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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

中国監視船は「第2の海軍」か、規模拡大で近隣国の脅威に ② (ロイター)

2014年03月06日 | 安全保障と東シナ海紛争
焦点 中国監視船は「第2の海軍」か、規模拡大で近隣国の脅威に (抜粋記事)
ロイター2014年 03月 6日 16:26 JST

(Megha Rajagopalan記者 Greg Torode記者、翻訳:野村宏之、編集:宮井伸明)

 前文省略

 放水事件
 中国が領有権の主張を強める中、同国は東シナ海では尖閣諸島(中国名:釣魚島)をめぐり日本と対立。石油・天然ガス資源が豊富とされる南シナ海では、約9割の海域の領有権を主張し、ベトナムやフィリピンなどと対立している。
 領有権を主張する海域を守る活動は、海警局の監視船が先頭に立って行い、中国海軍は中国近海ではなく遠隔地での活動に焦点を当てている。中国メディアによると、監視船は放水砲などを備えているという。

 監視船の活動をめぐっては、対立国から反発の声が上がっており、フィリピン政府は、同国の漁船が1月17日、南シナ海で監視船から放水を受けたと抗議。これに対し、中国側は「挑発的な」行動に必要な対応を取る権利があるとして抗議を受け入れなかった。
 アジアの海軍関係者の1人は、「われわれが目にしている状況は、中国海軍が活動領域を広げている一方、監視船が係争海域の活動に専念していることだ」と指摘。「監視船が中国の領有権主張の象徴となっており、監視船の動きを厳重に見張っている」と語った。

 以下省略


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