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首相の招待排除せず 抗日70年行事「誠意あれば歓迎」  (時事通信)

2015年03月09日 | 中国共産党の市民弾圧と粛清
首相の招待排除せず 抗日70年行事「誠意あれば歓迎」歴史認識でけん制・中国
時事通信 2015/03/08-19:31)

 【北京時事】中国の王毅外相は8日、全国人民代表大会(全人代=国会)開催中の北京で記者会見した。王外相はこの中で抗日戦争勝利70年の記念行事に安倍晋三首相を招待するかについて「あらゆる関係国家の指導者らを招待する」と前置きした上で、「誰であろうが、誠意をもって来ればわれわれは歓迎する」と述べ、可能性を排除しなかった。

 記念行事は、共産党・政府が抗日戦勝記念日に定める9月3日に合わせて北京で開催。習近平国家主席が就任して初の軍事パレードと閲兵式が行われ、ロシアのプーチン大統領らが出席する予定のほか、オバマ米大統領の招待も検討しているとされる。
 
 王外相は名指しこそしなかったが、安倍首相の歴史認識を強くけん制。昔の外交官の言葉を引用して「加害者がその責任を忘れなければ、被害者が受けた傷は癒やされる」と述べた。さらに「70年前に日本は敗戦したが、70年後に日本は再び、良識を捨ててはいけない」と強調。「歴史の重荷を背負い続けるか、過去をきっぱりと断ち切るか、最終的には日本が選択しなければならない」と主張した。
 安倍首相が終戦70年に合わせて発表する「安倍談話」で、「植民地支配と侵略」を謝罪した「村山談話」などを継承するよう中国政府の要求として求めた形だ。

  一方、王外相は、冷却化する中朝関係に関して「しっかりした基礎があり、一時や一つのことで影響を受けない」と指摘した。また「関係の正常な発展に努力している」と強調した。ただ、いまだに実現していない金正恩第1書記と習主席の首脳会談に関しては「まだ双方の都合を見なければならない」と述べ、見通しが立っていないことを明らかにした。



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