アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

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リズムの基本の基の基の≪基≫…♪

2016-02-14 11:52:33 | Weblog
大人になってからバレエを始めた方と一緒にレッスンしていると、ある共通していることがあるのに気づく。
ことに、楽器の演奏や歌を習ったことがないなど、楽譜が身近になかった人に共通しているかな。
どちらかというと、小学校の音楽の時間以来ロクに楽譜を見たことがない、という人は多い。
みんな、言葉は知っているのよね。
4分の4拍子、4分の2拍子、4分の3拍子。
ま、ここまでが一般的な知識かな。
一応小学校で習ってはいるんですよ、4分音符が4つ、2つ、3つってね。
あ、8分音符があるってことまでは習うね。
で、すぐにきっちり忘れる
楽譜というものを目にすることなく数年、数十年が過ぎてしまうと…。
4分の4拍子とか4分の3拍子とかの4/43/4を、数学的な分数と思い違いをするようになってるのね。
だから
「カウントをしっかり…っ、これは○拍子よ…っ」
って注意しても
「…?…?…?…」
な反応になっちゃうことが多い。
とくに4分の3拍子ではそうだわね。
数学的に考えれば、
4分の4=1
4分の2=2分の1=0.5
4分の3=7割5分=0.75
が正解だからね…
でもね、音楽の場合そうじゃないんですよ。
4分の4の≪4分≫4分音符のこと。
4分の4の≪の4≫4つで1小節という意味。
で、基準になる4分音符、記号では のひげのない形。
両手をパン と打ち合わせてみましょう…、それが1拍。
じゃ、アナタがパン と1つ打つ間に、隣の人がパン! パン! と2つ打ちます。
そのパン! パン!が8分音符+8分音符=4分音符。
8分音符は コレです。
ま、分かりやすく例えるなら、4分音符は靴1足、8分音符は靴の片方だけってことですな。
どうですか?
少しは分かってきましたか?
ここまででん゛~ だと、たぶん8分の6拍子は理解できないと…おもひます…
オマケ
Q.三三七拍子は何拍子でしょうか? 

コメント
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