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アジア・オセアニア地域の通信社が配信する記事から『中国の領土紛争問題』を伝え日本の安全保障などのニュースブログ。

ロシア大統領府:安倍首相はプーチン大統領への訪日招待を確認した  (Sputni)

2015年06月25日 | ロシアのニュース
ロシア大統領府:安倍首相はプーチン大統領への訪日招待を確認した
Sputnik 2015年06月24日 22:56(アップデート 2015年06月24日 22:57)

プーチン大統領と安倍首相が24日、電話会談した。安倍首相は、プーチン大統領への訪日招待と、経済協力への関心を確認した。
ロシア大統領府報道部は、「安倍首相は、両国にとって適切な時期に、ロシア大統領を日本へ招待することを確認した。様々なレベルにおける一連の二国間会談や、貿易経済に関する政府間委員会の会合の実施などを含め、この行事を綿密に準備することの重要性が強調された」と発表した。

またロシア大統領府報道部の声明では、「露日関係の重要テーマに関する意見交換の過程で、政治、経済、人道、および安全保障分野での協力の発展に、共通の関心があることが強調された」と述べられている。


ロシア流し網漁禁止で日本が蒙る損害額は  (Sputnik)

2015年06月25日 | ロシアのニュース
ロシア流し網漁禁止で日本が蒙る損害額は
Sputnik 2015年06月25日 04:10(アップデート 2015年06月25日 04:11)

 流し網漁の中心地である根室市の市役所の試算では、ロシアが排他的経済水域で流し網漁を禁止した場合、北海道東部の蒙る損害額は250億円に達することがわかった。

 流し網漁禁止法がロシア下院(国家会議)で承認されたのは6月10日。これが仮に24日、上院(連邦会議)を通過し、大統領の署名が得られた場合、流し網漁は2016年1月1日から禁止される。現在、極東で流し網漁を行っているのは日本の漁船が35隻、ロシアは16隻。日露の漁船の漁業範囲は産卵のためにサケが通る水域と最高で1600キロメートル重なっている。


 流し網漁禁止は日本が対ロ制裁に参加したことに対する報復ではない

 NHKテレビの報道では、農林水産省の発表によると、網漁による日本のサケの漁獲量は15万トン。そのうちロシアの排他的経済水域における流し網漁の漁獲量は6400トンを占めている。

 ロシア議会の算出では、ロシア排他的経済水域における流し網漁禁止でロシア市場への魚類生産物の供給量はおよそ50億ルーブル増える。漁業部門ではおよそ4000人分の追加雇用が創出でき、あらゆるレベルで5億ルーブルを越す予算増が見込める。

 日本では、流し網漁禁止の理由として自然保護の論点が挙げられていることに対し、これは単なる前提であり、実際はウクライナ情勢に絡んで日本の発動した対露制裁へのロシアからの報復措置だという意見がもっぱら唱えられている。