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米大統領、11月に東南アジア歴訪 対北朝鮮・南シナ海で協議へ (時事通信)

2017年04月21日 | ASEAN諸国ニュース
米大統領、11月に東南アジア歴訪 対北朝鮮・南シナ海で協議へ
(時事通信 2017/04/21-01:31)  

【ジャカルタ時事】

 インドネシア訪問中のペンス米副大統領は20日、トランプ大統領が11月にフィリピンで開かれる東アジアサミットと米・東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議に参加することを明らかにした。ベトナムで同月開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議にも出席する。
 
 トランプ大統領は一連の外遊に合わせて日本初訪問も検討しており、日米両政府間で今後日程調整などが本格化する可能性がある。
 日本や韓国、中国も参加する東アジアサミットでは、弾道ミサイル発射で米国への挑発を強める北朝鮮への対応が協議される見通し。トランプ政権は北朝鮮への軍事行動を含む「あらゆる選択肢を排除しない」とする強硬姿勢を示しており、北朝鮮への圧力を強化して核やミサイルの放棄を迫る方針を各国と確認するとみられる。
 
 APEC首脳会議では、トランプ政権が「米国第一」主義を掲げる中、自由貿易や為替政策が主な議題になるとみられる。 
 ペンス副大統領は「われわれは南シナ海の平和と安定のため、ASEANとともに引き続き行動する」と述べ、ルールに基づく秩序や、紛争の平和的解決の重要性を指摘。南シナ海への進出を強める中国をにらみ、米国が南シナ海問題に関与していくことを強調した。
 
 ペンス副大統領はこれに先立ち、インドネシアのジョコ大統領と会談。「南シナ海での航行・飛行の自由を維持していく」と中国をけん制した。
 
 米・インドネシア関係については、両国が「法の支配や人権、宗教の多様性など多くの価値観を共有している」と指摘。穏健なイスラム教徒が多いインドネシアを「世界の参考になる」と称賛し、今後もテロ対策などで協力を深める方針を示した。
 ペンス副大統領はジャカルタにある東南アジア最大規模のモスク(イスラム礼拝所)を訪れ、各宗教指導者とも対話した。



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