「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

『 涛音寮 ( とういんりょう ) 』 から伊美の芸術が始まる

2012-10-27 11:00:56 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



くにさき伊美の芸術は、ギャラリー『 涛音寮 』 から始まる








伊美川から 「 涛音寮 」 の遠望











































二階から三階に続く急な階段












三階からの眺める伊美の町並み






上から見た涛音寮の庭

















涛音寮は国見町という国東半島の最先端、姫島と連絡している伊美港の近くにあり、
町中の中心部を伊美川が流れ、その伊美港に注いでいる。
後の山側の遠くを見れば南は両子山、北は周防灘に面している。
また、古くから国東半島六郷満山 (奈良時代は九縄、田染、安岐、武蔵、国東、伊美 の六郷 からなる
宇佐八幡の荘園)の仏教文化の街として栄えていました。
古来からの仏教遺跡などの文化財は今なお数多く点在する歴史豊かな地域でもある。

江戸時代末期の頃、伊美を中心にした一帯は瀬戸内海の
海上交通の西の拠点として栄えていました。
その頃、回船問屋として商売をしていたのが重光伝兵衛という人物である。
伝兵衛から代を受け継ぎ、明治の初期、今から140程前に、
橋本屋の主屋として天守閣に似た城造りの木造 3階建の見事な建物を築いたのが重光銀九郎である。
通称三階屋は、明治初期の建物としては規模の大きな木造3階建で、
特長的なのが天守閣のような外観が人目をひく3階部分である。
富の象徴という意味もあったが、
造り酒屋という商売そのものが大規模な設備と多くの人間を必要とする仕事であり、
当然そこで働く人たちを収容するにも大きな建物が必要だったのだろう。

現在の涛音寮は、 正式には純真学園国見研修所・涛音寮として平成9年4月オープンしたもので、
純真学園は福岡市にある学校法人で重光家の親戚 にあたる福田敏南氏 が前理事長を務めていた。
涛音寮になる以前、純真学園の国東寮になってからのほぼ10年間は空き家状態であったが、
国東半島の芸術・文化の交流の場になればという氏の理解があって、
痛んだ三階屋を丸2年を費やし全面的に修復復元したものである。
今では国東固有の文化に接することのできる憩いの場として多くの人が訪れるようになっている。

ここを拠点に表具作家の和田木乃実さんが活躍している。
彼女は表具作家であるが、自身は飾らず一生懸命に働く素敵な女性である。



福岡県朝倉市  『 道の駅 ・ 原鶴 』 とその界隈

2012-10-27 10:37:37 |  滝 ・ 名所 ・ 神社仏閣



「 道の駅 ・ 原鶴 」 ( ファームステーション・バサロ )






















フツー 「 道の駅・原鶴 」 と呼ばないで、簡単に略して「バサロ」と呼んでいる。

そんな 「 道の駅・原鶴 」 の中に入れば、
いたるところに杷木町特産の柿が並んでいる。
通称・ “ 志波の柿 ” で通っており、ブランド品である。
そんな柿にもいろんな種類があって、
富有柿 ( ふゆがき ) だけだと思っていたら、
松本、伊豆、西村、太秋などの種類が置かれてあった。
去年もだったが、「 富有柿は11月ん霜の降りるごとなってからが旨か! 」 って言われた。
「 あ~そげんだった 」 と思いながら箱を持ったが、
「 来月は仕事んあるけん、まぁ、よかたい! 」 とは思ってはみたものの、
やっぱ、「 来年は11月の寒か時に送ろう 」 と、思った。






「 道の駅・原鶴 」 の裏を流れている筑後川の河川敷










以前、競輪選手をしながら建設業を営んでいた。
そのとき、土木組合の会員の忘年会や総会が原鶴であって、
何度か泊り込みで原鶴温泉に来たことがある。
屋上にある風呂に入って、筑後川を眺め、
その筑後川で屋形船に乗って鵜飼いを楽しんだこともあった。




10月27日 今日も元気なムサシ

2012-10-27 10:25:51 | 柴犬 ムサシとピース


10月27日 今日のムサシ










ムサシは日に日に大きく、元気になって行く・・・


来月からの下水工事の下請けが決まった。
家屋調査や公共枡の位置などを決めるのですぐには工事にかかれない。
だから、もうしばらくムサシと一緒に居る時間が持てそうである。

ピースの時は、5年間同じ部屋で寝起きを共にし、
人間と同じような生活をしていたから、
ムサシは今のまま玄関で育てようと思っている。
これから散歩に行けるようになれば、
毎日、朝夕それぞれ1時間の散歩と庭で放し飼いをするので、
ストレスはそんなにないと思っている。



白馬列伝 ⑤  オグリキャップ

2012-10-27 10:15:46 | 競馬・ボート







「 天才野武士 」  オグリキャップ



東海公営で十二戦十勝 二着二回と
鳴り物入りで中央へ
初戦のペガサスは不安でいっぱいも
直線グーンと伸びて
ラガーブラックを抜き去った
お世辞にも決して綺麗と言えない馬体は
まるでドブネズミみたいに汚れて見えた
荒削りながら闘志あふれる走りから
宮本武蔵を思わせる

ニュジーランドトロフィーで
鞭を持ち替えただけの反応は
天才的なものがある
それでいてクラシック未登録は
なんとも惜しい存在も
これがなかなか絵になって
天才野武士を作り出す




オグリキャップ
父 ダンシングキャップ
母 ホワイトナルビー


白馬列伝 ④  タマモクロス

2012-10-27 10:07:24 | 競馬・ボート








「 白い天皇賞 」  タマモクロスとオグリキャップ




前を見ながら
そしてその速さを計りながら
自信を持って進んだオグリと河内
スタートをポンと出て
二番手につけた南井は
後ろから来る馬の音を聞きながら
その背に気配を感じながら進んだ

人気になった白馬二頭の叩き合いは
直線 来るのを待って追ったタマモクロス
猛烈に追い上げその惰性で
一気に抜こうとするオグリキャップ

火の出るようなデッドヒートを演じた
史上まれにみる白馬同志のマッチレースは
多くのファンをうならせた

ここに天皇賞春秋連覇の馬あり
その名は おごることなかれ
タマモクロス




タマモクロス
父 シービークロス
母 グリーンシャトー