音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

幸子って名前は不幸せそうなのはなんで?

2009年09月26日 | 演劇
大人計画の本公演「サッちゃんの明日」を見に行く。
パンフによるとテーマは朝の連ドラの下町で覚せい剤だそうです。
何度も書きますが僕は93年からひとつを除いて、全ての大人計画関連の舞台を見てます。
今回のはまだスズナリとかでやってた頃の大人計画を思い出しました。
身障者、近親相姦、エロ、ドラッグ、アブノーマル、タブーのてんこ盛り&くだらないやたらオードーリーに関する小ネタなど。
いつも見終わると世の中の奥行きがはっきり見えてきます。
本当にチケットが手に入らないんですが、なんとか見てください。

アルバム「深夜高速ー生きててよかったの集い」を聞く。


これはフラワーカンパニーズの知られざる名曲「深夜高速」を13のアーティストがカバーしたもの。つまり同じ曲しか入ってないです。
これが本当に良いんですよ。

おとぎ話、ミドリといった若手から金子マリ、泉谷しげるというベテラン。
怒髪天といったパンクから湯川潮音,中孝介というバラードまで

料理に例えると、最高のマグロをどう料理するかという事ですね。
食材が良くて料理人がよければ最後まで美味しいですよ。

歌詞の「生きていてよかった、そんな夜を探してる」というのが、今は生きていて良かったじゃないのが素晴らしい。

個人的には「タテノリの何が悪い」といった感じのARB,アナーキーといったビクター系ロック直系の怒髪天が面白かったです。

以前、フラカンのライブの時に「これから発売されるニューアルバムの中の一番つまらない曲をやります、という事はニューアルバムにどれだけ良い曲が入っているかというのが分かると思います」このMCは僕のMC最高チャート1位です。
深夜高速-生きててよかったの集い-

SMA

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