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安保、経済協力を確認 「関係かつてなく強固」 米印首脳会談 (時事通信)

2017年06月27日 | インド・南アジアニュース
安保、経済協力を確認 「関係かつてなく強固」 米印首脳会談 
時事通信 2017/06/27-09:11)

  【ワシントン時事】

 米国を訪問中のモディ・インド首相は26日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、安全保障と経済の両面で連携を強める方針で合意した。両首脳の直接会談は初めて。オバマ前政権下で急速に進んだ米印関係を引き続き強化させることを確認した形だ。
 
 トランプ大統領は会談後の記者会見で「米印関係はかつてないほど強固だ」と強調し、「天然ガス輸出について近く合意する」と明らかにした。一方で、貿易障壁の削減を進めるようインド側に注文を付けた。
 
 モディ首相も大統領と抱擁を交わして親密さを演出し、「戦略的関係をさらなる高みに引き上げる」と宣言。テロ対策や海洋安保分野で連携を強めると語った。
 
 トランプ大統領は地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」離脱を表明した際、インドは財政支援目当てで協定に調印したと批判した。しかし、ツイッターではモディ首相を「真の友人」と表現。トランプ政権のこうした不安定な姿勢に、インド側では両国関係を不安視する声も上がっていた。
 
 今回の会談では目新しい合意案件は期待されていなかったが、モディ首相が最大の目的としていた「米印友好関係の継続」は達成されたもようだ。 
 
 モディ首相は2014年5月の就任以降、オバマ前大統領と「個人的な友好関係」を築いた。オバマ氏は昨年、インドを対中国の要と位置付けて「主要国防パートナー」に格上げし、軍事面での技術協力を同盟国並みに引き上げた。



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