音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

アンガス!アンガス!

2010年03月13日 | 音楽
AC/DCは77年渋谷陽一のサウンド・ストリートでBBCのライブ音源を聞いてはまりました。

ボン・スコット派だったので80年代はスルーしていたのですが、00年代からチェックするようになり9年前の横浜アリーナ最高でした。

どうせ一緒だからとスルーした「Black Ice」もVinylで予習。
9年前に買ったデビル角はバシ君がステッカーを勝手にはがして捨てた(根に持ってます)なので着用せず。

席は、ほぼセンターの13列目。肉眼で汗が飛び散るのを確認できます。
同行のダイチャンはアルバム1枚も聞いた事ないのにオープニングから大興奮。

アンガスは55歳、走るは、飛ぶは、転げまわるはで、見てるこっちがひざや腰は大丈夫かと心配になる(でもジャンプは意外に飛んでなくてネックを振り上げてごまかしてた)
パンツさげるのは猫ひろしかと思いました。

前回の来日よりさらに薄くなった頭頂部を曝け出してのアクションに涙。
ギターは1本、音色もソロとリフが違うだけ(マルコムは多分全部一緒)

ドラムは2フロアでシンバルは結構あるのにほとんど使わず。
ベースもルート基本

50代後半のブライアンはツェッペリンやピストルズのように半音下げなし(多分)

難しい事、気をてらった事は何一つしないのに、この強靭なグルーブはまさにバンド・マジック。

花火、暴走機関車、巨大鐘、巨人ビッチ、大砲、火炎とお約束の連発ですが最高すぎ。

終演後、一緒に行ったミドリのハジメ君とAC/DC談義。
「お約束」が許されるバンドと許されないバンドの理由。ボン・スコットの方がかっこいいが彼だったら、ここまでのメガ・バンドにはならなかったのでは?等々。

Vinylで聞くのがこれほど合うバンドはないです、まさにBack in Black。