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ぽちごや

FC東京のディケイドSOCIOです。今シーズンは丹羽ちゃんとともに闘います。

なつぞらロケ地の旅 ―20190502 新得・清水―

2019-05-03 01:07:15 | 連続テレビ小説なつぞら

ゴールデンウイークの後半の旅。

北海道にやってまいりました。

いよいよなつぞらの本格的なロケ地めぐりの旅をスタートします。はじめにお断りしますが、今回訪問したしばた牧場ロケ地は間違いでした。先週、新得町観光協会さんから告知があり、柴田牧場のロケ地が一般公開されています。現在はまだ、柴田牧場の看板と柵のセットが観られるだけのようですが、8月には一般入場も可能になる予定のようです。案外と主要道路の近くだし、根室本線に隣接していて、実は車窓から見ていたんだと知り、びっくりしました。牧場内への一般人の入場は厳禁ですから、新得町行政と牧場主さんのご努力に本当に感謝です。さらに、それに先立って、帯広市内の真鍋庭園で、天陽くんの山田家のセットが公開されています。実際のロケ地は帯広畜産大学キャンパス内ですけど、実物のオープンセットが観られることは本当に嬉しいですね。帯広コンベンション協会さんとNHKさんに感謝です。さらにさらに、陸別町でもロケ地公開の動きがあるようです。ご苦労がおありだと思いますけど、陸別町さん、ぜひよろしくお願いします。見学する我々は、新得町も陸別町も非常に特別なことであることを念頭に、ご迷惑のないようくれぐれも注意しながら、帯広の空気感いっぱいのロケ地を楽しみましょう。続報です。8月9日に帯広観光コンベンション協会さんからロケセット公開となつぞら十勝旅のモデルコースの告知がありました!。これで十勝でなつぞらの雰囲気を満できますね!。ありがとうございます。

札幌から十勝に向かいます。このポスターは北海道限定です。

スーパーとかちがなつぞらラッピングになってました!

やってまいりました、帯広駅。

帯広の街はなつぞら全開です。

今回のロケ地めぐりは、偵察が目的です。なつぞらの十勝ロケは、物語の展開上、牧場がメインです。当然疫病の心配がありますから牧草地のなかには関係者以外は入れないので、どこまでロケ地に触れることができるか、実際に現地に来ないとわかりませんので。

ロケ地めぐりの途中、タンチョウに出会うことができました。タンチョウは地元後楽園で見慣れているのですけど、北海道で野生のタンチョウを見るのははじめてです。釧路でしか会えないと思っていたので、びっくりしました。

北海道はそろそろ桜が満開を迎えます。北海道には限定品種のヤマザクラがあって、見られてうれしいです。エゾヤマザクラ。

チシマザクラ。

というわけで、まずは新得町。柴田牧場の牧草地です。ちなみに家屋と牛舎は陸別町です。

残念ながら、ロケ地は見ることができませんでした。なつぞらの十勝ロケハンは、十勝に終戦後ころの名残が少なく、大変だったと聞きます。

詳細は控えますけど、ここを下った先にロケ地があると思います。

ちょうど見えてる木立の下に、柴田牧場に行く道があったと思います。もしかすると柴田牧場のロケ地は、オープンセットと言っていいくらいの作りこみがしてあるのではないかと思います。建物はCGですけど、道も牧場のなかの橋も作品のために作ったものです。そもそも未使用の原野に近い場所なので、牧草地にするためにかなり苦労があったと思います。

ちょっとロケ地めぐりから寄り道です。鹿追町の神田日勝記念美術館です。神田日勝は、天陽のモデルですね。作風は、単色で陰影が印象的です。構図は大胆なのだけどタッチは繊細で、物質の内面まで見えているかのように感じさせる作品で、こころにずっしり響きます。

ロケ地めぐりに戻ります。清水町に向かいます。

円山地区にある、清水町営育成牧場です。今回の十勝旅では放牧されている牛をまったく見かけませんでした。季節なのか天気なのか。

なっちゃんが信哉に再開する丘は、このあたりです。

「昭和30(1955)年8月」「ここは、私が育った、北海道の十勝です。私の大好きな風景に、今日も風が吹いています。私は子どもの頃、たった一枚の絵から、アニメーションの世界と出会うことになりました」。

「そして、18の夏。その懐かしい人は、突然私の前に現れました。私は、その手に救われたことがあります」「その時、誰かが私の手をつかんだのです。私は、その手に導かれて、学校のプールに飛び込みました」「それで、生き延びたのです。だけど、その日から、私の人生は一変しました」。

「信さん…?本当に信さん!?」「元気だったか?」「うん」「なっちゃんに、また会えてよかった」「私も。ずっとずっと会いたかったわ」。

「これから語るこの物語は、紛れもなく、私の人生そのものです。私はやがて、アニメーションという世界に、その人生をかけてゆくのです」。

照男が迎えに来たのはこのあたり。

続いて、今回唯一の正統ロケ地です。ここを左に入ります。

「私はどうしたらいいのさ」。

「教えて!山!」。

「道!か~ぜ~!」。なっちゃんが自転車に乗って叫んでいた道。

最後に、とかち大平原交流センターのなつぞら”風”展を見学しにきました。

センターの公式さんが”風”というだけに、番組の公式の展示はパネルのみです。

牛と記念撮影できます。この母牛、乳首の先に水玉ができていたので、模擬的な乳しぼりができるのかもしれません。

オーバーオールでなっちゃんコスプレができます^^。

塗り絵なんかもできます。子供たちは楽しいですね。

十勝らしいお土産もありますので、ぜひお立ち寄りください。

今回偵察をしてみた率直な感想は、十勝の魅力となつぞらがまだリンクできていないということです。十勝はなつぞらがなくてもアイデンティティがいっぱいの魅力的な観光目標です。なつぞらが既存の魅力に付加するためには、十勝になつぞらっぽさを加える必要があると思います。

ドラマと現実は乖離があるものだけど、なつぞらがきっかけで十勝を訪れる人がなつぞらを感じてくれるためには、なつぞらの空気感を作る必要があります。一番てっとり早いのは、ロケ地。ロケ地は、テレビの画面と一緒なんだけど、現地ならではの立体感が加味されているから人は感動する。作品が十勝の魅力を醸し出してくれていますから、あとは十勝が受け取るだけだと思います。自治体と民間が共同すれば、もっといろんなことができると思います。

次に来たときに、なつぞらの地元十勝がもっと魅力的になっていますように。


なつぞらロケ地の旅 ―20190501 連続テレビ小説なつぞら&朝ドラ100展 なつぞら展編―

2019-05-01 23:34:36 | 連続テレビ小説なつぞら

令和になりました。

陛下御即位おめでとうございます。

ゴールデンウィーク後半の旅の前に、ちょっこし横浜に寄りました。

ゴールデンウイーク期間中は、横浜高島屋さんで、連続テレビ小説「なつぞら」&朝ドラ100展を開催中です。夏休みにも再開されるみたいですので、なつぞら好き朝ドラ好きの皆様はぜひお越しくださいませ。入場無料!

渋谷のなつぞら展は正直展示がしょぼかったので残念だなあと思っていたのですけど、横浜でモヤモヤが晴れました。今回、AKは大盤振る舞いです。なつぞらにゆかりもなく、なぜ横浜なのかはわかりませんけど、高島屋さんはスペースがたっぷりあって、これまでの朝ドラ展にない大規模な展示になっています。

それでは展示を回りましょう。まずはなつぞらから。

ちなみにエントランスにクロークがありまして、大きな荷物は預かっていただけます。さすが高島屋!

展示はおなじみ作品の紹介パネルから。

記念撮影のコーナーです。これはスタジオパークと同じ。

広瀬すずさんのポートレート。

珍しい撮影時のカット。

雪月のコーナー。

看板。

暖簾。

雪月のロゴ。おしゃれですね。

雪月のセット写真。

看板商品です。

中身はわからないけど、包装紙。

バター煎餅はまだ登場しませんね。なっちゃんが雪次郎に借りた俳優修行。

高校三年生のなっちゃんが立ち会った出産のシーンの子牛は人形だったようです。そりゃそうですよね。

羊水はなんでできてたんだろう。

引っ張り出してた後ろ足は別パーツ。

お衣装のコーナーです。

なっちゃんのお衣装なのですけど、まだ出てきてないですよね。

天陽の作業着。

雪次郎の制服。

雪の再現の紹介です。

撮影に使われたわけではないですけど、雪のセットはこんな感じだそうです。

冬の雪月。

なつぞらでは四種類の雪が使われているそうです。まだ北海道編は夏の場面ですけど、これから出てくるのでしょう。

ツララ。

山田家のコーナーです。

砂良ちゃんのお衣装。北乃きいさんもまだ登場しないですね。

天陽の画材道具。

天陽の作業着の油絵具のよごれ。

陽平の画材道具。

陽平の絵。

大人の陽平は、なっちゃんの進路に影響するようですけど、こちらも未登場。

 

台本。114回(8月16日)まで完成しているようです。

台本のフルセットを見せてくれるのは非常に珍しい(てか、はじめて)です。パッケージデザインを見たかったのでうれしいです。今週分はこちら。

今回の展示のメインはこちらです。

アニメーターの刈谷仁美さんの台本パッケージデザインの原画展です。

なつぞらでは、全編アニメーションのタイトルバックを担当されています。とってもかわいらしいアニメで、毎朝ほっこりを届けてくれるオープニングタイトルですよね。

台本パッケージは表に出ないので、今回展示してくれたのでしょう。非常に嬉しいです。刈谷さんの作品を観るためだけでも来る価値があります。

では、原画集です。かわいい絵がいっぱいで、なんとも贅沢。

オープニングタイトルバックのキャラクターデザイン。

なつぞらは1946年から75年までを描く予定のようです。あくまでも予定w。見なかったことにしましょう。

考えてみればまだ5週目ですから、まだまだ登場していない小道具も多く、おもしろいです。若干、これ出していいの?って重要なネタバレもあるのですけど、ご愛敬ということで(;^ω^)。

次は朝ドラ100展を観ましょう。こちらも渋谷の展示よりはるかに豪華。


なつぞらロケ地の旅―20190405連続テレビ小説「なつぞら」展―

2019-04-05 23:05:08 | 連続テレビ小説なつぞら

東京は春爛漫。

平成31年度前期連続テレビ小説「なつぞら」がいよいよはじまりました!。

第100作の朝ドラが発表されたのが、2017年の11月。ヒロインの広瀬すずさんとともに北海道十勝が舞台とアナウンスがありました。そのときからぼくのなかで十勝はあこがれの地になりました。あれから約一年半。待ちに待ったなつぞらが、スピッツらしい爽やかなオープニングとともに、日本中に届けられるときがきました。

広瀬すずさんのメッセージ。

というわけで、なつぞらのロケ地巡りスタートです。

朝ドラロケ地巡りのスタートは恒例のスタジオパークです。

どーもくん20周年記念のフラワーマット。

連続テレビ小説「なつぞら」展を開催しています。5月15日までを予定していますので、お時間がおありのかたはぜひスタジオパークに足をお運びください。

 

第19週までの、わかった範囲ですけど主要なロケ地です。

・なっちゃんが信哉と再会した高原は、清水町の丸山育成牧場です。

・なっちゃんの自転車の通学路も丸山育成牧場。

・しばた牧場のゲートと牧草地は、新得町西4線。入口の看板、木柵、橋を公開中!。ロケセット公開情報を帯広観光コンベンション協会さんで告知中です。参考にしてください。

・しばた牧場の家屋と牛舎は、陸別町。9月末ごろに道の駅オーロラタウン93りくべつで柴田家のサイロを公開予定です!

・しばた牧場の玄関と新牛舎のセットは、新得町の北広牧場さんで公開中です!

・なっちゃんたちの小学校は、茨城県大子町の旧初原小学校です。

・音間別町農協も旧初原小学校。

・帯広のマーケットはワープステーション江戸です。

・上野の闇市もワープステーション江戸。

・なっちゃんと天陽が釣りをしてたのは、中札内村の札内川です。

・天陽のじゃがいも畑は、士幌町です。

・十勝農業高校は、茨城県大子町の旧西金小学校です。

・北海道高等学校演劇コンクール十勝地区予選大会の会場は、市原市の白鳥公民館です。

・スキー大会の会場は、池田町です。

・東洋動画の社屋は、婦人之友本社です。

・なっちゃんと咲太郎が雪之助の車に乗って柴田牧場に向かっていた畑道は、神奈川県愛川町です。

・なっちゃんたち東洋動画のみんながピクニックしていたのは、静岡県函南町です。

・なっちゃんが訪れた福祉事務所は、清瀬市役所です。

それではなつぞら展を見学しましょう。

恒例通り、スタジオギャラリーがメインの展示です。

スタジオギャラリーの展示の全景はこんな感じ。なつぞら展はスタジオギャラリーの半分だけ使ってます。今のところ拡張予定はないそうです。

奥原なつ役の広瀬すずさん。

柴田泰樹役の草刈正雄さん。柴田富士子役の松嶋菜々子さん。柴田剛男役の藤木直人さん。

奥原咲太郎役の岡田将生さん。山田天陽役の吉沢亮さん。

小畑雪之助役の安田顕さん。小畑雪次郎役の山田裕貴さん。

なつぞらの作品紹介パネル。

人物相関図。

なつぞらを彩る多彩なキャスト。

毎回のおわりに出てくるアニメーションを募集中です。

記念撮影のコーナー。

うし。

うし。

第二話で富士子さんが縫ってた、なっちゃんのパッチワークのオーバーオール。

左右の袖が色違いで、けっこうおしゃれです。

小道具です。

なっちゃんが泰樹にもらったゴム長。

雪月は六花亭がモチーフなんだそうです。マルセイビスケットモチーフのバター煎餅の缶。

なっちゃんが雪次郎にもらう本。なっちゃんがアニメーションに出会うきっかけになる絵をみたかったのですけど、いつか見られるのかしら。

台本。朝ドラ史上最高にかわいい台本だと思います。各冊表紙が違うみたいですので、全巻みてみたいですね。

Bフロアにまいります。

なつぞらは100作目の朝ドラ。本放送開始前に特番がありましたね。スタパでも朝ドラ100の展示があります。

第1作から第100作まで。

朝ドラはときどきヒロインが戻ってきますよね。最近だと、てっぱんの安田成美さん、あさが来たの宮崎あおいさん、まんぷくの松下奈緒さん。なつぞらは100作記念なのか、ヒロインがいっぱい戻ってくるみたいです。

すでに発表されているみなさん。娘と私の北林早苗さん。

おしんの小林綾子さん。

純ちゃんの応援歌の山口智子さん。

ひまわりの松嶋菜々子さん。

ふたりっ子の岩崎ひろみさん。

どんど晴れの比嘉愛未さん。

ちりとてちんの貫地谷しほりさん。

台本。

ひよっこのオープニングに出てた田中達也さんの作品。

半分、青い。のオープニングに出てたサランラップアート。

なつぞらのメインビジュアルとワイワイポスター。

なつぞらは、通例よりも多く3rdポスターがあります。ぼくはこの3rdポスターがいちばん好きです。先ほどのメッセージはこちらで見られます。

Bフロアのなつぞらの展示は、キャストさんのサインと作品の紹介パネルです。キャストさんのメッセージです。

広瀬すずさん「“なつぞら”宜しくお願いします。」

岡田将生さん「観て下さい!!」

工藤阿須加さん「佐々岡信哉役」

草刈正雄さん「「なつぞら」おのおの抜かりなく」

松嶋菜々子さん「応援よろしくお願いします!」

柄本佑さん「ガンバリマス!!」

藤木直人さん「是非ご覧下さい!!」

清原翔さん「「なつぞら」よろしくお願いします!」

福地桃子さん「応援よろしくお願いします」

小林隆さん「菊介ともども応援して下さい!」

音尾琢真さん「よろしくお願いします。」

北乃きいさん「ぜひ観て下さい」

安田顕さん「(^^)連続テレビ小説なつぞら」

高畑淳子さん「十勝の女、おしゃべりばあちゃんがんばります。」

山田裕貴さん「たくさんの人に愛される人間に…観てください!」

吉沢亮さん「よろしくお願いします。」

戸次重幸さん「是非ご覧下さい!!」

小林綾子さん「是非ご覧下さいね!」

作品の紹介パネルです。

なつぞらは、実写とアニメーションとコラボレーションという、朝ドラで本格採用されたのはこれが初めてとなる異色作としてスタートしましたね。でも、テーマがアニメーターなので、まったく違和感がありません。むしろアニメパートがかわいいので、楽しみなくらい。ほんわかとしてるんだけど、どこか芯のある作風は、おひさまやとと姉ちゃんを想い出させてくれます。

なによりも、十勝の清廉な空気が画面からも伝わってきて、毎日爽やかな気分に誘ってくれます。これからどんな風にドラマが紡がれていくのか、ワクワクします。そして、十勝の旅が楽しみでなりません。次回はきっと十勝からお届けします。