音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

皆さん、ゼロ・デニールですよ by 寺嶋由芙

2015年02月09日 | ライブ

2月2日

オリコンの取材 音楽業界人ならば一度は表紙になりたいもんですが、まだ道のりは遠い感じですね

タモリ倶楽部とタマフルとオリコンの表紙に出るというのは人生の目標にしたいと思います。

下北沢の風知空知のブッキングマネージャーにお会いして色々話す

深夜でも飲めて食べれるので時々行ってました。

ここはライブハウスというよりも飲めて、話せてライブもやるという感じ。

でもグランドピアノとは言いませんがデジタルピアノは欲しいです。何とか是非

2月3日

寺嶋由芙ちゃんのバンドリハーサルで渋谷ペンタ

今回のバンドは僕がキャスティングしました。ゆふぃすとの皆様に余分心配を欠けたくないという飯島マネージャーからの指示で、女性でそろえて欲しいとの事

なので ベースのショーコちゃんはプレイヤーオーディションで応募してくれました。ドラムのUちゃんは最初は何であったか思い出せなかったんですがナンバーガールのデビュー直後の新宿ジャムにも来てくれていたかなり初期からのコア・ファンだったんです。

この二人のリズム隊はKUMAMIのバックも良くやってもらいました。

ギターの岡愛子ちゃんはBAND Aがまだ福岡で活動していた頃からの付き合い

キーボードのrionosちゃんは由芙ちゃんのメインソングライター&アレンジャーですからね

「好きがはじまる」のイントロの頭についたリフは何が元ネタか分かりましたか?

「好きがこぼれる」のエンディングでドラムを止めて、スネアの連打から入るとか

「ゼンゼン」はBPMを2早くして、アウトロを16小節つけるとか、細かく、色々やってるんです。

リハ終わりでバンドメンバーと小洒落たフレンチ 渋谷rest

バンドマンはお金ないですけど、ファーストフードばかりでなく、たまには良い音楽を作るために美味しいもの食べた方が良いと思うんですよね

食べログ高得点の店なんですが 5人中3人は下戸1名の1杯程度なんで 一人5000円いかずでびっくり

いかに酒に金使ってるかが分かりますね。

テレクラキャノンボール的に言えば「飲む人生と飲まない人生があるなら、俺は飲む人生を選ぶ」という事ですかね

2月4日

MTG 某宣伝担当者「今はMXテレビが熱いんです」と「五時に夢中」と「バラ色ダンディー」の帯を全部録画してチェックしてるそうです

僕も嫌いじゃないですが、そこまでは出来ないです。「宇多丸さんを各局狙ってますよ」との事。

グレートハンティングナイト VOL67

会場は西麻布の新世界で初めてお借りしました。
ここは70年代からある芝居小屋を改装したところでキャパ100人程度なんですが贅沢にもオーケストラピットがあるんです。

出演は じゅじゅ、テンテンコ、ふぇのたす、ベッドイン、クリトリック・リス

予約で150人近くなってしまい、どうなる事かと思ったんですが、何とかなりました。そのオーケストラピットは普段はお客さんは入れないんですが、この日は満員なので入れました。
当然、かなり見上げる形になるので、女子の出演者は必然的にパンチラになってしまうんです。
ふぇのたすのミコちゃんは、なのでいったん帰って見せパン履いて来ました。ちなみにベッドインは何も気にしてないご様子でした。

客席はアイドルオタとサブカルマニアと、その中間の人たち。

よい感じで盛り上がります。特にクリトリック・リスは新曲(多分)2曲ドロップ

ホステスがホストの子供を産み、育てる歌と 死んだバイト仲間を思い出して泣き笑いする話。どちらも最高

名曲「ライス&ライス」ではクラウドほぼ全員が拳をあげて ライス&焼き飯コール 「桐島バンドやめるってよ」では時事ネタで「セバスチャンX活動休止するってよ」を織り込むセンス

アンセム「バンドマンの女」はサビを全員で合唱  ダブル・アンコールが鳴り止まない中、イベント終了

クリトリック・リスは本当にライブ見た方が良いです。笑えるだけではなく心に刺さりますから

ベッドインと記念撮影して終了

2月5日
寺嶋由芙ちゃんのワンマンライブのゲネプロ(通しリハの事ですね)で中目黒トライ

衣装も器材もほぼ本番と同じ。大きな問題はなしという事で

GOOD BYE APRILをシェルターに見に行く、楽曲のポピュラリティーと声の良さはずば抜けてると思います。

新曲のボンジョビ風リフの曲もラッシーの声があればGBAの世界になりますね

移動してバンド・オン・ザ・ラン最優秀バンド ヘンショクリュウ企画のライブでERA

もう、奇をてらわないで 王道を目指しましょう どうせやるんなら、それしかないんですから

2月6日

次号フリーペーパーの取材で三軒茶屋のクロスロードスタジオ

三軒茶屋のスティーブ・アルビニ 井上勇司さんにインタビュー

続いて同じく 表紙巻頭のふぇのたすの取材

インタビューアーはゆふぃすとでもお馴染みの宗像さん

質問のグルーブが良いんですよね。フリックでi-phoneに会話を打ち込んでいくスタイルも最高です

メンバーもお疲れですがご機嫌でした。

2月7日
弾き語り系アーティストオーディションで学芸大学メイプルハウス

25人来てもらう予定だったんですが、8人ドタキャン。基本的に止めて欲しいものですね

福岡とかから来てもらった方も居て恐縮です。

ツイキャス・オーディション 応募ないなぁと思ってたら日にち勘違いしてました。(失礼)

同じく、メイプルハウスで女川ナイト。震災で大きな被害を受けた町です。

関係者が集まって女川の日本酒と海産物 最高です

女川は僕も去年の9月にお邪魔して、その被害の大きさに驚き、復興に取り組み方達に感動しました。

寺嶋由芙ちゃんもサプライズで登場して盛り上がり

DJは女川の蒲鉾屋さんの高政さん。ハウスからニューオーダーとかなりのグッドセレクト。お見それ致しました。

クジラ、ホタテ、日本酒 美味しゅうございました


2月8日

寺嶋由芙ちゃんの初ワンマン

ここまでの経緯、詳細は下記の宗像さんの渾身のルポにかなうものはないので是非。

http://realsound.jp/2015/02/post-2451.html


強いて言えば表題の「ゼロ・デニールですよ」のMCは拾って欲しかったです

スタッフとして見ている気持ちとしては 初のワンマン 無事に終わって欲しいという、それだけだったんです。


でも、グループアイドルと違い 全てのファンを時分だけの魅力で満足させなければいけない
ソロ・アイドルは一瞬の気も抜けないステージを ビデオの上映などもありましたが2時間45分 やりきりました。

アンコールの「ゼンゼン」はバンドでやったんですがライブ用にBPMを2上げて、エンディングは同期を止めて16小節長くして、
より盛り上がるようにしたのですが、いかがでしたでしょうか.

終演後ドラムのUちゃんが「由芙ちゃんの顔つきがライブ直前に 全然変わって驚いた」言ったのですが、あんないつもカワイイ感じのゆっふぃーですが秘めたる闘志はあるんですね。

宇多丸さんを初めアイドル楽曲派の皆様(ベボベの小出君をのぞく)に誉めていただき嬉しい限りです。

猫になりたい!(初回限定盤)(DVD付)
寺嶋由芙,ジェーン・スー,山本奨,rionos,PandaBoY,MOSAIC.WAV,ビリー・スタインバーグ,トム・ケリー
ユニバーサルミュージック&EMIアーティスツ合同会