エレキテルが悪評にさらされていることに端を発して自分に対する世間の評判も悪化していることに苦悩する平賀源内先生、とうとう田沼さまとの関係にもヒビが入り、
俺の口に戸は立てられねぇと思え
みたいな捨て台詞を残して背を向ける。
蔦重から依頼された新たな戯作の執筆に取り掛かるんだけど、その題材にしようとしたのが例の手袋を巡る一連の経緯で…。
源内先生はハメられて人殺しの罪をきせられて投獄され、やがて獄死…と…、田沼さまに切り捨てられた、ハメられたと思い込んだまま亡くなったんだろうけど、牢格子の前にコツン
と置かれた茶碗の中の茶か水に毒が…ってことよね、それを置いたのは、置かせたのは誰かってこと…。
源内宅に駆け付けた蔦重が辛うじて手に出来たのは血痕が飛んだ書きかけの戯作の一葉だけ、あとは持ち去られたのか隠されたのかどこにもない。
そして、その誰かたる張本人…出たな、一橋治斉卿…っ
暢気そうに焼き芋なんか食べて…、その芋を焼く焚き火にくべられているのが源内先生の遺稿ってわけ……、やるなぁ…じゃなくて、貴方ならそれくらいするんでしょうよね…って感じですかね。
この腹の内が分からない一橋卿の初登場のときから“一橋治斉=妖怪”というのがアタマの中にあって、どこで見たんだか読んだんだか…とずっとアタマの中を探ってたんだけど、思い出しました。
数年前に嵌まっていた『羽州ぼろ鳶組』シリーズに登場していて、そこで確か“妖怪”と評されていたような…
それはさておき、強力な味方であり共謀者であった源内先生亡ききあと田沼さまが頼りにするのは、というより手駒にしようとするのは蔦重ってことなのかしらね。
さて、面白くなってきましたよぉ…
俺の口に戸は立てられねぇと思え
みたいな捨て台詞を残して背を向ける。
蔦重から依頼された新たな戯作の執筆に取り掛かるんだけど、その題材にしようとしたのが例の手袋を巡る一連の経緯で…。
源内先生はハメられて人殺しの罪をきせられて投獄され、やがて獄死…と…、田沼さまに切り捨てられた、ハメられたと思い込んだまま亡くなったんだろうけど、牢格子の前にコツン

源内宅に駆け付けた蔦重が辛うじて手に出来たのは血痕が飛んだ書きかけの戯作の一葉だけ、あとは持ち去られたのか隠されたのかどこにもない。
そして、その誰かたる張本人…出たな、一橋治斉卿…っ

暢気そうに焼き芋なんか食べて…、その芋を焼く焚き火にくべられているのが源内先生の遺稿ってわけ……、やるなぁ…じゃなくて、貴方ならそれくらいするんでしょうよね…って感じですかね。
この腹の内が分からない一橋卿の初登場のときから“一橋治斉=妖怪”というのがアタマの中にあって、どこで見たんだか読んだんだか…とずっとアタマの中を探ってたんだけど、思い出しました。
数年前に嵌まっていた『羽州ぼろ鳶組』シリーズに登場していて、そこで確か“妖怪”と評されていたような…

それはさておき、強力な味方であり共謀者であった源内先生亡ききあと田沼さまが頼りにするのは、というより手駒にしようとするのは蔦重ってことなのかしらね。
さて、面白くなってきましたよぉ…
