇っとる」「余計なお世話や」「清さんとは、別れた?」「うん。3年くらいしかもたんかったんやない」「そうかあ。そのあとは?」「いや~ 誰もおらんのやないの? 聞いとらん」「ふ~ん…。ブッチャーは、彼女いない歴、生まれた年と同じやろ?」「はい。生き続けるとともに更新し続ける彼女いない歴!」。
次の列車を待つホーム。
「最初はグー、ジャンケンホイ!」「パイナップル」。
「ジャンケンホイ!」「またか」「ヘヘヘッ。パイナップル」「これ面白いの?」「時間つぶし。もうすぐ電車来る」。
「鈴愛。俺就職決まった」。
「うん?」「大阪の菱松電機の中央研究所。そこでロボット作る」「すごい。誰でも知っとる!一流や。おめでとう」。
「ありがとう」「ジャンケンホイ!勝った。チヨコレイ…」。
「レイトで戻る」「えっ、嘘!」「本当」。
「レイト」「あっ…」。
「あ…。短冊が…」。
「まあ、いいよ。もう夢かなったし。鈴愛とも会えたし」。
「律…」。
「鈴愛。結婚しないか?」。
「結婚しないか?。京都に、一緒に行かないか?」。
「ごめん。無理だ」。
「そうだよな。いや、冗談」「あ?」「いや、冗談じゃなくて、本気だったんだけど…。俺と鈴愛はそういうんじゃないもんな。何つうか、おんなじ日に生まれて、兄妹っつうか、ソウルメートっつうか…。ごめん。今のは忘れてくれ」。
「忘れられなかった。そして、そういうんじゃなくなかった。私は、律が好きだった。きっと、多分…絶対に」。
続いて土浦に来ました。
鈴愛が東京に向かうバスに乗ったバスステーションのシーンです。旧土浦市役所。
残念ながら非公開でした。
続いては、こちら。「気持ちいい~!」「最高~!」。鈴愛の引っ越しのトラックが通ってた道。
「空は青~!」「何だそれ?」。千葉ニュータウンです。
「クレヨンで塗ったみたいな青。青~!」。
「♪あなたの事思うとすごく胸があつくなるのいつもはユーウツな雨も~」。
今回のロケ地巡りの旅、最後に訪れますは、海。ふなばし三番瀬海浜公園です。
北側の桟橋です。
「うわ~!」。引っ越しの途中で鈴愛と裕子とボクテが寄った海。
「海だ~!」。
「あっ!」。
「♪それが私のすてきなゆめそれが私のすてきな……」。
「♪ユメ~ユメ~ユメ~」。
苦しくて切なくて悲しくてそして美しかった漫画家編のラストは、短いシーンだったけどとても清々しかったですね。最終盤はどうやら東美濃に戻るみたいです。また岐阜ロケがあるかな。
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