“しなやかに、清々しく”

日常の出来事等を気ままに発信したい。

熱海、伊豆高原へ

2015-02-14 08:12:33 | Weblog

 2月13日、快晴に恵まれたので、熱海、伊豆高原方面にドライブした。

 当初、熱海の梅園に行こうと出かけたが、西湘バイパスを走っていると、海岸線がとてもきれい。

 家内が、「熱海梅園は、以前行ったことがあるが、小さいよ」というので、急遽「じゃ~伊豆高原方面に行こう」となり、車を走らせる。

 午前10時30分過ぎに出発して、12時過ぎに熱海の海岸に到着。十数年前に来た時は、海岸に出なかったので、車をヨットハーバー近くの駐車場に入れ、海岸に出る。

 一羽の鳩が迎えてくれた。

迎えてくれた鳩。

 ヨットハーバーを囲むように、とても素敵な突堤ができている。

人工の公園(親水公園と名付けられている)には、モニュメントが。「恋人の聖地」とある。手形にふたりの手を合わせて・・・。南欧コートダジュールや、北イタリアのサンレモ・リビエラ海岸をイメージしたもので「ムーンテラス」と呼ぶそうだ。

「恋人の聖地」モニュメント。

 ここから観る熱海の街は、昔と変わってビルがモダンに建て替えられている。ホテルというよりも分譲の建物に変貌したようだ。

ムーンテラスから観る熱海の街。右手は、サンビーチ。

 砂浜には、藻一つなくきれいに整備されていた。

 ムーンテラスの付け根に銅像があった。釜鳴屋平七。安政の頃熱海の浜に漁民一揆が起こり、八丈に島流しされた とある。

釜鳴屋平七の銅像。 “あたみ桜”(河津桜ですよね)が満開。

 一路、伊東、川奈方面に走る。

海岸が素晴らしい。

 大室山を目指す。家内は、一度も登ったことがないようだ。私は、もう20年以上になるかしら?   高校の同期10名余りでドライブ。リコーの保養寮にお世話になって上がったことがある。

途中から観る大室山。

 風がとても強い。頂上に行くリフトは、強風のため運航中止となっていた。やむを得ず、となりのサボテン公園に。

大室山山頂につながるリフト。強風のため運航中止となっていた。

サボテン公園の入り口に在るモニュメント。

 駐車場から眺める伊豆高原の別荘地区は、素晴らしいの一言。

 伊豆高原別荘地区。色とりどりの屋根。 

 公園に入ろうとしてチケット売り場に行くと、何と入場料が2300円/一人。二人で4600円。「ひゃ~」と顔を見つめ合う。駐車場料金を入れると5000円をオーバーする。

 サボテンにはあまり興味がない二人なので、「暖房費がかかっているのだろうが、もったいない」と諦める。

サボテン公園の入り口。 

 再度大室山の上り口に戻ると、リフトが動いているではないか。「強風のため、注意してください」とのこと。二人でリフトに乗るが、横揺れが激しい。強風のため途中時々止まる。心細くなる。

 やっと、頂上に。

頂上から眺めるすり鉢状の火口。現在はアーチェリー会場となっている。

 20メートルほど歩いたが、風が強くて、歩道のロープにつかまっていなければ吹っ飛ばれそうで危険。体感温度は、〇度を下回っているか? 手がかじかんで痛いほど。

 でも、頂上から観る富士山は、ご覧のように素敵。風が強くて靄は吹き飛んで、空は透き通るようにきれい。

 

大室山は標高580mとのこと。この写真を撮るときも片手は、ロープを握っていなければ危ない。

 そそくさと下りのリフトに乗る。

途中3度ほど停止。下りるときなので、登るときのような怖さはなかった。眼下に見えるゴルフ場は、ゴールド川奈ゴルフ場。

 下りると、「強風のため運航中止」となっていた。危ない中の一時を利用できたようだ。

係員に「頂上は強風で立っていられないほどだよ。危険だよ」と伝える。

 山を下りて、城ヶ崎海岸に向かう。

城ヶ崎海岸への途中道路。

 まず、海岸通りを灯台に向かって歩く。

海岸に打ち寄せる波しぶき。大島はくっきりと望める。

やっと灯台が見えた。

海岸通りから望む城ケ崎灯台。

 ここの吊り橋(門脇吊橋)が観光スポットとなっている。この地点から望む風景をご覧ください。

 

 以前来た時には、上の「国立公園城ケ崎」も下の「城ケ崎ブルース」の石碑もなかった。

吊り橋を渡ったところから。

 作詞家星野哲郎と城ケ崎との関係はなさそう。「星野哲郎と城ケ崎」で検索すると、ウィキペディアには、1986年の「城ケ崎ブルース」は、門脇つり橋とピクニカルコースの完成に合わせ、観光協会がレコード会社に歌の制作を依頼し、星野哲郎が作詞し、伊東市出身の関野幾生が作曲したもの と記している。

遠くに大島が。街の建物が見える。

 もうすでに午後4時前。帰りは、山岳コースを歩き、駐車場まで。

 一路、熱海に向かって帰路に着く。

 “熱海で温泉につかって” も一つの目的に入っていたが、陽も落ちてきたので、いつもの「稲村ケ崎温泉にしよう」と江の島方面に向かって海岸道路を突っ走る。

 夕食は、これまたいつも入っている『池田丸』というレストラン。白魚が美味しいのだが、今の時期は禁漁のため、生はない。でも白魚ばかり盛ってあるお膳をお願いする。

 しばらくゆったりしたところで、近くの「稲村ケ崎温泉」へ。

一時間ほどチョコレート色のお湯につかり疲れをとる。

 帰宅時刻、午後8時20分。正味9時間ほどのドライブだった。走行距離おおよそ230㎞。

 間もなくすると、日本テレビで「崖の上のポニョ」が始まった。これも見たい。

 とうとう午後11時すぎまで付き合ってしまった。

 楽しい一日だった。

 

 

コメント
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