“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

石川金沢にお墓参りに

2016-04-12 17:18:49 | Weblog
 4月13日~15日、昨年4月に亡くなった友人の一周年お墓参りに家族で行ってきました。
友人との関係については、昨年9月上旬のブログに詳細を記しているので、今回は省略させていただきます。
 前日の天気予報では、金沢方面は、13日曇りから雨、14日は一日雨、15日は晴れとの予報であったが、この期間は、写真で見るとお分かりのように、13日夕方から14日朝方まで雨となったが、その他は良い天気となった。従って、初日ホテルに入るまで雨にあわず、2日、3日と晴れ。以前から“天気男”と言われているが、今回の旅行も天候には恵まれた。

 特に15日の帰りは、雲一つない天気となったので松本城見学を予定していたが、道中で急遽変更、奥飛騨の新穂高ロープウェイに乗ってアルプスを眺めてきた。
 それら一連の模様を写真で紹介します。

 13日午前8時に自宅を一家で出発。一家と言っても家内と愛犬オレオ(通称レオちゃん、トイプードル 1歳3か月。3㎏)。レオちゃんは、車に強い方ではないので、出発前に幼児用の酔い止め薬を1/2錠飲ませた。
 関越自動車道練馬ICから高速に入り、上信越自動車道~北陸自動車道金沢東ICまで、途中2回(約40分づつ)休憩して午後2時過ぎに金沢市内に入った。

金沢市内までおよそ470㎞。
 午後遅くなってお寺さんに行くのは失礼と思い、お墓参りを明日朝に変更。昨年見学した兼六園を先に見ることにした。県営兼六駐車場に入れる。
 我々の年齢は、入場無料。但し、レオちゃんはバックに入れて入場を と考えたが、入口で“動物の持ち込禁止”となっているために、駐車場に入れた車に置きに帰った。 二人で入場。


兼六園でのかの有名な“ことじ灯篭”
 園内は、八重桜が満開。午後3時ごろだったが、入場者が多い。特に中国又は台湾、ヨーロッパ等の外人が非常に多い。


霞ヶ池。


雁行橋を望む。


園内の噴水と灯篭。
兼六園から隣りの金沢城公園へ。建物の中は、前回見学しているので、主に庭園を見学する。


五十間長屋前の広場。

 雲行きがおかしくなってきたので急いで駐車場に帰る。レオちゃんは、車の中で寝ていた。
 予約のホテルは、金沢城公園大手門口のすぐ隣り。兼六園駐車場から約500mほどにある。
 

 今日から2泊するホテル。

チェックインして通された部屋は、5階の角部屋で広くて気持ちよさそう。申込時の部屋の広さは、43㎡だったかしら。金沢に来るのはこれが最後と思ったので、ゆとりを持った計画を立てていた。
 夕食前にまず大風呂に入る。ここの湯は、地下750mほどからくみ上げているチョコレート色の温泉湯。
 夕食は、1階の高級料理店。案内された席の前には、何と佐渡の赤玉が置かれていた。
 マスターに「この石は何という石ですか」と聞いたら、「佐渡で産出した赤玉という石です」と胸を張って説明してくださった。雨に打たれ、ひときわ輝いており、とてもきれいだった。「実は、佐渡出身の者です」と申すと、「あらそう、これはこれは」。「2泊お世話になります」などと会話が弾み、とても楽しい夕食となった。
 

佐渡の赤玉石。

今日の料理は、兼六会席、加賀の郷土料理。一の膳、二の膳、三の膳、お食事 とひとつ食べ終えると次が運ばれてくる。料理の温度もちょうどよく、とても美味しい。
 “食前酒はサービス”とのことでしたので、二人で赤ワインを注文。


 加賀の郷土料理のメニュー。


 器が上品。
 約1時間ほど食事をゆっくりと楽しんだ。

 部屋に帰ると、さすがに疲れがどっと出る。まだ午後8時30分ほどなのにベットに横になったら眠ってしまった。
 レオちゃんは、室内に入れられないので、車の中。夜中に一度車から出そうと 話していたが、それも「室内はどうなってもいいわ」となってしまい、朝5時過ぎまでそのまま。
 目を覚ますとすぐに地下に降りて車内を覗く。レオちゃんは元気に窓にとび上がってきた。車内はいたってきれい。おしっこもしていないようだ。我慢していたのだろう。すぐに抱いてホテルの隣りまで急ぐ。
 隣りは、「白鳥路」と言って歩道。犬の散歩には最高の場所。



 歩道「白鳥路通り」。兼六園前までの約300mの間には、彫刻作品が18体展示されている。


白鳥路を散歩するレオちゃん。

朝食は、2階でバイキング。内容は、普通。

 朝食を終え、お寺さんに「昨日金沢に来た。これから○○さんのお墓参りに行きたい」旨を述べて、寺町地区にあるお寺に向かう。
 奥さんがすでに庭に出ていて、私どもを迎えてくれた。奥さんはお墓前の草むしりを済ませてくれたよう。
 自己紹介をして挨拶。○○さんとの関係を説明して、昨年9月にここに来たことを告げると、覚えていてくださった。東京から持参したみやげを手渡して、すぐにお墓にむかぅ。
 家内がお墓の周りの掃除を始め、花を飾り、蝋燭、お線香を立てる。


お線香を立てる家内。

 しばらくの間、亡くなられた人の思い出を語り合う。明日15日が命日。1周忌に○○さんの縁で金沢に再度来れたこと、お参りができたこと、これが最後となるかも 等々。
 お別れのことばを申してお墓前を後にした。
 お寺さんの奥さんに大変お世話になっている旨を述べお寺を後にした。
 ○○さんは、昨年4月15日に逝去したが、生前に多額の永代供養費をお寺さんに寄付している関係で、よく見てくださっている。しかし、○○さんがなくなった数カ月後に、この寺の住職が急死。現在は、住職がいなく、法事があると別の寺から来てもらっているとのこと。

 車で約5分ほど走ると、21世紀美術館に着く。別に見たいものがあるわけでもなかったが・・・。


21世紀美術館前の広場。


恒久展示作品 スイミング・プール。レアンドロ・エルリッヒ作。
 プールの中にいるようだ。近代的な作品と思う。その他多くの作品を見て廻ったが、印象はこれが一番。

 21世紀美術館を後にして、やはり見ておきたい武家屋敷方面に車で向かう。


 二の橋入口から屋敷方面を望む。

 ホテルに帰って一休み後、車を駐車場に入れたままで、レオちゃんを連れてひがし茶屋街に。昨年も見ているのでそれほど感激はない。ただ、風致地区となっているからでしょうか、格子が一般より細くて統一され、街全体がきれいに整備されている。ここでも外国人が多い。


ひがし茶屋街。
 
 ホテルまでブラブラ歩いて20分ほど。
 
 今日は、食事を先に済ませ、それからゆっくりと温泉に入ることにする。
 レオちゃんには、いつもより高級な肉とチーズの缶詰を与え、早めに休ませた。
 夕食は、昨日と同じ加賀の郷土料理。メニューには、苗字が印刷されている。
 「△△様御席 お献立」 気配りがうれしい。
 
 
 朝起きると、雲一つない。とてもすがすがしい天気。
 帰りは、高山、松本廻りを予定している。
 朝8時過ぎにホテルをチェックアウト。帰宅の途につく。
金沢東IC入り、北陸自動車道→小矢部砺波JCT→東海北陸自動車道→飛田清見→中部縦貫自動車道→高山 と走る。
 走りながら空を見ると雲一つない日本晴れ。「この天気では、松本城を見学するより、奥飛騨温泉郷の先にある新穂高ロープウェイで天空に上がろう。こんな天候に遭遇することはもうないと思うよ」となって、予定を変更。これが車で出かけている良い点 と一人で納得して車を走らせる。
 金沢からもうすでに2時間ほど走っている。
 疲れているが期待の方が大きく、何とかロープウェイ下に着く。ゴンドラには、やはり動物の持ち込は禁止となっている。レオちゃんを車の中に置くことにして、第1ロープウェイに乗り込む。
 最初のロープウェイの勾配は、38度で日本一とか。標高2200mの展望台までは、しらかば平でロープウェイを乗り継ぐ。

第二ロープウェイ間で行き違った二階建てゴンドラ。

 西穂高口駅に到着。外の気温マイナス3度。
 展望台に出ると、西穂高山荘はすぐそこに見える。西穂高岳、南岳、槍ヶ岳等が青空をバックにして素晴らしい威容を見せている。


西穂高。


槍ヶ岳がくっきりと見える。


北側のアルプス
 

 予定外のコースゆえ、展望台には30分滞在したのみ。ロープウェイで下に降り、昼食。
 午後2時過ぎに新穂高口駅前を出発。一路松本方面に向かって走り出す。

 途中、諏訪湖で30分ほど休憩して、レオちゃんをドックランおりに入れ、首輪を外して走らせる。おしっこ等を澄ませて一路東京に向かう。
中央高速道はいつも混んでいる。途中数キロはノロノロの走りであった。
 自宅到着が午後6時45分ごろ。
 全行程距離、957㎞。自分一人での長距離運転はこれが最後か。頭がボーとしている。
 レオちゃんが良く付き合ってくれたものだ。感謝。
 家内が親しかった友人のお墓参りができたこと、○○さんの後見人となっていたT弁護士に18日に会い、報告できることが何よりうれしい
 明日は、首都圏真野人会役員会、明後日は、東京両津の会総会出席、18日は、紹介した弁護士事務所へ、 と毎日続く。
 

 
コメント
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