今回の安倍内閣にアドバイザーとして内閣に
入った、京都大学院の藤井教授が指摘されて
いるが、過去二千年の歴史を調べたら、東北の
大震災と、首都圏のそれとは、十年の時差で
起きる可能性が、非常に高いそうである。
もちろん西日本の危険度も、東北・首都圏と
関連性があり、95年に阪神大震災があったから
と言って、当分は安全だとは言い切れない。
日本の地勢的なリスクには、地震・津波に加えて
富士山の噴火も挙げられる。
織田信長が桶狭間に今川義元を急襲し、その首を
取ったとは、誰も知ることだが、その年1560年には
富士山が噴火した記録がある。
今川の領土は今の静岡県で、富士山麓に今川家が
有った事を思えば、上洛の兵を動かす経済力が
あった事が不思議に思える。
当時は甲斐の武田と越後の上杉が、何回も川中島
で戦っており、両家とも下卒は農家を動員しての軍で
あった。富士山の噴火がもたらした筈の、農地に及んだ
火山灰の影響が、特に武田家に無関係だったとは、
考え難い。歴史の中の大きな?である。
(歴史エッセイ69,70参照)
【 歴史エッセイ (69) 桶狭間合戦と富士山噴火 】はこちら
【 歴史エッセイ (70) 富士噴火(続) 】はこちら
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