音楽にこんがらがって

音楽制作を生業としている加茂啓太郎の日常

ジュリーマン

2008年04月15日 | Weblog
12日
BaseBallBearのツアー・ファイナルを見にゼップ・トーキョー.
02年11月28日、5年半前にナンバーガールの解散ツアーを高校生の彼等と一緒に見ました。
僕は打ち上げに行って彼等は観覧車に乗りに行きました。
そこで小出君は「俺達もいつかここでやる」と叫んだとMCで言ってましたが、多分、あの場で、そう思ったバンドマンは、一杯居たと思うんですね。それを実現させたというのはすごいと思う。
ツアーの度に本当に成長してます。
この成長を同時に体験出来るファンは、自分の成長と思い出をアーティストに重ね合わせて、自分の帰っていく場所に出来る、それがリアル・タイムで音楽を聴く喜びですね。
それが無ければ過去の名盤だけ聴いていればいいんですから。
ロックン・ロールのディズニーランド(行った事ないですが)を目指してください。
アドバイザー?みたいな事もやっている、ZEPPの上のTOKYO CULTURE CULTUREをのぞく。
B級ないしはC級芸人がかなり意味不明な芸。
70年代中盤までのジュリーのコスプレ?をやる人はネオン・マン(写真)になってました。あらためて初期ジュリーは、かなり独特な世界感ですね。今ならただのDVみたいな歌詞もあってやばいです。

13日
PoPoyansも参加したオムニバス・アルバム「リトル・シングス」のレコ発で渋谷SECO。彼女達はサポートにプロデューサー鈴木惣一朗さん(ウクレレ&8弦ウクレレ)田中祐司君(ビブラフォン)を迎えてのステージ。
かなり音楽的になりました。
二人だけの学園最的なライブも良さはあるのですが、そこにずっといる訳にはいかないですから。

白眉はトリのアルゼンチンのポスト・ファナ・モリーナとも言われる?フローレンシア・ルイーズ。基本はエレキの弾き語りで後半3~4曲を日本のミュージシャンでG,Ba,Drを入れて。
歌のリズムはポルトガル語?の響きと相まって、食べた事無い料理を食べて、すごく美味しいんだけどなんで出来てるかわかんない感じ。