音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

60点のライブなら0点のライブほうがええby クリトリック・リス

2015年06月21日 | ライブ
6月8日
根本宗子 作演出、音楽、大森靖子「夏果て、幸せの果て」をハナエちゃんを誘って観劇

根本宗子は大森靖子という役で 大森靖子は大森靖子で出演。
真夏にエアコンが壊れたコンビニと 彼氏(鳥肌実!!)が出て行って嫉妬に苛まれる女子の2つの舞台が同時進行します。

最高ですね。こんな設定どうやって思いつくんでしょうね。

見に行かなかった人は後悔してください

楽屋にハナエちゃんと挨拶にお伺いしたのですが、ハナエちゃん、お母さんも 鳥肌実さんのファンで4年ほど前、何かでイベントで写真撮ってもらったそうです。

お母さん戸川純とタランティーノが好きという元祖サブカル女子ですからね


根本さんご挨拶したら「存じ上げてます」と言っていただき恐縮です。

6月9日

アイドル・グループの子たち集めてボイトレ。先生は元マグースイムの野戸くん。トレーナーとして著作も2冊。

彼のやり方は言葉を伝えるように歌うというのは面白いと思います

6月10日
フリーペーパーの取材でThe SALOVERSのフル君に会う。元気そうでなにより

KING BROTHERSが対バンを変えて2マン6日連続のライブにクリトリック・リスが呼ばれてライブ

クリトリック・リスは安定の素晴らしさ。Tシャツとか着てる人も増えて来てるのも嬉しいです。

KING BROTHERSの最初のディレクターも僕なんです。

99年にリリースしたナンバーガールも収録されたオムニバスアルバム「uni」ホッピー神山さんのプロデュースです

当時まだティーンネージャー。「16時までに下北にくればギターウルフのセイジさんにライブ出してやる」と言われてるんです、と言って嵐のようにレコーディングして去って行きました。

3年前の内田裕也をうるさ過ぎて、ブチ切れさせた夏の魔物以来見ました。

さすがでした。ノイズをぶちまけているように見えて、キチンと考えらてるんです。セトリも毎日違うそうです。

最後ドラムをフロアに持ち込み大円団でした。

6月11日
℃-uteの10周年ライブを見に、横浜アリーナ
寺嶋由芙ちゃんと行ったんですが、これは特典で言えば5箱は買わないと付かないでしょうね
彼女かなり気合入っていて、2時過ぎにはついて物販チェックしてたそうです。

10年といっても最初の5年はアイドル冬の時代ですからね。良く続けて来たと思います。

彼女たちは歌がうまいのが評価出来ますね。音楽が好きなので、歌がひどすぎるアイドルは正直耐えれないんです。

でも、誰しも知っている名曲が彼女たちにないのも事実だと思います。それさえあればもう1ステージあがるのに、でもあたりまえだけれども
そういう事なんですよね

僕も頑張ります。

かっての部下の大熊が連れて行きたい店があるというので奥沢のウッチャル。
創作焼肉屋みたいな感じ。
基本不味いものがない福岡育ちなだけに彼の舌は信用出来ますね。でも食べログは2だったそうで、たまたま常連さんばかりで居づらかったから、その点を
つけた人がいるようなんですが、そういう話じゃないと思いますね


6月12日
某音楽専門学校でボーカルの審査。カラオケじゃないんだから、好きな歌を歌えば良いというものではないんです。自分の声にあった楽曲をどうチョイスするかが
センスなんですから。

飛ぶ鳥落とす勢いのMrs.GREEN APPLEのフリーペーパーの取材。

元貴君、僕とのあるエピソードを覚えていてくれて、新人の子と話すのは何気ない一言も大切なんですよね

劇団ままごとの「わが星」の舞台をふぇのたすのヤマモト君と見に行く。

傑作とされる舞台で僕は5年前の初演を見に行ってえらく感動したんです。

女子の一生と星が生まれてから死ぬまでが重ねあわせられながら進むというのですが、これも見てもらわないと分かりません。

でも演劇でないと表現出来ないステージです。

帰りに二人の旧知の女子で昔はバンドのスタッフだったんですが、今は女優を目指しているそうで勉強のために見に来ていたそうです。

せっかくなので、という事で新宿で3人で食事。その後、タルトタンのプロデューサーの岩田さんからヤマモト君に電話があり、彼がオーナーのゴールデン街のバー
「家庭教師」に移動。岩田さん呼びつけておいて「朝6時起きでビデオ撮影なんで」と退散。意味わからないです。

店で意気投合した誰かともう一軒行ったような記憶はあるんですが、どこに誰と行ったかは記憶なしでございました。

6月13日
BaseBallBearのワンマンライブで日比谷の野音。
リリースタイミングでもないのに 見事ぎっしりのソールドアウト
1曲目からライムスター登場(夜に字多丸さんラジオがありますからね)新旧取り混ぜてのセトリ。

白眉は「十字架You and I」での上り詰め行くような16ビートのグルーブ。

四つ打ちバンドのオリジネーターみたいな事も最近言われる彼らですが、このグルーブはこの4人でしか出せないですね。

演奏にキャラクターが出せる日本のバンドって思うとなかなかないですよ。

人気曲に頼らずとも十分持っていきますね。

新曲とツアーも発表。なんと30代に突入する彼ら、まだまだ楽しみです

デザイナーの三栖君とフリーになったデザイナーのカマちゃん(女子ですよ)ライターの山村君と飲む

ナンバーガールからBaseBallBearまで良い仕事してる、三栖君の話の面白さは最高なんですが、即身仏か!というほど食に意欲を無くしてるのが心配なんです。

6月14日

映画「新宿スワン」を見に行く。園子音、ここ何作かリアリティーラインが気になって、いまいちだったんですが、これは最高ですね。

綾野剛祭りでした。最高


この傑作をまさか聞いてないとかありえないですが、万が一の方もいると思うので
二十九歳(初回限定盤)(DVD付)
Base Ball Bear,小出祐介,MUMMY-D,宇多丸
ユニバーサル ミュージック



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ミュージシャンになろう!
加茂 啓太郎
青弓社