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“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

国立劇場で公演中の歌舞伎「世界花小栗判官」を鑑賞

2018-01-17 06:43:59 | Weblog
先日、物件を紹介したAさんから、国立劇場で開催中の初春歌舞伎公演 通し狂言「世界花小栗判官」の招待券2枚をもらったので、12日、会議を中座し、半蔵門の国立劇場に駆けつけた。
 


歌舞伎を鑑賞する機会は、現在まで数回程度。特に国立劇場での鑑賞は、初めてだった。


国立劇場の正面全景。


入口前。


一階ロビーにセットしてある執権細川政元。


ロビー吹き抜け天井に飾られている大凧。


2階から見る入口ロビー。

 到着した時は、開演の20分ほど前。もうほとんどの方は着席。席はほとんど埋まっていた。家内はすでに着席していた。

 もらった招待券は、1等A席。2階の前から2列目の中央よりやや右側。席に座るとやや左下には花道が・・・。出演者の顔もはっきり見え、声もはっきり聴きとれる良い席だった。

 今日の出演者の主な方は、人間国宝の尾上菊五郎(盗賊風間八郎)、中村時蔵(執権細川政元他)、尾上松緑(漁師浪七)、尾上菊之助(小栗判官兼氏)、中村梅枝(浪七女房小藤他) 他の豪華メンバー。

 開演は、午後4時。 全4幕10場

   発端   (京)に始まり、
   序幕(春)(相模)
     休憩(45分?)
   第二幕(夏)(近江)
   第三幕(秋)(美濃)
    小休憩(10分?)
   大詰(冬)(紀伊)
      あらすじに関しては、割愛させていただきます。

 いずれの幕も素晴らしい舞台ときれいに着飾った出演者。細川政元役の中村時蔵、小栗判官兼氏役の尾上菊之助、浪七女房役の中村梅枝らの演技には、はっきりした声で本当に引き込まれてしまった。

 大詰の最終には、7~8人が舞台に並び、観客にプレゼント品が投げられた。
 2階客席には、ただ1個がわれらの席方向に投げられた。手を伸ばしたがかすめ、3列目に落ちた。ところが3列目の人もゲットすることができず、家内の席の下に転がってきた。
 何と幸運なこと・・・。拾い上げることができた。わぁ~うれしい ルンルン。


ゲットしたもの。

 午後8時過ぎ幕が下り、すべて終了。 

 地下鉄半蔵門駅から電車に乗り、九段下駅で乗換えて東西線落合駅まで、こんなに短く感じたことはない。
 帰宅して、プレゼント品を広げると国立劇場の手ぬぐい。


プレゼント品。

 国立劇場という初めての会場での鑑賞で、プレゼント品をゲットし、この上ない幸運、末永く保存しておきたい。

 Aさんにお礼を述べたいと幾度と電話していたが通じず。やっと15日電話に出てくれた。聞くと朝はやや遅いが夜はいつも遅いとのこと。それでは と出勤前の時間に伺うことにし、昨日会うことができた。お品(佐渡の品ですが)を届けるとともに“大変良いものを見せていただきました”と御礼を申し上げた。
 一生忘れることのない一日となった。Aさん、ありがとうございました。

 この初春歌舞伎は、来る1月27日まで公演されます。もう席は完売かもしれませんが、時間の許される方は、ぜひご鑑賞なさってください。

 (13,14日と行事が続いたので、記載が遅れました事お詫びいたします)
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