



朝の散歩の途中の
アジサイ
カタツムリ
雨だれ
蛙の鳴き声
雨の降らない梅雨に
アジサイを見てふと想ふ
シーボルトの愛人であった
「 オタキさん 」 を・・・
日本で漢字を当てるのはこのためだとする説もある。
シーボルトはアジサイを Hydrangea otaksa と名づけたが、
この 〈 オタクサ 〉 は彼の愛人だった長崎丸山の
遊女 〈 お滝さん 〉 ( 本名 楠本 滝 ) に由来する。
なおアジサイの語源には諸説あるが、
《 大言海 》 にある 〈 集( あづ ) 真( さ ) 藍 ( あい ) の意 〉 という説が
有力視されており、
あづ・さ・あい の転訛が アジサイ になったのだろう?