パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

パラサイト 半地下の家族

2021年01月09日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月9日(土)雪の朝


全く予備知識なく、昨日テレビ地上波にて「パラサイト 半地下の家族」鑑賞。
え?え?え?こういう感じの話だったの???
もう少し軽めと言うかコミカルなものを想像していた。
R12指定というのも、色仕掛け的な事で富裕層家族に取り入るシーンでもあるのだろうと思っていた。
が、後半のグロさに「あ、これかっ!R12はっ!」

貧困層VS富裕層の映画である、という先入観から、いつこの貧困家族のパラサイトが金持ち家族にバレるのかという視点で見ていてドキドキしたが、
話はそんな単純な展開ではなく、もっというならば、さらなる貧困層の登場により、貧困層同士の闘いへと広がっていく。
この映画は、自分がどちらの層に属しているかによって見方が違うらしいが、
ワタクシ、この貧困家族の強かさとか頭の回転の速さに感心はするものの、金持ち家族に非があるとは思えない。
金持ち家族の母親が息子の才能をバカみたいに信じるのは親バカとして当然のことだし、父親が臭いの事を気にする事を責める気にはならない。
(いや、まぢで、ニオイってのは難しい問題ですよ、まぢで)
貧乏家族の母親が言っていた「金持ちだから優しい」というのはホント真なり!と思う。
ただ、金持ちゆえの無垢さだったり無邪気さ、少しの配慮の無さなどが貧困層を刺激してしまう。
この金持ち家族は不運だったよな〜と同情する。
これって、ワタクシが富裕層寄りということなのだろうか。
貧困層に属しているとしたら、この「半地下家族」の行動を心底応援するというのか。
そんな事を考える自分はつくづく中流階級なのかもしれない。
コメント (2)
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図書館の話

2021年01月08日 | Weblog
1月8日(金)晴れ時々雪

南国鹿児島も雪がチラチラ舞って寒い1日。

こちらに帰ってきて良かったなあと思ったのが図書館の予約。
どんなに人気の本もせいぜい60人待ち程度。
東京での400人待ちとかで、忘れた頃に届くのと比べると、夢のようだ。
ただ、ネットで予約する時に、タイミングなのか、何が原因かわからないのだが、予約できていないことが度々。
さらには、夫に頼まれて借りた本があり、読み終わらなかったから延長して!と頼まれたので、ネットで延長した。
確かに「延長」という文字を見た。
今、夫はその本を持って自分の実家に帰っている。
ワタクシは、自分が借りた本の返本期限はいつだったかなとネットで確認してびっくり!
夫の本が延長されておらず10日延滞となっている。
なんで?なんで?なんで?
大慌てで、朝イチで町の図書館へ。
n「申し訳ありません!!!かくかくしかじかで〜〜〜
さらには、夫が今、その本持って出かけておりまして・・・返本がさらにもう少し遅れます!」
司書さん「大丈夫ですよ!ご心配されましたね。」と優しい。
すごく優しいんだけど・・・
これがいわゆる「マウント」ってやつ?
彼女が何を言ったかと言うと・・・

延長できなかったのは、もしかしたらそのタイミングで予約が入ったのかもしれない。
あるいは、この本は市の図書館では禁帯出の本なので延長できなかったのかもしれない。
でも、この町の図書館では二冊だけ貸し出しできます。
予約も、取り消されたのか、入っておりません。
特別に延長して差し上げます。
私は司書なので、シルバーさん(高齢ボランティアさんのことか?)とは違う画面(PC)が見られますし、
今朝の担当が私でよかったよかった。

要約すれば上のような事なんだけど、結構延々と、ありがたがれと言わんばかりの口調で、語るおばさま。
年の頃ならワタクシより少し上かなあ。
誰に対してマウントを取りたいんだろ。
あたし?ありがとうございますって言わせたい?
それとも、そこにいないシルバーさん?司書は格が違うのよってアピール?

予約本が二冊入ってたのと、あと数冊借りようと思い小さな図書室内を物色しててびっくり!!!
誰もいないと思ってたら、部屋の片隅の椅子におじさまが一人座って本を読んでおられる。
いわゆるシルバーさんなのか?それとも開館と同時にやってくる読書好きのおっさんなのか。
おばさまは「ここだけの話ですよ」的な言い方をされてたが、いいのか?人、おるよ。

ワタクシ、まあまあ人からバカにされやすいタイプ。
へらへらしているせいか?
チビのせいか?
図書室を出るドアのところまでへいこら頭を下げながら「こういう人、いるんだぁ〜いやぁびっくりするわ。何と闘ってるんだろうか。」

今日の一枚は、先日眼科で読み込んだ雑誌「LDK」の入浴剤で上位にランクインしていたやつ。
これでお風呂上がり、少しは熱くなるかと期待して買ってみたが、相変わらず脱衣所で寒い。
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年をとる

2021年01月06日 | Weblog
1月6日(水)曇り

老母の目が見えにくいのは白内障だということで、手術に踏み切る。
去年の暮れに右目をやって、今年あけてすぐに左目を手術。
日帰り手術である。
手術前には家族に手術の説明をしますとのこと。手術当日は家族は待合室で待機してくださいとのこと。
翌日の朝イチには検査と説明があるのでまた付き添い人が必要。
家族のいない人はどうするんだろう。
白内障の手術というからにはそれなりに高齢の人たち対象であろう。
家族と同居しているとは限らないし、近くに子供や親族がいるとも限らないだろう。
どうするんだろうね〜と母に言うと、しばらく自分の周りの「白内障手術経験者」を思い出していたが・・・
「プール仲間のSさんは一人暮らしだったから、病院側から入院してくれって言われてた。
彼女は定年までバリバリ働いてたからお金もあるし、保険金も下りるから、その後、お高い眼鏡を新調してたわ。」

年末の眼科の待合室で雑誌を読みながら手術の終わるのを待つ。
この眼科のシステムでは、火曜と木曜の午後が手術日。
ドクターはお一人なので、最大で1日4人の手術。
そして、その後5時半から6時半まで午後の診察。
よって、待合室には付添人がポツンポツンポツンと4人。
「L D K」という雑誌をじっくり読み込んでいると、自動ドアが開いておばあさん登場。
受付の人が「今日は手術日なので、診察は5時からなんですよ」と説明しても
「目を洗って欲しいの。」の一点張り。
受付の人が5時からだって言ってるのに、ボケたふりなのかそこだけはスルーしながら、「目を洗って欲しい」と訴え続ける。
とうとう根負けした彼女が看護師さんにSOS。
看護師さんも、散々「処置はドクターしかできなくて、ドクターは手術中で5時半にならないとオペ室から出てこられないのです」と言っても言っても「目を洗って欲しい」
聞いていてイライラする待合室のワタクシ。
看護師さんも根負けして、おばあさんを処置室へ。

また別のお婆さん来院。
受付の人「今日は手術日なので・・・診察は5時半からなんです。」
お婆さん「待ちます」
受付の人「へっ???」
思わずワタクシも「へっ???」と思ってお婆さんをガン見してしまった。
だってまだ3時だよ。
受付の人「まだ3時で、まだこれから2時間半くらいありますよ。」
お婆さん「はい。」
歩いてうちに帰るのが面倒なのか、はたまたうちに帰ってもすることないし、待合室でテレビ見るのと変わりないから帰らないのか。

こういうお婆さんたちを見ながら「そうだよね〜病院側も家族に付き添ってもらわなきゃ困ったばあさん達たくさんいそうだよね。術後の点眼薬も三種類あったり5分の間をとって差すとかめんどくさいし。
家族にきちんと説明聞いてもらわなきゃねえ。」と年を取るということをしみじみ感じたりしていた。


よそ様のおばあ様の事だけ言うのもなんなので、我が老母の話も少々。
明日義弟Aが来るという日。
明日は「すき焼き」にしようと言い、老母が張り切って買い物に出かけた。
帰ってきてお肉を見ると「焼肉セット」
「お母さん!これ焼肉用の、少し分厚いお肉だよ。」
「あらっ!間違った!」とゲラゲラ笑い、夕方もう一度買いに行った(お前が行けよ!と思われるかもしれないので断っておきますが、我が母はとてもフットワークが軽く、さらには買い物好きである。)
そしてテーブルに広げたお肉のパックを見てワタクシは二度見した。
「焼肉セット」
いよいよボケたのか。
力なく「かあさん、なぜまた焼肉セット?」
老母爆笑。落ち込まないこのポジティブさがこの人の持ち味。
そんなボケ話を肴にみんなですき焼きをつつく。
ワタクシは缶チューハイを母と分け合って「カンパ〜イ」
白内障の手術の話なぞして(その日が手術だった)
はっ!術後の注意を老母と一緒に聞いた中で飲酒や喫煙、入浴は禁止だった!!!
呑ませてしまった!
甘い缶チューハイ「ほろよい」だし、小さなグラス一杯だし、大丈夫だよね・・・と、思いながら一晩ドキドキしながら過ごす頼りない「ご家族」であった。
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一軒家VSマンション

2021年01月05日 | 衣・食・住
1月5日(火)曇り

寒い。
南国鹿児島なのに、寒い。
先日の寒波襲来の時は初雪を見た。
また今週末あたりも雪が降るらしい。
一軒家は寒い。
いや、これは語弊がある。
「我が実家は」と言い換えないといけないかもしれない。
そして、それと、これから対比するマンションというのも、以前東京で住んでいたマンションの話なので、
マンション全部がそうであるとは言えないだろう。
さらには、今、「東京恋しやほーいほい」なので、築五十年越えのボロい我がマンションの事ですら高級マンションだったような気持ちに陥ってる。
なので、正確には『鹿児島の我が実家』VS『東京の我がマンション』というタイトルになるのだが、いちいち「我が」とか「地名」とか入れるのめんどくさいので、その点はご了承ください。

もう寝る時間なのに、あまりの寒さと、水の冷たさに腹が立ったので、さっきスリープにしたパソコンをもう一度起動させている。
マンション暮らしの時、あまり「寒さ」とか「暑さ」を感じなかった。
気密性の良さと、12階という高さのおかげだろう。
夏は窓を全開しておけばよかったし、冬も滅多なことでエアコンを作動させることなく、ホットカーペットの上に寝そべるくらいだった。
まあ、その気密性の良さのせいで、窓の結露はおそろしいくらいで、その結露を溜めた水切りワイパーで観葉植物の水やりはまかなえるほどだった。
窓の下はカビるし、敷いたバスタオルはずっしり重く、憂鬱だったことは忘れた。
今の、一軒家の寒さに比べれば、そんなことは大したことではないと思えるほどだ。
石油ストーブを焚く。
昔懐かし、やかんを置けるタイプのストーブだ。
シュンシュンとすぐお湯が沸く。
部屋も乾燥を防げてお肌にもいいしね〜なんて思ってたの2、3日のことで、石油は臭いし、朝、一番に起きた人がストーブを点けてくれるまで起きる気がしない。
石油臭いニオイを合図に靴下履いてスリッパ履いて降りていく。
マンションでは、あれほど頑なにスリッパを拒否していたワタクシだったが、今、実家の汚さに加え、寒さをしのぐためにスリッパを履く。
元来ケチな性分なので、ストーブオンリーにしたいが、寒くてホットカーペットも併用したりする。
寒がりが発覚した我が夫は、さらにエアコンまでスイッチオンしたりする。
電気代が怖い。
まあ、父の銀行口座から引き落とされるからいいけど。
そして、あっという間に灯油が無くなる。
縁側に置いてある灯油缶から入れなくてはならない。
めんどい。
さらには灯油をガソリンスタンドに買いに行かなきゃならないのもめんどくさい。
車生活から遠ざかっており、16年ぶりに復活した今、まだセルフ給油に慣れない。
ドキドキする(って言っても一回しか給油したことないが)
それなのに、灯油までもセルフで入れねばならない。
素人が危険物を扱っていいのか?いつかどえらい失敗をしでかしそうで怖い。

さあ、歯でも磨いて寝るかと思って、歯を磨いて、口をゆすごうとして、あまりの水の冷たさにキーーーンとなった。
知覚過敏でもないのに。
水が冷たすぎるのだ。
いや、お湯の蛇口全開で出しているのだ。
でも、我が実家の給湯設備がボロいのか、なかなか温かくならない。
短気なので冷たいままの水でゆすいで、あまりの冷たさですっかり目が覚めてしまったので、今、こうして愚痴を綴っている次第。
東京では、こんなことはなかった。
朝、温かいお湯が直ぐ出て、それで顔を洗い、口をゆすいだ。
夜、お風呂に入ると、真冬だろうがお風呂上がりには冷たい飲み物を手腰でグイッと飲みたい気持ちになったものだ。
しかし、今、我が実家でお風呂に入って、脱衣所で、もう寒い。
だから茹でタコになるまで、皮膚が赤くなるまで、おそらく43度くらいのお湯にして肩まで浸かってから上がるようになった。
それでも寒い。
お風呂上がりに、ホットコーヒーが飲める。

と、一軒家を罵っているが、でも、「終のすみか」探しでは一軒家しか眼中にない。
もう、マンションに住む気は無いのだ。
なぜなら・・・庭が欲しいから。
お隣も、階下も、階上も要らないから。
いやまあ、50メーターくらい離れたところにお隣はあってもいいけど。
庭にネギや春菊、レタスにブロッコリー、セロリにパセリを採りに行く幸せ。
カボスがたわわに実って、それでカボス茶を作ったりもして。
いや、この菜園は老母と夫が競争のように手入れしてるんですけどね(あたしゃ花を植えたいと言って却下された)

さ、早く寝て、明日は不動産屋さんに内見の予定の連絡しなきゃいけないんだった。
おやすみなさい。いい夢を!

今日の一枚は、、、
先日の雪の朝の菜園と黒猫。
一軒家VSマンションの闘いの投票だと、間違いなく一軒家に一票を入れる黒猫。
ってことは、我が家は満場一致で一軒家の勝利ってことね。
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明けましておめでとうございます

2021年01月03日 | 本・マンガ・テレビ・映画
1月3日(日)晴れ
明けましておめでとうございます。


さて、年末からのテレビの話を。
まずは・・・紅白。
賛否両論あるようですな。
ワタクシ、今回は、実家のリビングダイニングキッチンで、だいたい全部見られたのが何よりで。
これまでは、義弟Aが上京してきて、義弟B一家もやってきて、娘夫婦もやってきて・・・の賑やかな年末年始で、紅白を見る余裕がなかった。
今年は、義弟Aと老母と中年夫婦4人の静かな年末年始。
紅白を見ていても・・・
老母「この女の子達(日向坂46)は一体何人いるの?」
ワタクシ「46っていうからには46人じゃないの?いや、そんなにいないか。23人???」(←「二十四の瞳」は12人だからというわけわからん思考に寄る)
一斉に「そんなにいないでしょ!」
GENERATIONS が出てくると
「これはジャニーズなの???」「韓国のグループじゃないか???」と論争しているおじおばの目に、サングラス姿の子が映り
「エグザイルかっ!」
ワタクシ「あれ?そういえば、あの人、え〜と、あの人は出てるんだっけ?さっき出てた山内惠介みたいな人」
そんなアシストじゃシュートは打てん!という顔の夫の横で
義弟A「氷川きよし?」
ナイスシュート!!!
でも一番の衝撃はGReeeeN。
出るの?出ていいの?顔出すの?
義弟A「逆光で歌うんじゃない?」
なるほど!無観客だしね。
そうこうしていると・・・
え?え?え?顔出してない?
え?え?え?GReeeeNって、こんな派手に踊る人達なの?
え?え?え?結構イケメン達じゃない?つか両はしの人たちってハーフ???
とバタバタしてると、夫が「ん?C G?」
あ、そういうことかとツイッターを見ると、
真ん中二人はいいが両端の頑張りが足りないとか、EXITりんたろーはGReeeeNだったのか!とか、そもそも本物を知らないから偽物かどうかわからないとか、面白い。

そうこうしてたら年が明けまして・・・
ニューイヤー駅伝見て、
箱根駅伝往路見て、
先ほど復路ゴールして、劇的というか、なんというか、駒大の監督の執念を感じ、今、呆けたようになっておるわけです。
そうそう!これはワタクシの老化なのか、人間が熟してきたのか、箱根駅伝のランナー達が、9割カッコいいか可愛い。
なぜに老化と思うかというと、その昔、会社の上司達年寄りはモーニング娘。を見て、誰が誰かはわからんけどみんな可愛いと言っていた。
若けりゃいいのか?と鼻じろんだものだが、いよいよその域に達したのか、ワタクシも。若けりゃかわいい、カッコいい。
しゅっとしている。
まあ長距離ランナーのスタイルは細いのが当たり前だが、顔が綺麗な子が多くありませんでしたか今回。
かと思うと、君はバンドマンかっ?はたまたジャニーズ伊野尾君に憧れてる?っていうような髪型の子がいたりして。
夫や義弟が実家に帰った後、こっそりこの疑問を老母に投げかける。
老母「確かに!カッコいい子が多いねえ〜」
メンクイのDNA健在!

「逃げ恥」見ました?
詰め込んだね〜とは思うけど、どなたかが呟いておられた「政府に見て欲しい」まぢで!
後半には「コロナ禍」の現在まで出てきた。
ワタクシ的にはもう就職も、結婚も、出産子育ても終わった者として、余裕ブッこいて見ていたが、番組終わった後、反感持った人たちの叫びを聞くとやるせなさが。
でも、こういう感じで、LGBT、育児休暇、出産(計画無痛分娩ってのもすっかりメジャーなものになっているの?知らんかった)セクハラ、モラハラ、パワハラ等々、その時々の生きる上での課題を取り上げてくれればいいよねと思った。

ってことで、今夜は映画「天気の子」を観ます。
今年もこんな感じでのんびり楽しくテレビ観て、のんびり楽しい一年になりますように。
そして、その感想文をここで書いたり、愚痴ったり、怒ったり、笑ったり、自慢したり反省したりします。
どうぞよろしくお付き合い下さいますようお願いします。
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