8月23日(水)晴れ
料理に本腰入れると誓った今、我が家の小さめ冷蔵庫は満員御礼である。
豚肉、牛肉、鶏肉、ひき肉、いか、マグロにアジに鮭。
野菜だって常連の玉ねぎ人参じゃがいもに加え、プリーツレタスにニラ、
ピーマン、枝豆、大根、長葱、しいたけ、えのきだけ、
なすにトマト、オクラにモロヘイヤ、ゴーヤにニンニクの茎まであるのだ!えっへん!
しかし悲しいかな夕べは調理時間が少なかった。
よってアジの塩焼きにオクラとモロヘイヤの和え物、おみそ汁・・・
買物に荷物持ちとして、つきあわされた娘が
「ネギトロ丼じゃないんだ・・・」と小さくつぶやく。
「イカ飯食べたいなあ~」というリクエストもしてくれる。
まあ待ちなさい!今夜こそはご馳走よっ。
前夜「夏ばてかなあ~」と食欲なかった夫はすでに自力で回復。
今夜は何にしようかなあ。
調子こいて買いこんだはいいけど、計画性のなさは相変わらず・・・
食材が傷んでダメにならないうちに何とかしなきゃ。
綺麗な野菜を買ってくるのは簡単だが
食べられるようになるまで育てて、収穫して、洗って・・・という作業は
ホントに大変なのだ!
多趣味な義母は菜園で無農薬野菜を作ってる。
いや菜園という可愛げなものではなく、私に言わせりゃ立派な畑である。
今回の帰省の時にも「みんなっ!収穫に行くよ!」と召集がかかり、
夫・娘・義弟一家で、裏山にある第3の畑に行く。
犬のホールもうちのイチもついてくる。
サトイモに落花生、とうもろこしにメロン、合間に咲いてるケイトウの花が赤くて
暑さに拍車をかける。
トトロの傘になりそうな大きなサトイモの葉、
歩くたびにびよよ~んと飛んで逃げてくバッタ。
ワクワクする。
おもしろいっっ!
しかし、この中途半端な好奇心が、後で泣きをみることになるのだ。
まずサトイモ!
義母がサトイモの採り方を伝授してくれるがなかなかむつかしい。
太陽はジリジリ照りつけて、手も足も顔もドロまみれ、汗まみれである。
畑の横の芝生の広場で遊んでる義弟一家と我が娘はいくら呼んでもやってこない。
ちょっと観察にやってきて、そして静かに立ち去っていった・・・
農業体験が楽しいのは、大勢のシロウト達がきゃっきゃっと騒ぎながらやるからであって、半クロウトの義母と、これまた半クロウトの夫が黙々と作業を続ける中で
思いっきり軟弱シロウトな私が混じっての作業は、ホント苦行であった。
サトイモの収穫が終わると今度は落花生である。
義母が落花生を抜くと、わらわらっと落花生が鈴なり状態。
おもしろいっっ!・・・しかし、この落花生を一つずつ手でとる作業もまた
地道としかいいようのないものである。
シロウトは見極めができないので、小さいのも、まだちょっと青みがかってるのも
いれちゃうもんね~だ。
とうもろこしの収穫は比較的楽。
立ったままできるしね。
私がよろよろと作業を続けてる合間に義母はさらにほかの野菜の収穫もして、終了。
私は一番軽い落花生を持つ係りになり、それでもよれよれで裏山を下りる。
これで苦行は、もとい、農作業は終了かと思いきや、
今度は収穫物を井戸水で洗うという作業。
井戸水が冷たいというのは本当ねぇ~
いやはや、食物を食べるまでの状態にするのって
手がかかるのだとあらためて実感。
汗を1.2ℓかいたので、水分補給して、涼しい部屋で一休みしたいところだが
なんと!夫の実家にはクーラーがないのだ。
(関係ないが、電話は懐かしの黒電話だ!)
初めてそのことを知った時、
この南国鹿児島でクーラーがないってどういうこと???と
暑がり嫁は倒れそうになったが、去年は想像したよりは過ごしやすかった。
しかし今年は異常に暑い。
今回帰省してまず目に入ったのがデデーンとデカイ液晶テレビ。
BSでみる高校野球が綺麗な事ったら!
しかし私に言わせりゃ、液晶テレビより、まずクーラーだろ!
買物の優先順位が間違っとる!
来年の夏までにわたしゃ頑張って働いて、実家にクーラーを贈るよと
帰ってきてから夫に言うと苦笑いしていた。
話を戻して・・・
今度は第二の畑へのお誘いがかかる。
ヘチマがいい感じらしいのだ。
スパンコールびっしりついてた娘のビーサンは
母が勝手に借りて農作業するものだから、どろどろである。
「東京帰ったら買って返してよねっ!」と怒られる。
ヘチマの下のししとうの茎にカメムシが異常発生してる。
緑の茎が見えないほどだ。軟弱嫁は卒倒しそうになる。
わたしゃ農家の嫁には行けないね。
・・・って、まだこの先、別口に嫁ぐ気か?
だから、今日の教訓、
「お肉もお野菜も、食べ物を無駄にしてはいけません!」
・・・そっくりそのままアンタに言いたいよ(冷蔵庫の野菜たち、心の声)
料理に本腰入れると誓った今、我が家の小さめ冷蔵庫は満員御礼である。
豚肉、牛肉、鶏肉、ひき肉、いか、マグロにアジに鮭。
野菜だって常連の玉ねぎ人参じゃがいもに加え、プリーツレタスにニラ、
ピーマン、枝豆、大根、長葱、しいたけ、えのきだけ、
なすにトマト、オクラにモロヘイヤ、ゴーヤにニンニクの茎まであるのだ!えっへん!
しかし悲しいかな夕べは調理時間が少なかった。
よってアジの塩焼きにオクラとモロヘイヤの和え物、おみそ汁・・・
買物に荷物持ちとして、つきあわされた娘が
「ネギトロ丼じゃないんだ・・・」と小さくつぶやく。
「イカ飯食べたいなあ~」というリクエストもしてくれる。
まあ待ちなさい!今夜こそはご馳走よっ。
前夜「夏ばてかなあ~」と食欲なかった夫はすでに自力で回復。
今夜は何にしようかなあ。
調子こいて買いこんだはいいけど、計画性のなさは相変わらず・・・
食材が傷んでダメにならないうちに何とかしなきゃ。
綺麗な野菜を買ってくるのは簡単だが
食べられるようになるまで育てて、収穫して、洗って・・・という作業は
ホントに大変なのだ!
多趣味な義母は菜園で無農薬野菜を作ってる。
いや菜園という可愛げなものではなく、私に言わせりゃ立派な畑である。
今回の帰省の時にも「みんなっ!収穫に行くよ!」と召集がかかり、
夫・娘・義弟一家で、裏山にある第3の畑に行く。
犬のホールもうちのイチもついてくる。
サトイモに落花生、とうもろこしにメロン、合間に咲いてるケイトウの花が赤くて
暑さに拍車をかける。
トトロの傘になりそうな大きなサトイモの葉、
歩くたびにびよよ~んと飛んで逃げてくバッタ。
ワクワクする。
おもしろいっっ!
しかし、この中途半端な好奇心が、後で泣きをみることになるのだ。
まずサトイモ!
義母がサトイモの採り方を伝授してくれるがなかなかむつかしい。
太陽はジリジリ照りつけて、手も足も顔もドロまみれ、汗まみれである。
畑の横の芝生の広場で遊んでる義弟一家と我が娘はいくら呼んでもやってこない。
ちょっと観察にやってきて、そして静かに立ち去っていった・・・
農業体験が楽しいのは、大勢のシロウト達がきゃっきゃっと騒ぎながらやるからであって、半クロウトの義母と、これまた半クロウトの夫が黙々と作業を続ける中で
思いっきり軟弱シロウトな私が混じっての作業は、ホント苦行であった。
サトイモの収穫が終わると今度は落花生である。
義母が落花生を抜くと、わらわらっと落花生が鈴なり状態。
おもしろいっっ!・・・しかし、この落花生を一つずつ手でとる作業もまた
地道としかいいようのないものである。
シロウトは見極めができないので、小さいのも、まだちょっと青みがかってるのも
いれちゃうもんね~だ。
とうもろこしの収穫は比較的楽。
立ったままできるしね。
私がよろよろと作業を続けてる合間に義母はさらにほかの野菜の収穫もして、終了。
私は一番軽い落花生を持つ係りになり、それでもよれよれで裏山を下りる。
これで苦行は、もとい、農作業は終了かと思いきや、
今度は収穫物を井戸水で洗うという作業。
井戸水が冷たいというのは本当ねぇ~
いやはや、食物を食べるまでの状態にするのって
手がかかるのだとあらためて実感。
汗を1.2ℓかいたので、水分補給して、涼しい部屋で一休みしたいところだが
なんと!夫の実家にはクーラーがないのだ。
(関係ないが、電話は懐かしの黒電話だ!)
初めてそのことを知った時、
この南国鹿児島でクーラーがないってどういうこと???と
暑がり嫁は倒れそうになったが、去年は想像したよりは過ごしやすかった。
しかし今年は異常に暑い。
今回帰省してまず目に入ったのがデデーンとデカイ液晶テレビ。
BSでみる高校野球が綺麗な事ったら!
しかし私に言わせりゃ、液晶テレビより、まずクーラーだろ!
買物の優先順位が間違っとる!
来年の夏までにわたしゃ頑張って働いて、実家にクーラーを贈るよと
帰ってきてから夫に言うと苦笑いしていた。
話を戻して・・・
今度は第二の畑へのお誘いがかかる。
ヘチマがいい感じらしいのだ。
スパンコールびっしりついてた娘のビーサンは
母が勝手に借りて農作業するものだから、どろどろである。
「東京帰ったら買って返してよねっ!」と怒られる。
ヘチマの下のししとうの茎にカメムシが異常発生してる。
緑の茎が見えないほどだ。軟弱嫁は卒倒しそうになる。
わたしゃ農家の嫁には行けないね。
・・・って、まだこの先、別口に嫁ぐ気か?
だから、今日の教訓、
「お肉もお野菜も、食べ物を無駄にしてはいけません!」
・・・そっくりそのままアンタに言いたいよ(冷蔵庫の野菜たち、心の声)