アジア・オセアニアNews blog ~お日様とお月様の光と影~

アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

「平和条約なしは異常」森元首相と会談 (時事通信)

2013年02月22日 | ロシアのニュース
プーチン露大統領、領土解決に意欲
「平和条約なしは異常」 森元首相と会談(抜粋記事)
時事通信 2013/02/22-01:35)

 【モスクワ時事】森喜朗元首相は21日午後(日本時間同日夜)、モスクワのクレムリン(大統領府)でプーチン大統領と約1時間会談した。プーチン氏は大統領復帰前の2012年3月、北方領土問題をめぐり自らが言及した「引き分け」による最終決着について、「勝ち負けのない、双方に受け入れ可能な解決だ」と説明。具体的な解決策には踏み込まなかったが、「(日ロ)両国間に平和条約がないことは異常な事態だ」とも述べ、平和条約の前提となる領土問題の解決に意欲を示した。
 森、プーチン両氏の親交は深く、会談は16回目。森氏は今回、安倍晋三首相の特使として派遣され、首相から預かった親書をプーチン氏に手渡した。
 プーチン氏は年内に予定される首相訪ロについて「早期の訪問をお待ちしている。日ロ関係発展の良いステップになる」と語り、日ロ首脳会談の早期実現に期待を示した。 
 会談で森氏は、首相当時の01年3月、プーチン氏との首脳会談でまとめたイルクーツク声明の重要性を指摘し、「あとは安倍首相と大統領の決断次第だ」と強調した。プーチン氏はうなずいて聞いていたという。イルクーツク声明は、平和条約締結後に歯舞諸島と色丹島の2島を引き渡すとした日ソ共同宣言の有効性を確認し、現在の領土交渉の基礎になっている。

 以下省略



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。