心づかいと思いやり

地震発生から１週間が経過し、ここ何日かの報道は、今の現状はもちろんなのですが、
避難所で助け合って生活している人達の姿を目にする機会が増えました。


ある避難所では、地元の女子高校生が炊き出しをしたり、救援物資を配るために走り回ったり。

また別の避難所では、男子中学生が足の不自由なお年寄りをおぶって、希望の場所まで連れて
行ったり。

自身も被災者で、身内の安否も確認できていないのに、笑顔で頑張っている中高生達の姿に
胸を打たれました。


実施予定だった、東北電力の計画停電。
一昨日、昨日に引き続き、今日の午前中も中止となりました。
水力発電所の供給力が増えたとか、需要と供給のバランスとか、いろいろ要因はあるのだろうけど
各家庭や企業の「節電」が功を奏したとか。
この話を聞いて、すごく温かい気持ちになりました。


一人一人の力は小さいかもしれないけど、大勢集まると、大きな力になる。


今、公共広告機工のＣＭでよく流れている「心づかい」と「思いやり」の気持ち。
「心」は見えないけど「心づかい」は見える
「思い」は見えないけど「思いやり」は見える

なるほどなぁ、と思います。

「心づかい」と「思いやり」の輪がこれからも広がっていきますように。

そして、これが一過性に終わらず、継続していくといいな、と思います。


復興に向けて頑張っている大勢の方々。
今、私にできることは節電と募金しか思い浮かばないけれど、
少しでもそのお手伝いができれば、と考えています。