アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

防衛省の通信衛星打ち上げ 北朝鮮ミサイルなど有事対処 H2A32号機で・種子島 (時事通信)

2017年01月25日 | 第二次朝鮮戦争と韓国の内政問題
防衛省の通信衛星打ち上げ=北朝鮮ミサイルなど有事対処-H2A32号機で・種子島
時事通信 017/01/24-20:29)
 

自衛隊の部隊運用で使用する防衛省のXバンド通信衛星「きらめき2号」が24日午後4時44分、鹿児島県・種子島宇宙センターからH2Aロケット32号機で打ち上げられた。衛星は約30分後に予定の軌道に投入され、打ち上げは成功した。防衛省が独自の衛星を打ち上げたのは初めて。


 北朝鮮の弾道ミサイル発射情報の伝達や、国連平和維持活動(PKO)などに従事する国外派遣部隊の通信能力向上を図る。
 防衛省によると、Xバンド通信は気象条件に左右されにくく、高速、大容量通信に優れる。画像や動画がスムーズに送信でき、有事や災害時に広範囲に展開する艦艇や部隊間で迅速に情報を共有できることが期待される。

 現在、自衛隊の衛星通信は民間の商用衛星「スーパーバード」3基に依存。うち2基が設計上の寿命を迎えるため、同省が独自の衛星を打ち上げる計画を進めていた。

 同省は当初、1号機の打ち上げを昨年7月に予定していたが、輸送時に損傷。1号機は18年3~9月に延期し、2号機を先行させた。3号機は20年度中の打ち上げを検討している。総額で約2300億円の整備費を見込む。

 種子島で記者会見した若宮健嗣防衛副大臣は「国益を高め、各国との協力活動を推進するものとして大変重要な位置付けだ」と強調した。打ち上げを担当した三菱重工業の阿部直彦防衛・宇宙ドメイン副ドメイン長は「H2Aは32機中31機が成功し、成功率は96.9%となった。今後も安定的に打ち上げを提供できるよう心を引き締める」と話した。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。